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左利きの方に!L字ファスナー財布 Cram “左利き”タイプのご紹介。完全受注生産で、8月6日より予約受付開始。

L字ファスナー財布 Cram “左利き”タイプのご紹介。完全受注生産で、8月6日より予約受付開始。

L字ファスナー財布 Cramの左利きタイプを製作します。 完全受注生産で、本日、8月6日(水)22時より8月20日(水)まで、ムネカワ直営店・オンラインストアにて受付を開始します。 完成は9月中旬頃を予定。完成次第順次お届けします。 L字ファスナー財布 Cramを左利きの人にも快適に使っていただきたい、という思いから製作することとなった左利きタイプ。 これまで革財布の使用に違和感を感じていた人は是非ご検討ください。 商品詳細・ご注文:▶︎https://munekawa.jp/products/rw2l 左利きの方が抱える、財布の小さなストレス 日本では約10%の方が左利きといわれていますが、一般的な革財布のほとんどは右利き用に設計されています。 右利き用の財布を左手で使うと、ファスナーの開閉方向や内装のレイアウトが、左手の自然な動きと合わないことがあります。毎日何度も使うものだからこそ、この小さな違和感が積み重なって、ストレスを感じてしまいます。 「左利きの人にも機能的なコンパクト財布を楽しんで使ってもらいたい」という思いから、今回の企画がスタートしました。 左利きタイプの特徴 左利きタイプのCramは、左右のカードポケットが反転しているのがポイントです。 右側にカードを5枚ほどまとめて入れられるカードスリーブ、左側にはカードを1枚ずつ収納するカード段が2段あります。 使い方には決まりはありませんが、おすすめの使い方として、右側のカードスリーブには「よく使用するカード」を、左側のカード段には「使用頻度はそれほど高くないけど、常備しておきたいカード」を入れておくと便利です。 カードポケットを左右反転にすることで、左利きの人にとっては使用頻度の高いカードへのアクセスがしやすくなり、日常で感じるストレスや使いにくさも軽減されます。 その他の仕様・収納量は通常版のCramと変わりません。コインケース部分や全体の形はシンメトリー(左右対称)構造なので、違和感なくお使いいただけます。 商品詳細・お届け時期 左利きタイプのCramは受注生産でのご注文となります。 下記の期間内にご注文ページからご予約ください。 受付期間: 2025年8月6日〜8月20日(名入れ刻印も受付可能です。) お届け予定:9月中旬頃完成予定。完成次第順次お届けします。 価格:¥34,100(税込) 商品詳細・ご注文:▶︎https://munekawa.jp/products/rw2l 「誰にとっても使いやすい」革製品作りを大切に。 近年、左利きの方への配慮は様々な製品で進んでいます。文房具やキッチン用品では左利き専用商品が当たり前になり、多様性を重視する社会の流れも後押ししています。 しかし、革小物の分野では、まだまだ左利き専用の製品は珍しいのが現状です。 キャッシュレス時代だからこそ、コンパクトで使いやすい財布が求められています。右利きの方にとって快適な財布があるなら、左利きの方にとっても同じように快適な財布があってもよいのではないかというのがムネカワの考えです。 ムネカワの革製品にシンプルなデザインのものや、左右対称のデザインの製品が多いのは、こうした「誰にとっても使いやすい」革製品作りを目指しているからなのかもしれません。...

スタッフが語るムネカワの革製品の魅力。製作スタッフインタビュー:L字ファスナー Cramとカードケース Tuck

スタッフが語るムネカワの革製品の魅力。製作スタッフインタビュー:L字ファスナー Cramとカードケース Tuck

大阪・大国町にある直営店併設の工房では6人のスタッフがおり、製品の企画からデザイン、製作、販売まで行なっています。そんな、ムネカワの製品について熟知しているスタッフたちは、プライベートでもムネカワの製品を愛用しています。 今回のブログでは、そんなスタッフの愛用品をインタビュー形式でご紹介します。実際に使っているからこそ、そして作っているからこそ紹介できる製品の魅力をじっくりお届けします。 スタッフプロフィール 名前: 髙橋純 担当: 製作工程全般 入社年数: 12年目  ――ムネカワの工房で製作の全般を担当しており、今年で入社して12年目になります。ムネカワの製作は全ての工程を少人数で行なっているので、日々技術を磨きながら製作を行っています。 愛用アイテム:L字ファスナーCram & カードケースTuck 左:L字ファスナー財布 "Cram" ブラック右:ICカードケース"Tuck" ブラック 普段の持ち物のスタイル ――できるだけ手荷物はコンパクトになるよう心掛けています。お財布やカードケースなどは、サッと取り出して使用したいので、パンツやジャケットのポケットに入れて持ち歩いています。 この製品を使い始めたきっかけ ――CramもTuckも使い始めて7年ほどになります。Cramは同じ形で革の種類やバージョンが違うものがたくさんありますので、その都度サンプルで製作したものを使っています。Tuckは同じものを7年間使用しています。 7年間で使用してきたCram ――新商品を製作する時は、まずは自分たちで使ってみて、使い心地を確かめるようにしています。CramとTuckも、7年前にサンプルとして製作したものを使い始めたのがきっかけでした。 最初は使い心地に違和感がないか、不便な部分はないかを確かめる目的で使い始めましたが、機能性とコンパクトさが自分のライフスタイルに合っていたこともあり、以来、長く愛用しています。 気に入っているポイント ――どちらのアイテムも「取り出しやすさ」と「収納力」、そして「コンパクトさ」を兼ね備えており、そのバランスの良さに魅力を感じています。 ――Cramはコンパクトですが、現金もカードも自分には十分な量を入れられますし、Tuckは、ポケットに入れてもかさばらず、持ち運びにストレスがない所が気に入っています。カードと一緒に、少額の現金を入れているので、現金しか使えないお店や通信障害などでカードが使えない時も、Tuckだけで完結する事が多いです。 キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、やはり現金の必要性を感じる場面は多いので、この2つのアイテムの組み合わせが便利ですね。 製作でこだわっている点 ――コバ(革の断面)の丁寧な仕上げは、製作時に特にこだわっているポイントです。コバの処理は、機能面に直接影響する部分ではありませんが、綺麗に仕上げている物は、手に取った時に、真っ先にその品質の良さを感じていただける部分だと考えています。 ――また、ファスナータイプの財布は開閉時のスムーズさを大切にしています。ファスナーを取り付ける際は、自作の木型を使用します。この木型をガイドに沿わすように取り付けていきます。 特に、Cramのようにファスナーがカーブしているものは難易度が高いのですが、木型を彫刻刀で削って形を調整し、スムーズにファスナーが取り付けられるようにしています。こうした作業の積み重ねが品質の高い製品を効率的に製作するために重要だと考えています。 お手入れの頻度...

