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イタリア生まれの「ブッテーロ」ってどんな革?Munekawaで20年以上使い続けている ブッテーロの魅力について解説します。

イタリア生まれの「ブッテーロ」ってどんな革?

革好きの方なら一度は耳にしたことがあるかもしれない、イタリアの革「ブッテーロ」。 シンプルに説明するなら、「イタリアの伝統的な製法で、植物のタンニンを使ってじっくりとなめされた革」でしょう。 私たちムネカワが、ブッテーロを定番素材として採用してから、20年以上経ちました。 これほど長く使い続ける理由は、とてもシンプルです。 それは、一言で「使いやすい革」だからです。 これは、作り手にとって、という意味ではありません。 ブッテーロは「製品の使い手にとって、非常に使いやすい革」なのです。 では、具体的にどう「使いやすい」のでしょうか。 その理由は、主に3つあります。 革だからと、過度に気を使う必要がない丈夫さ。 特別な手入れなしでも、自然と美しい艶と風合いに育つ。 繊維の密度が高く、長く使っても「クタクタ」になりにくい。   革製品に求める大切な要素を、このブッテーロはしっかりと満たしてくれる。私たちはそう考えています。 ここからは、この3つの理由をさらに詳しく掘り下げていきましょう。 1. 革だからと、過度に気を使う必要がない丈夫さ。 世の中には色々な種類の革があり、「どれを選べば良いかわからない」と感じる方も多いかと思います。好みで選べることと言ったら、革の色味や、手触りが「柔らかい」か「ハリがある」か、そのくらいかもしれません。 ブッテーロは、その「柔らかい」と「ハリがある」ちょうど中間に位置するような革です。 最初は少し硬く感じるかもしれませんが、使い続けると馴染んで、手触りが柔らかくなり、使いやすくなっていきます。 革というと「傷がつかないように大切に使わないといけない」というイメージを持っている方もいますが、そんなことはありません。 気軽に使いながら、徐々に自分の手に馴染む形に変化していく。 その様子を楽しめるのがブッテーロの一番の魅力と言えると思います。 2. 特別な手入れなしでも、自然と美しい艶と風合いに育つ。 革製品の醍醐味である「エイジング(経年変化)」を楽しみたい、という方は多くいらっしゃいます。その一方で、「綺麗にエイジングさせられるだろうか」と、心配して購入を迷う方もいらしゃると思います。 その点において、ブッテーロは非常に優れた革です。 実際に、特別なケアをあまりされていなくても、艶と深みのある色合いに育っているお客様もいらっしゃいます。 もちろん、より美しく変化させるためには、連日汗が染み込むような使い方を避けたり、アルコールなどの揮発性液体を付着させない、といった少しの注意は必要です。 それさえ守れば、ブッテーロは美しくエイジングしてくれます。...

大切な人への贈り物にも。ベル型キーケース"Bell" -「普段使いの革小物」としてキーケースが選ばれる理由

大切な人への贈り物にも。ベル型キーケース"Bell" -「普段使いの革小物」としてキーケースが選ばれる理由

「何か実用的で、でも特別感のあるものを贈りたい」 そんな贈り物について考える時、革小物を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? ムネカワで、ギフトとしてお選びいただくお客様が多いのが、ベル型キーケース「Bell」シリーズです。 毎日使うものだからこそ、贈られた方が本当に喜べるものを。 そんな想いで一つひとつ丁寧に製作しているBell。なぜ多くの方にギフトとして選ばれているのか、ご紹介します。 ▶︎ベル型キーケース Bell シリーズはこちら キーケースがギフトに選ばれる理由 キーケースは、財布やバッグと比べると控えめに感じられるかもしれません。しかし、だからこそギフトとして選びやすい存在、と言えるのだと思います。 まず、毎日必ず使うものだということ。家の鍵、車の鍵、職場の鍵。日々の暮らしの中で鍵を持たない日はほとんどありません。キーケースは贈られた方の日常に毎日寄り添い続けるアイテムです。 次に、個人の好みやライフスタイルに左右されにくいということ。財布やバッグは使い方や好みが分かれますが、キーケースは機能がシンプルで明確。だからこそ、相手の好みを深く知らなくても、安心して贈ることができます。 そして、適度な価格帯であること。プレゼントを考える時、悩みがちなのが「喜んでもらえる物を贈りたいけれど、相手に気を遣わせたくない」ということ。あまり高価な品をプレゼントするのは、やはり気が引けてしまうものです。Bellは価格が1万円代ということもあり、本格的な革小物としてはプレゼントに比較的選びやすい価格帯です。 ベル型キーケースBell とはどんなもの? Bellの概要 ムネカワのベル型キーケース「Bell」シリーズは、その名の通りベル型のフォルムが特徴のキーケース。 Bell Mは鍵を5本〜10本、Bell Sは鍵を3本〜5本収納するのにちょうど良いサイズです。 ベル型(釣鐘型)のキーケースは、一般的によく見る形ですが、ムネカワのキーケースのポイントはサイドにマチがついていること。これによって中の空間を広くし、収納力を高めています。 使い手を選ばない汎用性の高さ Bellは、SサイズとMサイズの2サイズ展開ですが、この2サイズはとても汎用性が高く、多くの人のライフスタイルにフィットするサイズ感だと考えています。 Mサイズは一般的な鍵はもちろん、サイズによってはスマートキーも収納可能。実際に自宅の鍵と車の鍵をひとまとめにしてお使いの方も多く「とても便利になった」という感想もいただいています。 一方、使用する鍵が1〜2本で、Mサイズは若干持て余してしまうという方も多くいらっしゃいます。そんな方にはSサイズがおすすめ。 Sサイズであれば、鍵1〜2本でもバッグの中などで鍵を見失いにくく、保管しやすさがアップしますので「鍵の本数が少ない」という方にこそ、キーケースはおすすめのアイテムです。 実際のギフトシーン別活用例 就職祝い・昇進祝い キーケースは、新生活をイメージさせる贈り物として、社会人としての新たな門出に立つ方や、新しいスタートを切る方へのプレゼントにも人気です。革の風合いを活かしたシンプルなデザインなので、ビジネススタイルで持つ小物としても自然に馴染みます。 誕生日・記念日...