ブッテーロのエイジング ムネカワの製品で見る、各色の変化の様子をご紹介

ブッテーロのエイジング ムネカワの製品で見る、各色の変化の様子をご紹介

時間が経つほどに色や艶、形を変えていく革の経年変化(エイジング)。 均一で美しいものから、ラフで味のあるものまで、環境や使い方によってその変化の様子はさまざま。 今回は、ムネカワのメイン革素材であるブッテーロのエイジングの様子を、使用前と使用後のムネカワの革製品を比較しながらご紹介します。 ブッテーロとは ブッテーロは、イタリア・トスカーナ地方のワルピエ社が手がけている革。滑らかな表面と豊かな発色が特徴です。 ブッテーロは「植物タンニンなめし製法」と呼ばれる製法で作られています。 ミモザなどの天然由来の素材を用いて動物の皮をなめす方法で、昔から伝統的に行われている製法です。繊維の密度が高く、長く使ってもコシを失わない丈夫な革です。 ムネカワで使用しているブッテーロは、オリジナルの加工として、革の繊維に高温・高圧でプレ スを加え、更に密度を上げることで強度を高めています。 エイジングは、植物タンニンなめしで作られている革の特徴ですので「革のエイジングを楽しみたい!」という方は植物タンニンなめしの革がおすすめです。 ▶︎参考記事「植物タンニンなめしとは?特徴を解説します」 それでは、実際にブッテーロのエイジングを見ていきましょう。 ムネカワの「ベル型キーケース Bell」「ICカードケース Tuck」「薄型小銭入れ Undo」の3アイテムを例に各色のエイジングの様子をご紹介します。 左側が未使用のもの、右側がムネカワのスタッフの私物です。 ブルーのエイジング ブルーはエイジング前は落ち着きのある爽やかな発色で人気のカラーですが、エイジングも魅力的です。 使っていくほどに、色は濃紺になっていき艶も深まります。使用から数年経つとブラックと見間違えるほどの味のある雰囲気になっていきますよ。 ベル型キーケース Bell S 約6年使用 ICカードケース Tuck約3年半使用 薄型小銭入れ Undo約2年半使用 グリーンのエイジング グリーンのエイジングも、ブルーと同様に濃く深く色合いが変わっていきます。 色は濃くなっているのに透明感が増していて、不思議な魅力を感じさせます。革の艶感と色合いのバランスが絶妙な一色。...

【限定モデル】シルバーファスナー仕様のL字ファスナー長財布「Cram Long」販売中

【限定モデル】シルバーファスナー仕様のL字ファスナー長財布「Cram Long」販売中

L字ファスナー長財布「Cram Long」シルバーファスナータイプ。 ミニ財布の構造を長財布に応用して作った、「薄く、コンパクトに持てる長財布」として人気のアイテム。 通常のゴールドのファスナーではなく、YKKエクセラのシルバーファスナーを使用した大人の印象の限定タイプです。 6月にご予約注文にて完売となっていたご予約分と合わせて製作した物をストックしていますので、今でしたらすぐにご購入可能です。 「前回の予約注文に間に合わなかった」 「購入前にお店で実物を手に取ってみたい」 という方は是非、ご検討くださいね。 ▶︎L字ファスナー財布Cram Long(シルバーファスナータイプ)https://munekawa.jp/products/rw3siz Cram Longはどんな財布? Cram Longは「薄くてコンパクトな長財布を探しているんだよね」というお客様からの何気ない相談から生まれたアイテムです。 長財布は沢山入るけど、大きくて持ち運びがしづらい。 ミニ財布に切り替えたいけど、現金はある程度持っておきたいし、自分のライフスタイルに合わないかも。 こうしたお悩みを解決できないかと、ムネカワの人気商品である「L字ファスナー財布 Cram」の構造を応用して作った長財布です。 一般的なL字ファスナー財布によくある「お札を噛む」リスクを解決し、カード、現金、小銭すべてにスムーズにアクセスできます。また、長財布派のこだわりのひとつである「お札を折らずに収納できる」という点も実現しています。 長財布の魅力はそのままに、ミニ財布としての使いやすさをプラスしたアイテムとしてご好評いただいています。 ▶︎参考記事「L字ファスナー長財布 Cram Long 完成までのストーリー」 「シルバー×ブラック」が持つ魅力 ファッション界では2025年、シルバーアクセサリーが主流トレンドとして注目されています。その背景にあるのが「Quiet Luxury(クワイエットラグジュアリー)」という考え方です。 Quiet Luxuryとは、控えめながらも確かな上質感を表現するライフスタイル。派手な装飾やロゴではなく、素材の良さや丁寧な作りで品格を示すという価値観です。 Cram...

革のマウスパッドが選ばれる理由|エイジングを楽しめる本革マウスパッドの魅力とは?

革のマウスパッドが選ばれる理由|エイジングを楽しめる本革マウスパッドの魅力とは?