小さいだけじゃない。Munekawaの2つのミニ財布「Cram」と「Enfold Coin」のご紹介

小さいだけじゃない。Munekawaの2つのミニ財布「Cram」と「Enfold Coin」のご紹介

お金やカードを機能的に収納できて、コンパクトに携帯できる。 そんな、L字ファスナー財布 Cramと二つ折りミニ財布Enfold Coinは、ムネカワでも人気のミニ財布です。 「包み込む」という意味のEnfold。そして、「詰め込む」という意味のCram。 その名前の通り、どちらも「必要なものをコンパクトに収納する」というイメージでデザイン・製作したミニ財布です。 どちらも小銭・カード・紙幣をひとまとめに収納できるタイプのミニ財布ですが、形が違えば、もちろん特徴も違います。 今回はそんなムネカワの2つのミニ財布を比較してご紹介します。どちらがよりご自身のライフスタイルに近いでしょうか?イメージしながらご覧になってみてください。 「Cram」と「Enfold Coin」どんな財布? L字ファスナー財布「Cram」 ワンアクションで紙幣・小銭・カードの全てにアクセスできる、スピーディーな使い心地がCramの魅力。ムネカワでも一番の人気を誇る革財布です。 小銭入れの下の空間に、お札をくぐらせるように収納して使用します。 この独自構造がCramが小さくても収納量が高い理由。 ファスナーを開けるだけで中身が一目瞭然なので、慌てることなくお会計ができるのもポイントです。 二つ折りミニ財布「Enfold Coin」 Enfold Coinは、紙幣を折らずに出し入れしやすいギリギリのサイズ感で設計することで、コンパクトに仕上げたミニ財布。 手のひらに収まるサイズ感でありながら、革の持つ重厚感をしっかりと味わえる、そんな革財布らしい佇まいも大切にしました。 ミニ財布でありながら、従来の二つ折り財布に近い使い心地であるのも人気の理由。 「初めてミニ財布を使うけど、どれを選んでよいかわからない」という方にも多く選ばれています。 サイズ感の比較 L字ファスナー財布「Cram」 一般的なL字ファスナー財布よりも、さらに小さいサイズ感のCram。 大きさは外寸で縦:9.5cm×横:10cm。スマートフォンと比較してもコンパクトなサイズ感がわかります。 Cramは薄い点も特徴の一つ。厚みは1.7cmです。小さいバッグはもちろん、パンツのポケットにも収めやすいサイズ感ですね。 ある程度中身が増えても対応できます。ただし、極端に多すぎる状態が続くと、ファスナーの破損など、故障につながりますので入れすぎには注意してください。 二つ折りミニ財布「Enfold Coin」...

革につく、傷やシミについて - 革製品の傷は「欠点」ではなく「個性」と考える

革につく、傷やシミについて - 革製品の傷は「欠点」ではなく「個性」と考える

「革製品は、傷がつくのが心配で…」 革財布や革小物を使い始めるお客様から、こんな心配の声をよく聞きます。確かに、新しい革製品に傷がついてしまった瞬間は、落ち込んでしまいますよね。 ですが、実は革のエイジング(経年変化)は革につく傷やシミによって起こるものなんです。 ムネカワは、日々の暮らしの中で革製品につく傷やシワは、革がお客様に馴染んでいく過程で生まれる「味わい」の一つだと考えています。 この記事では、革製品につく傷との付き合い方についてお話しします。 最後までお読みいただければ、傷に対する見方が少し変わり、より安心して、そして愛着をもって革製品をお使いいただけると思います。 傷やシワが「味わい」に変わる、エイジングの仕組み 革製品の魅力として語られるエイジング。 これは単に製品が古くなることではなく、使うことで革の表情がより豊かに変化していく、いわば「革を育てる」プロセスです。 革には、目に見えない無数の毛穴があります。 製品についた小さな傷から、手の脂や革用のクリームといった油分がゆっくりと染み込んでいきます。すると、その部分の色が少し濃くなったり、周りの革との境界線がぼやけて馴染んだりします。 また、毎日使うことで革の表面が摩擦され、自然な艶が生まれます。この艶が、浅い傷を覆い隠すように包み込み、光の当たり具合によっては、かえって革の立体感や深みを引き立ててくれるのです。 こうした艶や色の深みと、日々の生活の中で付く爪傷や擦れが一体となり、新品にはない豊かな表情を作り出していくのです。 まずは知ることから。日常でつきやすい革の傷の種類 革製品は、私たちが思うよりもずっと丈夫です。ここでは、お客様が日常で経験しやすい代表的な傷をいくつかご紹介します。 押し跡 ポケットの中で鍵と当たってしまったり、鞄の中で硬い角に押し付けられたりしてできる凹みです。革には弾力があるため、多くの場合、使い続けるうちに、革全体が少しずつ柔らかくなることで、目立たなくなっていきます。 擦り傷 鞄の中で他の持ち物と擦れたり、机の上で引きずってしまったりした際にできる、表面のわずかなざらつきです。特に革の使い始めは表面がデリケートなため、擦り傷がつきやすいかもしれません。しかし、これも日々の使用による摩擦で自然と馴染み、艶が出てくると気にならなくなります。 爪傷 会計の時などに、うっかり爪で「ピッ」と引っ掻いてしまう線状の傷。おそらく、最も多くの方が経験する傷ではないでしょうか。最初は線がくっきりと見えるため気になるかもしれませんが、これもまた、使い込むうちに革の油分と艶で馴染んでいく代表的な傷の一つです。 「味わい」になる傷と、注意すべき「ダメージ」の違い 長く製品をお使いいただくために、いくつか注意してほしいダメージもあります。 水濡れによるシミや水ぶくれ雨などで濡れたまま放置すると、革の油分が抜け、シミや変形の原因になります。濡れたらすぐに乾いた布で優しく拭き取ってください。 深い切り傷や裂け革の繊維が完全に断裂してしまった傷は、残念ながら自然には元に戻りません。 油性インクなどの落ちにくい汚れ油性マジックなどのインクは革の内部に浸透しやすく、落とすのが困難です。 湿気によるカビ長期間使わずに湿度の高い場所で保管すると、カビが発生することがあります。 もし、このようなダメージを受けてしまった場合は時間が経っても目立たなくなることは難しいので、注意するようにしましょう。 参考記事 ▶︎「革の水シミとキズ」...