ムネカワのレザーステーショナリーの中でもロングセラーのアイテム、レザーマウスパッド。 元々オフィスで使用するための製品として購入されることも多い製品でしたが、近年はリモートワークの普及によりご自宅用に選ばれる方も増えてきました。 しかし、まだまだ「マウスパッドは別になくても困らない」「使えなくなれば買い換えるし、安い物で十分」という方も多いのではないでしょうか。 実際、モニター、キーボード、チェアにはこだわっても、マウスパッドは後回しにしたり、重要視しないことが多い印象です。 そこで今回は、革のマウスパッドがいかに合理的で魅力のある製品か、その理由を解説していきます。 ▶︎参考記事:「消耗品」を「一生使える」に。革がマウスパッドの素材として優れているワケ マウスパッドは革のエイジングが進みやすい 「革小物」と聞いて、連想するものはなんでしょうか? 多くの人にとってそれは、財布や名刺入れ、キーケースなどで、マウスパッドを連想する方はあまり多くないかもしれません。 しかし本革とマウスパッドの相性は実はとっても良いのです。 その理由のひとつは「エイジング」です。 革のエイジングは毎日使用することで革表面につくキズや汚れによって起こります。 マウスを上に乗せて使用するマウスパッドは、財布やキーケースに比べて、さらにエイジングしやすく、革色や質感が大胆に変化していく様子を楽しめます。 多くのPC周辺機器は、購入時が価値のピークであり、やがて買い替えるものですが、革のマウスパッドは使い始めがスタートライン。 使い込むほどに価値が「育つ」製品と言えるでしょう。 ムネカワの工房でも、何年も使い続けているMP500があります。その表情は新品とはまったく違う深い色合いを見せ、手に馴染む柔らかさを持っています。「育てる楽しみ」を体験できる道具は、決して多くありません。 レザーマウスパッドはそんな楽しさに満ちた革小物のひとつではないでしょうか。 トコ材を裏面に使用することで「天然の滑り止め」に 軽いマウスパッドは、操作のたびに微妙にズレます。その都度、無意識に位置を修正する動作は、思考の小さな中断を生み、集中力のリズムを乱す一因となります。 「また動いてしまった」という小さなストレスの積み重ねが、一日の終わりにはどれほどの疲労となっているでしょうか。 ムネカワのレザーマウスパッドは、裏面には滑り止めゴムではなく、革のトコ面(裏面)をそのまま採用しています。ザラザラとした質感で、革の繊維がデスク表面に自然と食いつき、自然とマウスパッドの滑り止めとして機能する設計になっています。 革の特性をよく知り、それをそのまま活かすことで、シンプルながら長く使える革小物に仕上げています。 長持ちの秘訣は「500グラムの芯材」 こちらは、大阪・大国町にあるムネカワの工房でのレザーマウスパッドの製作の様子です。 ムネカワのマウスパッド「MP500」の最大の特徴は芯材として中に入れている500グラムのスチール板です。 ずっしりと重さがあるので、マウスパッドの自重によってマウスパッドが滑るのを防いでいます。また、マウスパッドが反り返ってしまう心配もありません。 スチール板を革で挟み込み、圧着して裁断、縫製をし、コバ(革の断面)を磨けばマウスパッドの完成です。 技巧的に難しいものではありませんが、それゆえに革の質感が全面に出ているのがMP500の魅力。 「長く使える」革の特性を最大限活かし、「長く使いたいと思える」革製品作りを目指す、ムネカワのコンセプトが活きている製品です。 気軽に始めやすい革小物「マウスパッド」...

愛着が深まる、革製品の「名入れ刻印」について。名入れ刻印で後悔しないための、基本ガイド

愛着が深まる、革製品の「名入れ刻印」について。名入れ刻印で後悔しないための、基本ガイド

革小物への名入れ刻印。 自分だけの特別なアイテムとして、また、大切な人への心のこもった贈り物として、革製品に名前やイニシャルを刻むサービスです。 「自分のイニシャルや名前の入った革小物を愛用している」という方もいるのではないでしょうか。 しかし、その一方で、「思っていた仕上がりと違った」「どんな風になるのか不安」といった、疑問や不安の声が聞かれるのも事実です。 そこで、この記事では、日々革と向き合い製作を行うムネカワなりに「革小物への名入れ刻印」がどんなものか解説します。 名入れ刻印の魅力が伝わり、革製品がもっと身近なものに感じていただければ嬉しいです。是非ご覧になってみてください。 なぜ革製品に名入れをするの?作り手が感じる、その魅力とメリット 名入れ刻印をする理由は人によってさまざまですが、日々お客様とのやり取りをする中で、名入れ刻印には大きく3つの魅力があるのだと感じています。 より愛着を持って使うために革製品は、自分の名前や思いが刻まれることで、より一層自分だけの特別なアイテムに感じられます。日々使うものだからこそ、パーソナルな印があることで、「もっと大切に育てていこう」という気持ちが自然と芽生えます。 ギフトとして喜んでもらうために誕生日や記念日、就職祝いなど、特別な日のプレゼントに名入れ刻印はぴったりです。名前やメッセージを刻むことで、ありきたりな贈り物ではない、「あなたのために選んだ」という特別な想いを伝えることができます。 こだわった物を使うためにこだわりの持ち物にさりげなく刻まれたイニシャルは、持ち主の美意識やステータスを雄弁に物語ります。使い込むほどに革の色が深まり、刻印が馴染んでいく様子は、まさに自分だけの歴史そのものです。 革製品は決して安いものではありませんし、毎日使うものですのでご自身用・ギフト用問わず「長く使える特別な一品として購入したい」という方にご利用いただいています。 名入れ刻印の工程のご紹介 革小物をご検討の方や、レザークラフト好きの方の中には 「名入れ刻印は、どのように行われているの?」 と興味を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。 そこで、普段私たちの工房で行っている名入れ刻印の様子を、少しだけお見せしたいと思います。 工程1:刻印機を準備する まずは刻印機の準備です。 ムネカワでは「WT-90AS」という熱で温めて使用する箔押し機(ホットスタンプ機)を使用しています。 箔押し機を安定した場所に起き、作業台が水平になるよう台座を調節し、電源を入れて箔押し機を温めます。 工程2:活字を組む こちらは、アルファベット順に並べられた金属製の活字。お客様からいただいたご要望に合わせて、一文字ずつピックアップしていきます。 活字ホルダーに活字を並べ、しっかりと固定します。 工程3:刻印の位置を定める 活字をセットしたホルダーを熱したプレス機に取り付け、製品を慎重にセットします。 ムネカワでは、製品それぞれに刻印位置が決まっています。革製品の機能や印象を損なわず、刻印が綺麗に入り、刻印が目に入る最適な位置を決めていますので、きっと気に入っていただけると思います。 ※製品の刻印位置は各商品ページに記載していますので、事前にご確認ください。 工程4:刻印をする 刻印の瞬間です。革を傷つけず、しっかり刻印されるよう強すぎず、弱すぎず、力の加減を微調整します。...

革財布の選び方と使い方Q&A|購入・手入れ・修理の疑問にMunekawaがお答えします。

革財布の選び方と使い方Q&A|購入・手入れ・修理の疑問にMunekawaがお答えします。

革財布は、毎日手にするものだからこそ、デザインや使い心地にこだわって本当に気に入ったものをつかいたいですよね。 しかし、革の種類やお手入れ方法など専門的な知識が必要そうで、購入に一歩踏み出せなかったり、使い方に不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。 「自分にぴったりの財布を見つけたい」「せっかくなら、美しい状態で長く愛用したい」 今回は、そんな皆様からよく寄せられる質問に、私たちMunekawaが一つひとつ丁寧にお答えします。 購入前の選び方から日々のお手入れ、もしもの時のトラブル対処法まで革財布にまつわるQ&Aをステップごとにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。 革財布の「購入」に関するQ&A まずは、購入前によく頂く質問から。財布選びの際に気になる革に関する疑問についてお答えします。 Q1. 革の種類が多くて違いが分かりません。代表的な革の特徴は? A. 革財布に使われる革は、様々な種類がありますが、大きく以下の3つに分けて考えるのがわかりやすいのではないかと思います。 植物タンニンなめし革植物由来の渋(タンニン)でじっくり時間をかけてなめされる革。ブッテーロをはじめ、ブライドル・コードバンなども植物タンニンなめし製法で作られています。この革の最大の特徴は「エイジング」です。使い始めはやや硬めですが、使い続けると徐々に革が柔らかく、艶や色味を増していきます。「革が経年変化していく様子を楽しみたい」という方にはおすすめです。 クロムなめし革 塩基性硫酸クロムという化学薬品を使用して革をなめす製法。軽さ・しなやかさ・耐水性が高い現代的な革素材です。Munekawaでも型押しレザー「JOY」やシュリンクレザーなどで使用しています。メンテナンスも乾拭き+年1回程度の薄いクリームでOK。植物タンニンなめし革のようなエイジングはあまり起こりませんが、扱いやすく、手軽に革を楽しみたい方にはおすすめのレザーです。 その他の希少革などその他の革素材として、ワニ・リザード・オーストリッチといったエキゾチックレザーや、スエードなどの起毛革が挙げられます。エキゾチックレザーは繊維密度が高く耐久性も抜群で、10年以上の長期使用でも艶が増していく人気革素材。起毛革はしっとりした手触りと温かみが魅力。ただし水や汚れを吸いやすいため、防水スプレーと専用ブラシによるこまめなケアが大切です。 それぞれ個性や魅力が異なりますので、ご自身の好みや用途に合う革を想像しながらご覧ください。 ▶︎参考記事「植物タンニンなめしとは?特徴、メリット、注意点を詳しく解説」 ▶︎参考記事「シュリンクレザーと型押しレザーとは?革の特徴やお手入れ方法などをご紹介」 Q2. 「本革」と書かれていれば安心?良い革の見分け方は? A. 「本革」という表記だけでは実は範囲が広く、品質を保証するものではありません。 「本革」と表記されるもの中には安価な加工革も高品質なレザーも含まれるため、一概に言うことはできません。良い革かどうかを見分けるには、以下の2つのポイントに注目してみてください。 銀面(ぎんめん)のキメ細やかさ革の表面である銀面をよく観察しましょう。動物の皮膚由来の自然なシボ(皺模様)や毛穴が均一で細かいものは上質な革の証です。 コバ(裁断面)の処理革の裁断面であるコバの仕上げも職人の技術が表れる重要な部分です。丁寧に磨かれて滑らかになっているか確認しましょう。コバが美しく仕上げられているものは、全体的に高品質に作られている場合が多いです。 Q3. プレゼントに革財布を選ぶ時のポイントは? A. 贈り物として革財布を選ぶ際は、相手のライフスタイルを想像することが大切です。 特に以下の3つのポイントに着目すると、喜ばれる最適な財布を見つけやすくなります。...

梅雨明けがベストタイミング!夏を乗り切る、革財布の徹底メンテナンス術

梅雨明けがベストタイミング!夏を乗り切る、革財布の徹底メンテナンス術

梅雨が明け、本格的な夏の到来を感じる季節となりました。しかし、革財布や革小物にとっては、これからの季節が一年で最も過酷なシーズンともいえます。 しかし、梅雨や夏が革に良くないと聞いたことはあるけど、実際にどのようにお手入れをすれば良いかわからない、という方も多いのではないでしょうか?  「高価な財布だからこそ、できるだけ長く良い状態で使いたい」 「革のメンテナンスについて、基本的なことを教えて欲しい」 そんな声に応え、今回は「梅雨明け」のタイミングで実践したい、夏の革製品のメンテナンスについて解説します。愛用の品を長く楽しむための参考にしてみてください。 なぜ「梅雨明け」が重要?革が梅雨の間に受けたダメージ なぜこの時期の手入れが重要なのでしょうか。 理由は、梅雨の間に革が受けた「隠れダメージ」が蓄積している場合が多いからです。 革は「呼吸する素材」と言われるように、空気中の湿気を吸ったり吐いたりします。 湿度の高い梅雨の間、革は無意識のうちに多くの湿気を溜め込みます。放置すれば、革繊維の緩みによる型崩れや、カビの温床になる危険性が潜んでいるのです。 夏本番、汗・高温・紫外線がもたらす革へのダメージ 梅雨が明けると、夏特有の厳しい気候が革製品を襲います。 汗(塩分と水分)ポケットに入れた財布は、体温と汗に直接さらされます。汗に含まれる塩分は、革の油分を奪い、乾燥やひび割れの原因となります。 高温車内への置き忘れなど、高温の環境は革の変形や、革に含まれるオイルの過剰な染み出しを引き起こす可能性があります。 紫外線直射日光は、人間のお肌と同じように革にも大敵。色褪せや乾燥を急激に進行させてしまいます。 梅雨の湿気をリセットし、夏のダメージから革を守る。この両方を一度に行えるのが、「梅雨明け」のメンテナンスです。 革のお手入れの手順 革のお手入れの最初のステップは「革のクリーニング」です。 梅雨の間に蓄積した汚れと湿気を丁寧に取り除くことから始めましょう。 中身の排出と陰干しまず、お使いの革小物の中身をすべて取り出します。そして形を整え、風通しの良い日陰で半日ほど置き、内部の湿気をゆっくり逃しましょう。 ブラッシング全体が乾いていることを確認したら、馬毛ブラシで表面のホコリや縫い目のゴミを優しく払い落とします。撫でるように優しく行うのがコツです。 気になる汚れがある場合は、革用クリーナーを使用します。直接財布に付けず、布に馴染ませてから、優しく円を描くように表面を拭きます。 革用クリーナーを使用する場合は、目立たない所で少量つけてみて、革に影響がないか試してから使うようにしましょう。 汚れを除去した後は、「革の保湿」を行います。クリーニングで素に戻った革は、人間で言えば洗顔後の肌と同じ。必要な油分が抜け、少し乾燥しやすい状態です。 その革に必要な油分を加え、革に潤いを与えます。 クリームの塗布保湿用のケアクリームを指、または乾いた布に米粒数粒分ほど取ります。多すぎるとシミの原因になるため、少量から始めるのがポイントです。 薄く均一に伸ばす指の腹や布を使い、財布全体に薄く均一にクリームを塗り広げます。コバ(革の断面)やステッチ周りも忘れずケアします。 乾拭きクリームが付いていない別の布で全体を優しく乾拭きし、余分なクリームを拭き取って艶を出します。 Munekawaが主に使用しているブッテーロなどの植物タンニンなめし牛革は油分を豊富に含んだ革ですが、定期的に保湿することで乾燥によるひび割れやパサつきを防ぎ、長く美しい状態で使用することができます。 ▶ Munekawa...