財布の中身「リセット習慣」<br>大切な革財布を長く使うために、始めてみませんか?

財布の中身「リセット習慣」
大切な革財布を長く使うために、始めてみませんか?

毎日使う財布が、気づけばレシートやカードで膨らんでいる。そんな経験はありませんか? 中身が詰まって分厚くなった財布は、かさばって持ち歩きにくいだけでなく、革に常に負担をかけている状態です。 その結果、型崩れを起こしたり、糸のほつれや金具の故障に繋がったりと、製品そのものの寿命を縮めてしまう原因にもなりかねません。 この記事では、そんな状態を防ぎ、大切な革財布を長く美しく愛用するための「財布の中身リセット」の習慣についてご紹介します。 月に一度、数分でできる簡単な習慣で、お使いの財布を一度見直してみませんか。 財布がかさばってしまう原因 気がついたら財布がかさ張ってしまう。多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。 財布に入れてそのままになっているレシートや領収書。 「いつか使うかもしれない」と入れっぱなしになっているポイントカードや診察券。 いつの間にか増えてしまい、ついそのままにしている小銭。 これらが積み重なることで財布の中身は煩雑になり、徐々にかさばってしまいます。 「入るから」と言ってついつい入れすぎてしまうと財布に負担がかかり、日々の暮らしも煩雑になってしまいます。 「思い当たる節がある」という方は、定期的な見直しが必要かもしれません。 財布の「入れすぎ」が引き起こす、3つのデメリット 中身の入れすぎは、財布にとって良い状態とは言えません。具体的にどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。 デメリット1:革へのダメージと型崩れ 常に中身が詰まった状態で財布に負荷がかかり続けると、財布の型崩れの原因になってしまいます。一度型崩れしてしまった財布を元に戻すことは困難ですので、注意が必要です。 デメリット2:糸のほつれや金具の故障 入れすぎによる負荷は、財布の縫製部分やホック、ファスナーといったパーツにも負担をかけてしまいます。これが、糸のほつれや金具の緩み・破損といった故障の原因になってしまうことも。 デメリット3: カードポケットの緩み 革は伸縮性のある素材です。カードポケットに規定以上の枚数を重ねて入れると、革が伸びてポケットが緩くなる原因になります。一度緩んだポケットは元に戻りにくく、カードが滑り落ちやすくなるため、カードの紛失など、トラブルの原因にもなりかねません。 月に一度でOK。「財布リセット」3つのステップ 財布の状態を保ち、長く愛用するための「中身リセット」は、決して難しいことではありません。休日など、少し時間に余裕のある時を見つけてやってみてくださいね。 まずは財布の中身を一度すべて、テーブルの上などに取り出してみましょう。 次に、取り出したものを分類していきます。「毎日使うもの」「たまにしか使わないもの」「不要なもの」に分けて整理しましょう。 たまにしか行かないお店のショップカードや病院の診察券や、処理が必要な領収書などは別のカードケースやファイルなどに分けておきます。小銭も溜まっていれば必要な量だけ残して整理するようにしましょう。 財布の中身をじっくり整理してみると、意外に不要なものが入っているものです。有効期限切れのポイントカードや、不要なレシートなど、まとめて整理するとスッキリ快適です。 最後に、必要なものだけを、取り出しやすさを意識しながら、財布に戻していきます。 この時、「カードは5枚まで」といった自分なりのルールを設けるのも良い方法です。...

レザーベルト "Brass"販売開始しました。シンプルなデザインで長く使える”素材の魅力を楽しむ”ベルトです。

レザーベルト "Brass"販売開始しました。シンプルなデザインで長く使える”素材の魅力を楽しむ”ベルトです。

新しくなったレザーベルト"Brass"が9月13日より販売開始となりました。 販売開始から早速たくさんのご注文をいただいており、ありがとうございます。 革ベルトはシンプルであればあるほど、ほんの少しデザインや質感が違うだけで印象が大きく変わってしまうもの。 「良いんだけど、何か違う……」 「デザインは好きだけど、素材感が……」 こんな事を感じた経験のある方も多いのではないでしょうか。 ”Brass”も、ムネカワのスタッフたちが「ありそうでない、自分たちが欲しいベルトを作ろう」という思いで製作を始めたベルトです。 革と真鍮バックルの風合いの変化が楽しめるレザーベルト"Brass” エイジングを楽しみながら、長くご愛用いただければと思います。 ▶︎レザーベルト”Brass”の商品ページはこちら 2種類の革から選べる Brassはイタリア産のマレンマと、イギリス産のブライドルレザー、2種類の革から選べます。 イタリア産「マレンマ」 マレンマはイタリアで植物タンニンなめし製法で作られている牛革。油分を多く含み、それほど手間をかけなくても豊かなエイジングが楽しめるのが特徴です。 カラーはダークブラウンとブラック。 ベルトとして定番のカラーリングで、フォーマルはもちろんカジュアルめのスタイルにも合わせやすく、オールシーズンさまざまなスタイルで使える「普段使いベルトの決定版」とも言えるアイテムです。 ダークブラウン ブラック イギリス産「ブライドルレザー」 ムネカワではお馴染みとなりつつあるイギリス・ブリストルの「Thomas Ware&Sons」のブライドルレザー。 上品さと強度を兼ね備えたTW&Sのブライドルレザーは、ベルトの革素材としてもぴったり。真鍮のバックルとの相性も良く、使い込むほどに渋く、味のある佇まいに変化していきます。 こちらもダークブラウン(黒に近い)とブラックをご用意しています。 ダークブラウン ブラック 体型に合わせて2サイズから選べる リニューアル前は1サイズでしたが、今回からM・Lサイズの2タイプから選べるようになりました。 Mサイズは「ウエスト〜95cm」 L サイズは「ウエスト95〜110cm」に対応しています。...