毎日使うものだから愛着が深まるものを。革のコインケースの魅力とは

毎日使うものだから愛着が深まるものを。革のコインケースの魅力とは

「毎日、当たり前に使うものだからこそ、満足できる"良いもの"を選びたい」 そう考える方は少なくないでしょう。特に、財布やキーケース、コインケースといった私たちの日常に深く関わるアイテムであれば尚更。 キャッシュレス決済が普及し、現金を扱う機会は減りました。しかし、ふとした瞬間に小銭が必要になる場面は意外と多いもの。 そんな時、上質なコインケースが一つあれば、支払いの所作はスマートに、手荷物もすっきり整理できて、気持ちの良いものに変わります。 今回は「キャッシュレス時代にあえてコインケースを持つことの価値」を問い直し、その上で、長く使うための道具としての革のコインケースの魅力についてご紹介します。 ▶︎Munekawaのコインケース一覧はこちら キャッシュレス時代にあえてコインケースを持つということ 「スマートフォンやカードで支払いが済むのに、わざわざコインケースを持つ必要はあるの?」 と思われる人もいるかもしれません。 しかし、少しでも現金を持ち歩く方にとっては、コインケースは生活をより快適で、豊かなものに変えてくれる可能性を秘めている物です。 よくあるお悩み レジ前で、ポケットや財布の奥から小銭を探して焦ってしまう。 パンツのポケットが小銭で膨らみ、シルエットが崩れて不格好。 せっかくの長財布が、小銭でパンパンに膨らんで形が崩れてしまう。 こうした些細なストレスは多くの人が一度は経験したことがあるのではないでしょうか? コインケースは、こうした悩みを解決するための、最もシンプルで取り入れやすいアイテムなのです。 メリット1:支払いが、驚くほどスマートに コインケースの最大の利点は、小銭の視認性とアクセス性の高さにあります。必要な時にさっと取り出せるため、会計がスムーズになり、日常の何気ない所作が洗練されます。 メリット2:メイン財布との併用で、さらに快適な毎日を "プラスワン"のアイテムとして、柔軟に使えるのもコインケースの魅力のひとつ。 長財布や二つ折り財布とコインケースを併用することで、メインの財布をすっきりと保つことができます。カードや紙幣で膨らみがちな財布から小銭を独立させるだけで、使い心地が向上する上に、入れすぎによる型崩れなども防げます。 メリット3:"これだけ"で、身軽に出かける ランチや近所への散歩、休日のちょっとした外出。そんな時、コインケース一つあれば十分です。小銭だけでなく折り畳んだ紙幣を収納しておけば、ポケットにすっと収まる手軽さで、手ぶらに近い軽快なスタイルを実現します。 こんな人におすすめ レジ前で、スマートに支払いを済ませたい方 愛用の長財布を、小銭で膨らませず綺麗な形のまま使いたい方 休日は大きな財布を持たず、手ぶらに近いスタイルで身軽に出かけたい方 日々のモチベーションが上がるような、上質な革小物を探している方 コインケースは「革がおすすめ」な理由 革小物の魅力。それは「経年変化(エイジング)」にあります。...