ムネカワの製作風景 - 小銭入れ付き長財布”Untrad”を製作しています。

ムネカワの製作風景 - 小銭入れ付き長財布”Untrad”を製作しています。

大阪・大国町のムネカワの工房では、小銭入れ付き長財布”Untrad”の製作が行われていました。 本日のブログではUntradの製作の様子を少しご紹介します。 ▶︎小銭入れ付き長財布"Untrad"のご注文はこちら Untradってどんなお財布? Untradは「ムネカワらしさ」がとてもよく表れている長財布。 「お札、カード、小銭をたくさん収納したい」 「できるだけ、かさ張らずコンパクトにしたい」 「出し入れや中身の確認もしやすいものにしたい」 長財布特有のメリットは活かしつつ、デメリットは解消できるようなデザイン。それがこのUntradには詰まっています。 最大の特徴は、左右で高さの異なるマチの設計。これにより、中身が一目でわかり、驚くほどスムーズに出し入れができます。 こちらの写真で見ると、手前と奥のマチの高さが違うことがわかりますね。 このように高さを変えることで、財布がグッと大きく開き、出し入れしやすいため、このデザインを採用しています。 Untradの制作風景 革パーツを狂いなく組み上げる Untradは、12枚収納のカードポケットや札入れなど、数多くの革パーツで構成されています。 一枚革からパーツを抜き出していきます。 一つひとつパーツにわずかにでも狂いがあると、最終的な仕上がりに大きな歪みが生まれてしまうため、慎重に、寸分の狂いなく組み上げていきます。 Untradのポイント「薄い小銭入れ」 Untradのもう一つの特徴「薄い小銭入れ」 財布は、小銭を入れるとどうしても厚みが出てしまいます。 Untradの小銭入れはマチを薄く作り、小銭の収納量を確保しながら厚みが出過ぎないように仕上げています。 ファスナーも、YKKの持ち手の金具が薄いタイプのスライダーを採用するなど、徹底して「厚みが出にくい」アプローチに向き合って製作しています。 縫製と仕上げ こちらはミシンを使った縫製の様子です。 縫製は、製品の強度はもちろん、見た目の美しさや印象にも直結する重要な工程です。 特に、日々の開け閉めで負荷がかかるファスナー部分は、高い技術と経験が求められます。 縫製が終わると、最後は仕上げの工程へ。革の断面であるコバを丁寧に磨き上げ、手触りや見た目の美しさを極限まで高めていきます。 細部へのこだわりが、製品全体の完成度を決定づけるため、「最後の1%」まで気を抜かず丁寧に仕上げていきます。 少量生産だからこそ、できること Munekawaでは、一度に何百個も作るような大量生産は行いません。私たちの製作は、30個から40個という、目の行き届く範囲での少量生産が基本です。...

敬老の日の贈り物にも。毎日のくらしにプラスできる革小物”ICカードケース Tuck"のご紹介

敬老の日の贈り物にも。毎日のくらしにプラスできる革小物”ICカードケース Tuck"のご紹介

Munekawaのカードケース「Tuck(タック)」は、カード類を3つのポケットに分けて整理できる、シンプルなカードケース。 コンパクトでかさばらず、毎日持ち歩きたくなる気軽さと実用性で、電車やバスで通勤・通学される方、キャッシュレス中心の生活をしている方を中心に、多くの方にご愛用いただいているムネカワの人気アイテムです。 そんな「Tuck」は、敬老の日の贈りものにもおすすめ。 手のひらにすっと収まるサイズ感、軽さ。そして革の上質な質感。日々の暮らしに寄り添うちょうどよい道具として、長く使っていただけます。 日頃の感謝の気持ちをこめて、大切な人に革小物を贈ってみませんか。 ▶︎ICカードケース "Tuck"のご注文はこちら 「Tuck」が贈り物におすすめの理由 Tuckの一番の特長は、使うシーンを選ばないシンプルさと、迷いにくい収納構造。 例えば、表面に交通系ICカード、背面にポイントカードやクレジットカード、内側に診察券や保険証といった形で、用途ごとに分けて収納できます。 カード類はいつの間にか溜まってしまい、必要な時にどこにあるのか分からなくなってしまうことがありますよね。 Tuckは、よく使うカードなどを機能的に収納でき、どこに何があるかが整理しやすいので、とっさにカードが必要な時も迷わずカードが出せて重宝します。 スタッフ使用のTuck。使用から7年経ったブラックです。他のお財布と併用して使っています。 小さく持ち運びやすいので、今使っている財布やカードケースにプラスしやすいので、ギフトとして贈りやすいのもポイント。 財布をプレゼントする時は「今使っている財布がお気に入りだったら」と、少し躊躇してしまいますが、Tuckであれば気軽に贈れるのが、プレゼントにも多く選ばれている理由のひとつです。 贈る相手に合わせた使い方のイメージ 公共交通を利用する方に表にICカード、背によく使うクレジットカード、内側に身分証など。改札やレジでもたつかず安心です。 通院される方に背に診察券、内に保険証などをまとめて。外出時の忘れ物防止にも役立ちます。 キャッシュレス中心の方にクレジットカード、ICカードをメインに小さなミニ財布として。 フラップ付きのメインポケットには、プラスチック製のカードなら5〜7枚、名刺なら10枚ほど収納できます。折りたたんだお札や鍵などを入れておくのにも便利。小ぶりなバッグや上着のポケットにも収まりやすく、普段使いにちょうどよいサイズ感です。 Tuckのラインナップ Tuckは現在、イタリア産ブッテーロを使用した通常タイプに加え、エプソンという革を使用したタイプ、ブライドルレザーを使用したタイプがあります。 ICカードケース "Tuck"通常タイプ 定番のブラックとキャメルが人気ですが、グリーンとブルーも豊かなエイジングが楽しめるカラー。イメージに合うカラーからお選びください。 ▼ご注文はこちらからhttps://munekawa.jp/products/cac11 ICカードケース "Tuck"ブライドルレザータイプ イギリス「Thomas Ware&Sons」社製のブライドルレザーを使用。こちらも豊かなエイジングが楽しめる革として人気の革素材。耐久性も高く、普段使いするカードケースにもおすすめの素材。...

「素材の風合いを楽しむ」ムネカワのレザーベルト"Brass"が新しくなりました

「素材の風合いを楽しむ」ムネカワのレザーベルト"Brass"が新しくなりました

ムネカワのレザーベルト"Brass"が新しくなりました。 レザーベルト"Brass"は、その名の通り、バックルに真鍮(Brass)を使った、素材の風合いを楽しむベルトとして、現在も多くの方にご愛用いただいている人気アイテム。 長らく完売となっていましたが、再販のご要望の声も多く、細部の仕様をリニューアルしてこのたび新しく生まれ変わりました。 "Brass"はもうすぐ完成予定。本日のブログではその詳細をご紹介します。 ▶︎特集ページ「Leather Belt"Brass" - 革と真鍮 素材を楽しむレザーベルト」 「素材の風合いを楽しむ」ベルト バッグや靴、シャツ、ネクタイ。 そんな日々の装いの中で、ベルトは意外と後回しにされがちなものではないでしょうか? しかし、使い込まれて味わいの増した革ベルトは、その日のコーディネートをぐっと引き締め、持つ人の個性を静かに語ってくれるものです。 Brass製作の発端は、ムネカワのスタッフ同士で「自分が欲しいベルト」の話をしていたことから始まります。 30mm幅で普段使いしやすく、シンプルなデザインで真鍮バックルのベルト。 「そういうものがあったら欲しいね」と話をしていましたが、自分たちが欲しいと思う形がなかなか見つからず、ようやく見つけても海外製で値段が高くなかなか手が出しづらい、というものばかりでした。 そこで「無いんだったら、自分たちでそんなベルトを作ろう」という話になり、作り始めたのが”Brass”です。 Brassはまさに、私たちが思う「かっこいい」を形にした一本。シンプルなデザインと堅牢な作りで、素材の風合いが長く楽しめる一本に仕上がりました。 革と共にエイジングが楽しめる真鍮無垢のバックル このベルトの顔とも言えるのが、真鍮無垢のバックルです。 ベルトのバックルはシルバーが一般的かと思います。それももちろん素敵ですが、Brassは「革と同じように経年変化を楽しめる素材」として真鍮を使用しています。 使い始めは、ツヤがある黄金色ですが、使っていくうちに少しずつ落ち着いた色合いに。やがて、アンティークの金具のような温かみのある風合いへと変化していきます。 使い始めは光沢のある黄金色   使用し続けると落ち着きのある風合いに 異なる魅力を持つ、2つの個性的なレザー 今回のリニューアルで、異なる2種類の革で”Brass”を製作しました。 1. 英国の品格をまとう「ブライドルレザー」 ひとつは、イギリスの老舗タンナー「Thomas...

革製品のホックボタンは消耗品。ムネカワは無料でホックボタンの修理をいたします

革製品のホックボタンは消耗品。ムネカワは無料でホックボタンの修理をいたします

革は丈夫な素材です。使い方によっては、10年、20年と使い続けることができます。実際にMunekawaのお客様の中には、何十年も同じ財布を愛用されている方も少なくありません。 しかし、どんなに大切に使っていても、必ず壊れてしまう部分があります。それが「ホックボタン」です。 使用頻度にもよりますが、ホックボタンは金属疲労により数年で開閉がしにくくなったり、割れてしまいます。これは金属の特性上避けられない現象です。 せっかく良い風合いに育った革財布を、ホックが壊れて使えなくなってしまうのはもったいないこと。ムネカワではホックボタンの修理を「いつかは壊れる部分」だからこそ、無料で行っています。 Munekawaのホック修理 何年使っても、何度でも無料 ムネカワ製品のホック修理は、購入から何年経っても、そして何度修理しても修理費用はかかりません。 ホックボタンは消耗品。ホックボタンの修理は、革製品本体を長くお使いいただくための必要なメンテナンスの一環と考えています。 即日修理が可能(直営店の場合) 直営店にお持ちいただければ、その場で新しいホックボタンに交換し、当日中にお返しできます。作業時間は通常15分程度です。 特別な予約は不要ですが、混雑時にはお待ちいただく場合がございます。営業時間内であればいつでもお気軽にお立ち寄りください。 ▶︎ムネカワの直営店はこちら 遠方の方も安心の郵送修理 遠方にお住まいで直営店へお越しいただけない場合は、往復の送料はご負担いただきますが、郵送でのホック修理も承ります。 なぜホックボタンは壊れるのか ホックボタンの開閉は「金属の弾性」を利用した仕組みです。使うたびに金属が微細に変形し、元に戻るという動作を繰り返します。 この繰り返しにより、金属は徐々に疲労していきます。1日に10回開閉すれば、1年で約3,600回。数年使えば、金属が限界を迎えてしまうのも無理もありません。 特に財布のように頻繁に開閉する製品では、ホックボタンへの負荷は相当なもの。どんなに高品質な金具を使っても、永続的に使えるものではありません。 修理を前提とした製品作り ムネカワでは、「製品は使い続ける以上、いつかは壊れる」という想定のもと、製品設計の段階から「修理のしやすさ」を考慮しています。 シンプルな構造 余計な装飾や複雑な構造を極力避け、必要最小限のパーツで製品を構成。これにより、修理時の作業が簡潔になり、他の部分への影響を最小限に抑えることができます。 パーツの交換しやすさ ホックボタンだけでなく、ファスナーや糸など、消耗しやすい部分は交換しやすい設計になっています。一つの部品が壊れても、製品全体を諦める必要がありません。 修理用パーツの確保 製品の企画からデザイン、製造まで一貫して自社で行なっており、創業以来、修理用のパーツを継続的にストックしています。何年前の製品でも、可能な限り同じ仕様のパーツで修理を行います。 ▶︎関連記事:Munekawaが「自社生産」を大切にする理由 修理をご希望の方へ 直営店での修理 住所:〒556-0014...