キャッシュレス時代の革財布との付き合い方。ライフスタイルに合わせた使い分けのご提案

キャッシュレス時代の革財布との付き合い方。ライフスタイルに合わせた使い分けのご提案

気付けば、私たちの生活にすっかりと馴染んだキャッシュレス決済。 その一方で、増え続けるカード類や、シーンに合わない財布のサイズ感など、「自分に合った持ち方が分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。 ライフスタイルが変化するように、財布との付き合い方もまた変化の時を迎えています。かつてのように「大きな財布一つ」に全てを収めるのではなく、今の自分に合わせて持ち物を賢く使い分ける。そんな新しいスタイルが求められています。 今回は、多様化するキャッシュレス時代における「財布の使い分け」というテーマについて、私たちの考える4つのスタイルをご紹介します。財布選びの参考にしてみてください。 なぜ、財布の「使い分け」が必要なのか? キャッシュレス決済の普及は、多くの利便性をもたらしました。とはいえ、物理的な現金やカード類や完全に不要になったわけではありません。 むしろ、これらをいかにスマートに、そして美しく持ち歩くかという、新たな課題が生まれています。 ミニ財布やカードケース、コインケースといった新しい形の革小物が次々と登場し、選択肢が増えたからこそ、「自分にとって本当に必要なものは何か」を見極めることが重要になります。 全てのシーンに完璧に対応する万能な財布は、存在しないのかもしれません。 だからこそ、その時々の状況に応じて、複数の革小物をしなやかに使い分けるという発想が、暮らしをより豊かにする鍵となるのです。 ライフスタイルで考える、4つの財布パターン Munekawaでは、多様なライフスタイルを想定して様々な財布や革小物を製作しています。ここでは、4つの代表的なスタイルに分けて、具体的な使い分けのヒントをご提案します。 1.持ち物は最小限に【ミニマル派】身軽さを重視し、持ち物は最低限にしたい方に、ポケットに収まる程度の、必要最低限のカードと少しの現金。そんなミニマルなスタイルを好む方には、小銭+紙幣+カード類が一体のミニ財布がおすすめです。携帯性と機能性を両立したミニ財布は、手荷物を減らし、軽やかなライフスタイルをサポートします。 ▶︎Munekawaのおすすめミニ財布「Cram」 ▶︎Munekawaのおすすめミニ財布「Enfold Coin」 2. 支払いをスマートに【整理整頓派】カードも現金も定位置に収め、スマートに持ち歩きたい。財布の中は常に整理整頓し、支払いの所作も美しくありたい。そんな方には、それぞれの収納位置や役割が明確な長財布が良いでしょう。長財布は紙幣を折らずに整理して収納できるのも人気のポイントです。 ▶︎Munekawaの長財布一覧 3. シーンに応じて使い分ける【バランス派】仕事とプライベートなど、シーンに応じて賢く使い分けたいという方は、長財布とミニ財布を使い分けるスタイルがおすすめです。ビジネスシーンではしっかりとした印象の財布を持ち、休日の外出では軽快なサブ財布を活用する。シーンに応じて財布を使い分けることで、より柔軟に毎日の暮らしに革を取り入れて楽しむことができます。 ▶︎Munekawaの長財布一覧 ▶︎Munekawaの二つ折り財布・ミニ財布一覧 4. 自分らしい組み合わせを愉しむ【こだわり派】デザインも機能性も重視し、オリジナルの使い方を愉しみたい方に既成概念にとらわれず、自分だけのルールで革小物の組み合わせを愉しむ。最近はカードケースをお財布代わりに使用する、という方も増えています。持ち物へのこだわりを通して自分を表現するのも革小物の楽しさのひとつと言えるでしょう。 ▶︎Munekawaのコインケース一覧 ▶︎Munekawaのカードケース一覧 スタイル別・Munekawaアイテムの組み合わせ例 それでは、先に挙げたスタイルを、より具体的なアイテムの組み合わせで見ていきましょう。 【バランス派】機能的に使い分けたい方へ...

夏の季節の革の扱い方と、身軽さと上質さを両立するミニマルなおすすめ革小物

夏の季節の革の扱い方と、身軽さと上質さを両立するミニマルなおすすめ革小物

夏の訪れとともに、服装はTシャツやシャツ一枚と軽やかになります。しかし、それに伴って毎年悩みの種になるのが、財布や鍵といった持ち物の携帯ではないでしょうか。 パンツのポケットは不格好に膨らみ、バッグを持たずに外出した日には、手に余る小物の扱いに困ることも。 この記事では、夏の日常をよりスマートで快適にするためのおすすめのミニマルな革小物や、夏でも安心して革を使用するポイントを詳しくご紹介します。 まずは、Munekawaのメイン革素材である「ブッテーロ」を例に、夏でも革製品と上手に付き合う秘訣から見ていきましょう。 夏の革製品の取り扱いについて Munekawaの製品の多くを構成する革。それが、イタリアの老舗タンナーが作る植物タンニンなめし革「ブッテーロ」です。 きめ細やかな繊維質と、熟練の職人技から生まれる透明感あふれる美しい発色。そして何より、使い込むほどに持ち主の手に馴染み、色艶を深めていく経年変化は、世界中の革好きを魅了し続けています。 「でも、植物タンニンなめしの革は、汗や水に弱いのでは?」と、思われる方もいらっしゃるでしょう。 その通りです。ブッテーロは水や湿気に特別強い素材ではありません。しかし正しい知識とほんの少しの手間があれば、夏の季節もその魅力を損なうことなく愛着を深めながら使い続けることができます。 夏に革製品と上手に付き合うポイントをご紹介します。 普段のケアは「優しく拭く」だけ 汗をかいた手で触った後や、1日の終わりには、乾いた柔らかい布で革の表面を優しく乾拭きしてください。これだけで、表面についた湿気や目に見えない汚れが落ち、革の状態を健やかに保つことができます。日々の簡単なケアが、製品を長持ちさせる一番の秘訣です。 もし濡れてしまったら 急な夕立などで革が濡れてしまった場合も、慌てる必要はありません。吸水性の高い布で、擦らずに優しく叩くようにして水分を吸い取ってください。 その後は、風通しの良い日陰で形を整え、自然乾燥させます。 シミや型崩れの原因になるため、ドライヤーの熱や直射日光は絶対に避けてください。完全に乾いた後、もし革が少し硬くなったように感じたら、少量の革用ケアクリームを馴染ませると、しなやかさが戻ります。 少し気を配り、手をかける。その時間こそが、ブッテーロレザーを楽しむポイント。夏の日差しを浴び、持ち主の汗や油分を吸い込むことで、革の色はより深く、艶は静かに増していきます。 雨や汗に強い「クロムなめしレザー」 ブッテーロのような経年変化を楽しむ革とは対照的に、もっと気軽に、アクティブに革製品を使いたい、という方におすすめなのが「クロムなめし」の革です。 鞣し(なめし)の工程で「塩基性硫酸クロム」という化学薬品を使うこの製法は、現代の革製品製造において主流となっており、ブッテーロのような植物タンニンなめしに比べると以下のような特徴があります。 高い耐水性と耐久性水に強く、濡れても硬くなりにくい。傷にも比較的強い。 手入れが容易タンニンなめしの革ほど神経質になる必要がなく、メンテナンスの手間が少ない。 安定した品質と発色均一で美しい色合いを表現でき、色落ちや変化が少ない。 例えば、自転車に乗る時や、アウトドアやレジャーシーンなど、天候の変化が気になる場面でも、クロムなめしの革小物は比較的安心してお使いいただけます。 革製品は欲しいけれど、手入れをせず気楽に使いたいという方には、クロムなめしレザーは素晴らしい入門素材と言えます。 ただし、クロムなめしの革も防水というわけではもちろんありませんのでご注意を。 夏を身軽にするミニマル革小物 ここからは、夏の軽やかな装いにフィットする、Munekawaの革小物をご紹介します。この夏に新しい革製品を新調したいとお考えの方は是非参考にしてみてくださいね。 ① 薄型二つ折り財布...