クロムなめし革の特徴 - 植物タンニンなめしとどう違う?特徴やメリットを解説

クロムなめし革の特徴 - 植物タンニンなめしとどう違う?特徴やメリットを解説

本日のブログは「クロムなめし製法」で作られた革のお話です。 私たちの工房では、イタリア産ブッテーロを筆頭に、ブライドルレザーやコードバンなど、主に植物タンニンなめしの革をメインに製品作りを行なっていますが、クロムなめしの革の製品も製作しています。 植物タンニンなめしとクロムなめし。おなじ革でもその性質は大きく違います。 特に「革に経年変化してほしくない」「仕事で水を使用する機会が多くて水濡れが心配」という方にはクロムなめしの革が向いているかもしれません。 こんな方は、是非最後までご覧いただき、クロムなめしの革について知ってみてくださいね。 クロムなめしとは? クロムなめし製法とは、塩基性硫酸クロムという化学薬品を使用して革をなめす技術です。現在、革製品のおよそ80%以上がこの手法で作られており、私たちの身の回りで最も多く使われている革でもあります。 植物タンニンなめしと比べると、均一で安定した品質が特徴。また、植物タンニンなめしに比べると低コストで生産できます。 工房でもクロムなめしの革を扱っていると、天候や湿度に左右されにくい「安定感」を実感します。 クロムなめし革の「3つの特徴」 1. 傷に強い クロムなめし革の最大の特徴の一つが、その強靭さです。爪で軽くひっかいた程度では目立つ傷がつきにくく、普段使いでの小さなアクシデントにも動じません。 大型レザーマウスパッド"MP Wide"   お客様からも「思ってたより丈夫で使いやすいです」というお声をよくいただきます。特に革製品を初めて手にされる方にとって、この「安心感」は何よりも大切なポイントだと感じています。 植物タンニンなめし革が「育てる楽しみ」を感じられる革なら、クロムなめし革は「気兼ねなく使える安心」を感じられる革、といったところでしょうか。 2. 水に強い=突然の雨でも慌てない 「革製品は水に弱い」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。クロムなめし革は耐水性に優れているため、少しの雨濡れでもすぐに乾いた布で拭き取れば問題ありません。 もちろん、ずぶ濡れになってしまうのはNGですが、急な雨でもそこまで神経質になる必要がないのは、日常使いにおいて大きなメリットです。特に梅雨の季節や、アウトドアシーンでの使用にも安心して持ち歩けます。 3. 柔らかい=すぐに手に馴染む クロムなめし革は、植物タンニンなめしに比べると伸縮性と弾力性があり、使い始めから柔らかいため、慣らし期間が不要です。 ICカードケース”Tuck”エプソン   植物タンニンなめし革のように「最初は張りがあり、徐々に馴染んでいく」という過程がなく、購入したその日から使い心地が変わらないのが特徴です。 こんな方におすすめ。クロムなめし革という選択 革製品デビューの方へ...

ミニマルな薄い財布で“身軽な一日”を。ムネカワがおすすめする”コンパクト財布”3アイテムをご紹介

ミニマルな薄い財布で“身軽な一日”を。ムネカワがおすすめする”コンパクト財布”3アイテムをご紹介

持ち物をミニマムに。身軽に。 特に暑い季節は、服装が薄手になることもあり、身の回りの持ち物をコンパクトにしたいですよね。 ムネカワの直営店でも、夏になると「薄くてコンパクトな財布」「必要最低限の量が入る財布」をお探しのお客様が多くなります。 そこで今回は、薄手の季節におすすめしたい、ムネカワの中でも特にコンパクトな3つの財布をピックアップしました。 この3アイテム、どれも薄くてコンパクトですが、それぞれに特徴や個性があります。 今回は、それぞれの製品を、おすすめの使用シーンと共にご紹介します。ご自身のライフスタイルを想像しながら、読んでみてくださいね。 手ぶらで出かけたい方に、薄型ミニ財布 “Wedge” 薄型ミニ財布「Wedge(ウェッジ)」は、カードと紙幣に対応した薄くコンパクトなミニ財布。 カードは厳選してよく使うものを3枚。紙幣は二つ折りで5〜6枚ほどが適度な収納量。 シャツやパンツのポケットにすっと収まるので、改札もランチのモバイル決済も、立ち止まらずに。近所の散歩や、職場のランチ用のセカンド財布としても好評です。 角が引っかかりにくい設計で、片手でもスムーズに出し入れできます。スマホや鍵と一緒でも嵩張りにくく、身軽さを保てます。 ▶︎ 薄型ミニ財布"Wedge"のご注文はこちら  フォーマルな場面でもミニマルに。薄型長財布 “Divide” 商談や会食などフォーマルな場でも馴染む財布をお探しの方は、薄型長財布「Divide(ディバイド)」がおすすめ。カードと紙幣に対応した札入れです。 紙幣サイズに極限まで寄せた設計で、とにかく「薄くコンパクト」が特徴の長財布。 その薄さや約4mm。ジャケットの内ポケットに入れてもシルエットに影響しません。 札の端が折れにくく、紙幣の向きも整えやすいので、レジ前でも落ち着いてスマートに。収納量があっても薄さを損なわない最小限の構成は、移動の多い一日にも頼もしい存在です。 紙幣とカードをきちんと分けて持ちたいお客様に選ばれています。 コンパクト財布にありがちな「小さくて使いづらい」ということが無いように、使う時の所作を想定しながら製作しています。 ▶︎薄型長財布”Divide”のご注文はこちらから  カード類を機能的に整理したい方に。ICカードケース “Tuck” 3つの独立したカードホルダーを備えたICカードケース「Tuck(タック)」は、定期券・クレジットカード・身分証など、用途ごとに“居場所”を決められるのが特長のマルチカードケース。 ミニバッグにもポケットにもコンパクトに収まって、身軽な休日にちょうどいい使い心地。ムネカワでも屈指の人気アイテムです。 パスケースや名刺入れとして使いながら、ミニ財布として兼用するお客様も増えています。必要なカードと、三つ折りの紙幣を少しだけ。中には「メインポケット部分に小銭を入れて使う」という方も。 先ほどご紹介したWedgeと併用もおすすめ。2つ合わせてもこのサイズ感。 定期券やオフィスの入館証など、ICカードを複数持っている場合は、2つに分けておくと干渉することなくスムーズに使えますね。...