【メルマガ会員様限定】日頃の感謝を込めて。すぐに使える「3,000円OFFクーポン」をプレゼント!

【メルマガ会員様限定】日頃の感謝を込めて。すぐに使える「3,000円OFFクーポン」をプレゼント!

【期間限定】メルマガ会員様だけが使える「3,000円OFFクーポン」 いつもMunekawaをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 Munekawaでは、ご登録いただいた方に定期的にメールマガジンをお送りしています。限定商品やイベントのご案内、製作の裏側のご紹介などさまざまな内容をお届けしています。 今回、そんなメールマガジンをご登録いただいている皆様へ、日頃の感謝の気持ちを込めて特別なキャンペーンをご用意いたしました。 今回ご用意したのは、オンラインストアと直営店の両方でご利用いただける「3,000円OFFクーポン」です。 気になっていたあのアイテムや、大切な方への贈り物に。この特別な機会をぜひご活用ください。 期間中に新規ご登録いただいた方もご利用いただけますので、気になる方は是非ご登録ください。 クーポンの詳細 項目 内容 クーポン内容 お会計総額から 3,000円OFF 対象者 全てのメールマガジン会員様(既存会員様、および期間中に新規でご登録いただいた方) 有効期間 2025年6月24日(火) ~ 7月27日(日) ご利用条件 ・税込11,000円以上のお買い物でご利用いただけます。 ・お一人様2回までご利用可能です。 対象商品 オンラインストアでご購入可能な全ての商品(ケア用品、名入れ刻印サービスなども対象です) 対象外 ・送料、各種修理費用 ・限定品:L字ファスナー長財布 Cram Long (シルバーファスナータイプ) ...

Munekawaが「自社生産」を続ける理由とは。特集ページの見どころをご紹介します

Munekawaが「自社生産」を続ける理由とは。特集ページの見どころをご紹介します

先日、Munekawaのウェブサイトに「自社生産を大切にする理由」という特集ページを公開しました。 ものづくりに関わるブランドにとって、「自社生産」や「ハンドメイド」という言葉は、品質やこだわりをアピールするための、いわば"決まり文句"のようなところがあるかもしれません。 ですが、私たちにとっての自社生産は、単なるアピールポイントではなく、ブランドの根幹を支える、ごく自然で、必要不可欠な形です。 なぜ、私たちは自分たちの手で作り続けることを選ぶのか。 その理由と想いを、私たちの言葉で、そして工房の空気感とともに、きちんとお伝えしたい。そんな考えからこのページを制作しました。 本日のブログでは、私たちがこの特集ページに込めた想いと、その見どころを少しだけ、ご紹介します。 ▶︎特集ページ「自社生産を大切にする理由」 特集ページの見どころ 特集ページでは、「自社生産を大切にする理由」を主に3つの視点からお話ししています。 1. 製品の品質とこだわりを守る 私たちが考えるものづくりは、「買ってもらって終わり」というものではありません。お客様の手に渡り、何年も使っていただく中で、その価値を増していくものであってほしい。そんなものづくりを大切にしています。特集ページでは、そのために工房で日々行われている、「品質を高める」ための取り組みについてご紹介しています。「検品」という言葉だけでは語れない、私たちの品質への考え方を感じていただけると嬉しいです。 2. お客様の「こうしてほしい」を形にする 本当に使いやすい製品は、どうすれば生まれるのか。私たちの答えは、とてもシンプルです。特集ページでは、お客様からいただいた声を、どのように製品開発に活かしているのか、その具体的なプロセスに触れています。私たちのものづくりの原点を感じてみてください。 3. 変わらない「らしさ」を、守り続けるために 流行が目まぐるしく変わる中で、私たちが作りたいのは、誠実で、長く愛される"定番"です。なぜ自社生産にこだわることが、その「らしさ」を守ることに繋がるのか。特集ページではその理由を紐解いています。それは、お客様に対する「いつでもここにいる」という、私たちの決意表明でもあります。 なぜ今、改めて「自社生産」について語るのか Munekawaは、4人の製作スタッフだけで、企画から製造、仕上げの全工程を行う小さな工房です。一度にたくさんの製品を作ることはできません。正直に言えば、もっと効率的なやり方は、いくらでもあるのだと思います。 それでも私たちがこのスタイルを貫くのは、それが、製品を手に取ってくださるお客様への一番の誠実さだと信じているからです。 今回、特集ページを通してそんな私たちの思いをお届けできることを、とても嬉しく思っています。 大阪・大国町にあるMunekawaの直営店は、1階に工房を併設しており、製作スタッフがご来店くださった方の接客をしています。お客様と対話を交わし、製品作りや品質向上のきっかけを作り、Munekawaというブランドの未来を紡いでいます。 特集ページをご覧いただき、Munekawaに興味を持っていただけたら、是非直営店にもご来店ください。 みなさまのお越しをお待ちしています。 ▶︎特集ページ「自社生産を大切にする理由」