ムネカワスタッフのおすすめアイテム。製作スタッフと代表・宗川が愛用しているムネカワ製品をご紹介します。

ムネカワスタッフのおすすめアイテム。製作スタッフと代表・宗川が愛用しているムネカワ製品をご紹介します。

毎日、工房で革に触れているスタッフたち。 自分たちが作ったアイテムを実際に使いながら、「ここが便利だな」「こんな風に育ってきたな」と感じることも少なくありません。 今回は、そんなスタッフが普段から愛用しているお気に入りアイテムをご紹介します。日々の暮らしの中で見えてきた魅力や、ちょっとした使い方の工夫もあわせてお届けします。 製作スタッフ小西のおすすめアイテム ベル型キーケース”Bell M” オススメする理由 袋状の部分に鍵を収納できるキーケースです。4年ほど使用しているので、色合いが変化していますが、カラーはキャメルです。 ストラップのボタンを外すと鍵の重みでスムーズに取り出しができる点や、鍵が多くても安心の大容量なのに、革が馴染むと中身の形状に合わせてあまりかさ張らないところがオススメです。 お気に入りのポイント 普段は3、4本しか鍵をつけないのですが、鞄の中でもパッと見つけやすく、ポケットに入れても嵩張らないサイズ感が自分にピッタリだと感じています。 キーケースは出掛ける際に必ず持って行くアイテムなので、日々変化していくブッテーロのエイジングもお気に入りのポイントです。 常に触っていたくなるような手に馴染む柔らかい風合いや、少しずつ深まっていく色の変化も楽しく、4年近く愛用している中でますます愛着が増しています。 ▶︎ベル型キーケース”Bell M”のご注文はこちらから 製作スタッフ森のおすすめアイテム 名刺入れ”Through” オススメする理由 一番のおすすめポイントは、機能的なところ。 スリーブに名刺を交換相手の方向に向けてセットしておくことで、スムーズに取り出しができるところが、使いやすくて気に入っています。 働き始めで、まだ名刺交換に慣れていない人にもおすすめですね。 シンプルで、角ばったフォーマルなデザインなので使う人を選ばず、たくさんの人に使ってもらいやすい名刺入れだと思います。 throughは底面と側面部分が1枚の革でつながっている「通しマチ」構造なので、収納力があり、名刺を多めに持ちたい方にもおすすめです! 個人的な使い方 最近名刺交換した方や、よく連絡を取る方の名刺は常に入れておきたいので、自分の名刺と合わせて約40枚ぐらい収納しています。 その時の気分に合わせて、3つの名刺入れを使い分けています。 現在メイン使っているのはでブルー。グリーンには今まで頂いた名刺を保管、廃盤カラーのオレンジはカードケースとして必要なカード類をまとめています。 ▶︎ 名刺入れ”Through”のご注文はこちらから 製作スタッフ...

新作トートバッグ製作中!クラシックなデザインに「実用性」をプラスしたトートバッグです。

新作トートバッグ製作中!クラシックなデザインに「実用性」をプラスしたトートバッグです。

大阪・大国町にあるムネカワの工房で、新しいトートバッグの製作がスタートしました。 まだ始まったばかりですが、お客様からの声や自分たちが毎日の暮らしの中で感じたことを参考に、クラシックな印象を保ちながらも、普段使いしやすい実用性も兼ね備えたバッグにしたいと考えています。 今回のブログでは、そんな新作バッグについて少しご紹介します。 新作はどんなバッグ? トートバッグは容量があって、気軽に使えて重宝しますよね。 皆様の中にも愛用されている方がおられるのではないかと思います。 今回製作するバッグは、そんなトートバッグとしての使い勝手の良さはそのままに、コットンキャンバスと革を使用してムネカワらしいクラシックな雰囲気をプラスしたものです。 メイン素材となるコットンキャンバスは生地にロウを染み込ませて撥水性を高める「パラフィン加工」が施しています。 ムネカワでは以前“Usual”といトートバッグを製作していました。 Usual同様、お仕事用にはもちろん、ブライベートでも色々なコーディネートに馴染みながら、カジュアルになりすぎない、上品さを持ったバッグになるよう製作を進めています。 以前製作していたトートバッグ”Usual” 新作バッグのポイント「開口部のファスナー」 トートバッグを使っていて少し気になるポイント、それは「開口部が大きく開いている」こと。 これは中身が見えやすく、出し入れしやすいトートバッグのメリットでもありますが、安全面・プライバシー面で少し気になる、という方がいるのも事実です。 電車の車内や混雑した飲食店など、人が多い場所で「バッグの中身が見えてしまわないか」と気になったり、「大切なものがバッグから落ちてしまわないか」と不安になることってありますよね。 こうした安全面・プライバシー面を考慮して、今回の新作トートは、開口部にファスナーを取り付けることにしました。 これで中身が見えなくなるのはもちろん、荷物が落ちる心配もなくなりますし、急な雨でも中身が濡れず安心です。 今、工房では試作を作りながら、バッグの構造やデザインを調整しています。 手に持った時や肩にかけた時の印象、ファスナーを開け閉めするときの手の動きなどをシミュレーションしながら、各パーツのサイズや構造、素材など、さまざまな視点で検証を重ねています。 工房でいつも大切にしているのは、急がずに一つの工程ごとにしっかり確認すること。お客様に長く使っていただくためには、こういう丁寧な積み重ねが必要だと思っています。 新作バッグのこれから 新作トートバッグの製作は、まだ始まったばかり。これから時間をかけて細かいところを調整し、品質をしっかりチェックしていきます。 製作の様子は、このブログでもまたお伝えしていく予定ですので、引き続きチェックしてくださいね。 工房での作業風景や、製作スタッフが感じていること、技術的なこだわりなども含めて、新作ができるまでの道のりを皆さんと一緒に共有したいと思っています。 まだ完成まで時間はかかりますが、きっと皆さんに喜んでもらえる仕上がりになると思っています。工房からの続報を楽しみにしていてくださいね。 皆様からのご意見やご感想も、いつでもお待ちしています。「こんな機能があったらいいのに」「こんな使い方をしてみたい」といったお声は、私たちにとってとても貴重な道しるべになります。 ムネカワのバッグアイテムはただいま、ショルダーバッグ“Caddis”とレザー&コットンサコッシュ(直営店限定・メール問い合わせでもご購入いただけます)というアイテムを販売しています。 バッグをお探しの方は、こちらもおすすめ。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 ▶︎夏に映えるムネカワのバッグシリーズ。サコッシュ&ショルダーバッグ