長年使用した革財布を修理して再び美しく。Munekawaのリペア工程の舞台裏をご紹介

長年使用した革財布を修理して再び美しく。Munekawaのリペア工程の舞台裏をご紹介

革財布や革小物は、どんなに大切に使っていても、糸がほつれたり、金具が摩耗したり、革自体が傷んでしまうことは避けられません。 それが毎日使うものであったり、長く使っているものであれば尚更です。 中にはお気に入りの革製品が損傷してしまい「買い替えるしかないのかな」と諦めた経験がある方もいるのではないでしょうか。 そこで必要となるのが、革製品の「修理」です。私たちMunekawaは、修理は製品作りと同じくらい大切なことと考えており、日々真摯に取り組んでいます。 本日は、実際に修理依頼のあった革財布を例に、Munekawaのリペア工程についてご紹介します。また、修理の費用目安や、よくあるご質問についてもご紹介します。 是非最後までご覧ください。 修理事例:二つ折り財布"Feel Coin" 今回は、以前お客様からお預かりした二つ折り財布"Feel Coin"のオレンジ(現在は販売終了カラー)を例に修理の工程をご紹介します。 お客様によると、水筒から漏れた熱い飲み物がかかり、革が熱と水分で大きく変形してしまったとのこと。 新品の物と比較すると、革が硬化しシミや型崩れで本来の姿を失ってしまっているのが分かります。 革にとって、水濡れや熱は大敵。一見すると「もう使えないかもしれない」と感じてしまうほどの、深刻なダメージです。 修理ポイント①:財布の解体 今回の修理内容は、ダメージが酷い「表側」「札入れの仕切り」「小銭入れの背面部」を新しい革パーツに交換する、というものです。 まず最初に、財布をパーツ単位まで慎重に分解します。これは非常に繊細で難しい工程です。 特に「ヘリ返し」という技法で仕上げられた革の縁の部分は厚みが0.2~0.3mmと非常に薄く、製品の構造を熟知していなければ、革を破ってしまうこともあるため、細心の注意を払って作業を進めなければなりません。 無事にパーツを分解することができました。新しいパーツは保管していた同じ革を使い、新たに製作します。 修理内容②:感覚を頼りに行う、革の縫い合わせ さらに難しい工程が、新しいパーツと既存のパーツを縫い合わせる工程です。  Munekawaでは、既存の革と新しい革を縫い合わせる際、革への負担を最小限にするため、既存パーツの針穴を再利用します。 しかし、縫製は表側から行うため、裏手にある既存パーツの針穴を直接見ることができません。 頼りになるのは、長年培われた製作スタッフの指先の感覚のみ。指で針穴の位置を探り当てながら、一針、また一針と、元のステッチを正確に再現していきます。 完成:再び、お客様の元へ こうして、熟練の技術と多くの工程を経て、お財布は再びその美しい姿を取り戻しました。 新しいパーツは力強い張りを取り戻し、再利用したパーツが持つ風合いと調和しています。諦めかけていたお財布が、また長く使える状態になり、お客さまの元にお返ししました。 修理におけるMunekawaの強み 修理におけるMunekawaの強み、それは「一貫した自社生産」にこだわっているという点です。 Munekawaは製品の企画・デザイン、製造、販売、修理まで一貫して自社のみで行っています。 全てを自社で管理しているため、何年も前に購入した製品でも同じ材料を用意することできます。そして、構造を熟知しているため、難しい箇所の修理にもしっかりと対応することができます。...

より薄く、スマートに。新しくなった二つ折り財布「Feel Card」のご紹介

より薄く、スマートに。新しくなった二つ折り財布「Feel Card」のご紹介

Munekawaの新しい二つ折り財布「Feel Card」が完成しました。 Feel Cardは、小銭入れを持たない、紙幣+カードに対応した二つ折り財布。 Munekawaでは長く製作してきた財布ですが、この度、より使いやすく改良し、リニューアルして販売開始となります。 アップデートされたFeel Cardとはどんなお財布なのでしょうか?本日は、その特徴をご紹介します。 ▶︎二つ折り財布 Feel Cardのご注文はこちら 二つ折り財布 Feel Cardとは? Feel Cardは、小銭入れをなくし、カードの収納に特化した二つ折り財布です。 左右両面ともカードポケットになっているため、カードの収納量はたっぷり。約12枚ほどは無理なく収納可能です。 札入れは2列。15枚〜25枚は収納可能。 紙幣の種類ごとに分けて入れたり、領収書と紙幣を整理して収納してお使いいただけます。 内側には傷や汚れに強く、通気性の高い国産の豚革を使用。 滑りもよく紙幣の出し入れもスムーズです。 小銭入れが「ない」ことのメリット 小銭入れをあえて省くことで得られるメリットはたくさんあります。 まず一つ目は薄くてかさばらないこと。 小銭入れ付きの二つ折り財布は、革財布の中でも人気のある王道のスタイルですが、小銭を入れすぎると厚みが出てかさ張ってしまうことも。 Feel Cardは小銭入れがない分、財布自体が薄く軽量に仕上がり、ポケットやバッグに入れても膨らみません。 さらに、シンプルな構造のため長持ちしやすいのもメリットのひとつです。 小銭入れ付きの二つ折り財布は小銭の入れすぎによって革に負荷がかかって型崩れしてしまったり、故障の原因になってしまうことがあります。 Feel Cardはそうした過剰な負荷がかかりにくいため、比較的故障のリスクが少ないといえるでしょう。...

L字ファスナー長財布「Cram Long」シルバーファスナーver.数量限定で予約受付開始

L字ファスナー長財布「Cram Long」シルバーファスナーver.数量限定で予約受付開始

Munekawaの長財布「L字ファスナー長財布 Cram Long」のシルバーファスナータイプを数量限定で予約受付を開始します。 キャッシュレスの時代でも、カードや紙幣を整理して収納できる長財布の利便性は色あせません。むしろ、スマートさを演出するアイテムとしてその存在感は増しています。 今回のブログでは、Cram Longの特徴と、シルバーファスナーの魅力を丁寧にお伝えしていきます。 ▶︎L字ファスナー長財布 Cram Long(シルバーファスナー)の商品ページはこちら 「Cram Long」とは? 「Cram Long」は、販売開始以来、長財布派の方を中心に好評いただいている革財布です。 Munekawaの人気商品、L字ファスナー財布 Cramの製作で培ったミニ財布の独自構造を長財布に反映して製作しました。 近年は、キャッシュレス化が進み「財布はコンパクトなものがいい」「とにかく小さいものがほしい」という方も増えてきています。 しかし一方で、ミニ財布は収納量が少なくライフスタイルに合わなかったり、紙幣を小さく折り曲げて収納しなければならないものも、しばしば。 それでも「コンパクトな財布を使いたい」その上で「財布やカードにダメージを与えず綺麗に収納して大切に使いたい」という方の思いに応えることが、Cram Longの製作にいたった理由でした。 参考記事:L字ファスナー財布 Cram Long 完成までのストーリー 「シルバーファスナー仕様」の魅力 ① YKKエクセラのシルバーファスナー ファスナーにはYKKの最高級ライン「エクセラ」を使用しました。ひとつひとつのファスナーの歯を丁寧に研磨し、極めて滑らかな開閉感と美しい輝きを兼ね備えています。 ファスナーの開閉がスムーズであることは、長財布にとっては生命線のひとつといえます。 ずっと長く使ってもらいたいからこそ、毎日の使い心地にストレスを感じにくい素材を選んでいます。 ②...

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