夏に映えるムネカワのバッグシリーズ。サコッシュ&ショルダーバッグ

夏に映えるムネカワのバッグシリーズ。
サコッシュ&ショルダーバッグ

薄手のシャツやTシャツに着替える季節。 「両手を空けて、身軽に出かけたい」夏はそんな気分になる開放的な時期ですよね。 そんな季節にあわせて、ムネカワの2種類のバッグをご紹介します。 モデル身長:173cm 今回のブログでは、工房で改良を重ねたショルダーバッグ“Caddis”と、直営店限定アイテム"レザー&コットンサコッシュ"をご紹介します。 この夏を共に過ごす新しいバッグをお探しの方は、是非最後までご覧ください。 ムネカワのバッグってどんなバッグ? 【改良版】ショルダーバッグ“Caddis” イタリアンオイルレザー(牛革マレンマ)の落ち着いた艶と、撥水帆布のタフさを組み合わせた、オン・オフ横断型の定番ショルダーバッグです。 フライフィッシングが趣味のムネカワのスタッフたちが「街でも釣りでも両方使える、いい感じのフィッシングバッグがあれば良いよね」という会話がきっかけとなり誕生したCaddis。 英国の伝統的なフィッシングバッグをモチーフに、本格的なアウトドアにも、普段使いにも使いやすい形を考えて製作しました。 サイズは日常づかいにちょうどよく、前ポケットは深さがあっても取り出しやすい構造に。突然の雨でも安心感のある素材と構造で「雨の日もつい手が伸びる」と、製作したスタッフたち自身もお気に入りのアイテムです。 レザー&コットンサコッシュ 軽さと気楽さが魅力のレザーコットンサコッシュ。 防水シートを挟み込んだオリジナルのコットンツイル生地に、イタリア産植物タンニン鞣しの牛革を合わせました。 休日のちょっとした外出に、必要なものだけサッと入れて持ち運べるサコッシュ。オールシーズン使えますが、薄手の服装になる夏は特に重宝します。 オンラインショップでの販売は終了していましたが、根強い人気と問い合わせがあり、現在は直営店限定アイテムとして販売しています。 年齢、性別問わず使えるすっきりデザインながら、ラフになりすぎない「さりげない落ち着き感」が感じられるのはレザーとコットンツィルの組み合わせならでは、ですね。 2つのバッグの収納量 「必要な物一式をひとまとめに」がCaddisの魅力 財布、スマホ、キーケースなどの小物はもちろん、A4サイズのファイルやノートパソコン、水筒やペットボトル、小さいサイズの折り畳み傘なども収納OK。 プライベートはもちろん、仕事用のバッグとしても、必要な物一式をひとまとめに。スマートに収めてくれるのがCaddisの特徴のひとつです。 沢山の釣具を使用するフライフィッシングに着想を得て、サブポケットも多め。 サブポケットにスマートフォンやお財布を入れておけば、水筒や折り畳み傘の水滴が付いて濡れることもありません。 「最小限で身軽に」をサポートするサコッシュ サコッシュのメリットはなんといっても「身軽さ・気楽さ」 スマホやお財布、必要最低限のものに加え、文庫本やミニタオルなども収納できるサイズ感です。 読みかけの本を持って、近所のカフェに。観光やフェス、旅先のサブバッグに。 お客様からは「荷物が少ない日はこれだけで十分」との声も。こういった気楽に使えるところがサコッシュの魅力ですね。 夏に気持ちいい、素材...

夏の革製品NGシチュエーションガイド|正しい保管・使用法を知り、夏場も快適に革と暮らそう

夏の革製品NGシチュエーションガイド|正しい保管・使用法を知り、夏場も快適に革と暮らそう

夏場は革製品にとって過酷な季節。 高温、多湿、直射日光、汗、そして様々な化学物質など、革にとって脅威となるものとの接触が増える時期です。 知らず知らずのうちに、大切な革財布やバッグを傷つける危険にさらしてしまっているかもしれません。 夏特有のシチュエーションで起こりがちなトラブルを事前に知っておくことは、革製品を綺麗に使う上でとても大切です。 今回は、夏場によくある4つのNGシチュエーションと、それぞれの対処法をご紹介します。正しい知識を身に付けて、夏も楽しく革製品をお使いください! 夏の革製品4大NGシチュエーション 夏場の日常生活で、つい見落としてしまいがちな「革製品を傷つける要因」があります。ここでは、夏場にご相談をいただくことが多い、4つのシチュエーションを取り上げ、それぞれの危険性と適切な対処法をご紹介します。 1. 車内・ダッシュボードへの放置 買い物や外出先で、車のダッシュボードや座席に財布やバッグを置いたままにしてしまうケースです。真夏の炎天下では、車内温度が急激に上昇するため注意が必要です。 近年の夏は特に暑く、夏の車内温度は50〜70℃に達することがあります。革製品の耐熱温度は一般的に40〜50℃程度のため、車内に革製品を放置すると以下のような症状につながる可能性があります。 革の変形や反り返り ひび割れや亀裂 色褪せや変色 少しの間なら問題ありませんが、1時間以上車内に放置しておくと何らかのダメージが発生する可能性があります。 できるだけ持ち歩くようにするか、車を日陰に駐車するなど、意識するようにしましょう。 2. 汗による蒸れダメージ パンツのポケットに革財布を入れて長時間過ごすケース。 財布をパンツポケットに入れて持ち歩く方は多いでしょう。しかし、夏場は汗の量も多く、ポケット内は高温多湿状態になるため、少し注意した方がよい場合もあります。 特に汗かきの人の場合、パンツのポケット内湿度が90%近くになることも。このような環境では、塩分による革の硬化と変色、湿気によるカビの発生など、さまざまなダメージが起こる可能性があります。 「今日は暑そうだな」「汗をかきそうだな」という日は革製品はできるだけバッグなどに入れて持ち歩くのが良いでしょう。パンツのポケットに入れる際は、通気性の良い衣類を選ぶと良いでしょう。 また、汗をかいた日は、帰宅後すぐに革製品を風通しの良い場所で保管するのも大切です。 3. 水滴・結露との接触 バッグの中でペットボトルや水筒の結露が革製品に付着するケースです。 夏場は冷たい飲み物をバッグの中に入れて携帯する機会が多く、これもよくあるシチュエーションです。 エアコンを使用する夏場は、涼しい屋内と外気の温度差により、容器表面に水滴が発生します。温度差が激しいと、15分ほどで結露が発生することもあり、「飲み物の水滴に革製品が触れてシミになってしまった」というご相談は毎年多いです。 特に、コードバンやブッテーロなどの植物タンニンなめし革は水染みに弱く、シミや水ぶくれが起こりやすいので注意しましょう。 ペットボトルや水筒はカバーをつけたり、バッグのサブポケットを活用して、飲み物と革製品を直接触れさせないようにすることが大切です。...

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