「毎日、当たり前に使うものだからこそ、満足できる"良いもの"を選びたい」
そう考える方は少なくないでしょう。特に、財布やキーケース、コインケースといった私たちの日常に深く関わるアイテムであれば尚更。

キャッシュレス決済が普及し、現金を扱う機会は減りました。しかし、ふとした瞬間に小銭が必要になる場面は意外と多いもの。
そんな時、上質なコインケースが一つあれば、支払いの所作はスマートに、手荷物もすっきり整理できて、気持ちの良いものに変わります。
今回は「キャッシュレス時代にあえてコインケースを持つことの価値」を問い直し、その上で、長く使うための道具としての革のコインケースの魅力についてご紹介します。
キャッシュレス時代にあえてコインケースを持つということ
「スマートフォンやカードで支払いが済むのに、わざわざコインケースを持つ必要はあるの?」
と思われる人もいるかもしれません。
しかし、少しでも現金を持ち歩く方にとっては、コインケースは生活をより快適で、豊かなものに変えてくれる可能性を秘めている物です。

よくあるお悩み
- レジ前で、ポケットや財布の奥から小銭を探して焦ってしまう。
- パンツのポケットが小銭で膨らみ、シルエットが崩れて不格好。
- せっかくの長財布が、小銭でパンパンに膨らんで形が崩れてしまう。
こうした些細なストレスは多くの人が一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
コインケースは、こうした悩みを解決するための、最もシンプルで取り入れやすいアイテムなのです。
メリット1:支払いが、驚くほどスマートに
コインケースの最大の利点は、小銭の視認性とアクセス性の高さにあります。必要な時にさっと取り出せるため、会計がスムーズになり、日常の何気ない所作が洗練されます。
メリット2:メイン財布との併用で、さらに快適な毎日を
"プラスワン"のアイテムとして、柔軟に使えるのもコインケースの魅力のひとつ。
長財布や二つ折り財布とコインケースを併用することで、メインの財布をすっきりと保つことができます。カードや紙幣で膨らみがちな財布から小銭を独立させるだけで、使い心地が向上する上に、入れすぎによる型崩れなども防げます。
メリット3:"これだけ"で、身軽に出かける
ランチや近所への散歩、休日のちょっとした外出。そんな時、コインケース一つあれば十分です。小銭だけでなく折り畳んだ紙幣を収納しておけば、ポケットにすっと収まる手軽さで、手ぶらに近い軽快なスタイルを実現します。
こんな人におすすめ
- レジ前で、スマートに支払いを済ませたい方
- 愛用の長財布を、小銭で膨らませず綺麗な形のまま使いたい方
- 休日は大きな財布を持たず、手ぶらに近いスタイルで身軽に出かけたい方
- 日々のモチベーションが上がるような、上質な革小物を探している方

コインケースは「革がおすすめ」な理由
革小物の魅力。それは「経年変化(エイジング)」にあります。
新品の状態が完成ではなく、使い込むほどに所有者だけの色、艶、形に変化していく。その過程こそが、革製品を使う醍醐味のひとつと言えるでしょう。

コインケースは、ポケットに入れてラフに使うことが多い分、他の革小物に比べてエイジングが早く進む傾向があります。小銭の量も人によって違うため、自分のライフスタイルが反映された色や形に変化していく楽しさを感じられるでしょう。
Munekawaのおすすめコインケース
Munekawaのデザインは「用の美」にあります。華美な装飾を排し、使う人の視点に立って、本当に必要な機能と、長く愛用できる普遍的なデザインを追求しています。
ここでは、Munekawaのコインケースをご紹介します。
1. 薄型小銭入れ”Undo”

Munekawaではロングセラーアイテムとして、長くご愛用いただいているコインケース。
薄さとコンパクトさから「本当に小銭をたくさん入れられるの?」と聞かれることもありますが、ご安心ください。20枚から30枚のコインを収納することができます。
付属のフリーポケットには折り畳んだ紙幣を1枚入れておくこともできるので、これ一つとスマートフォンがあればちょっとした買い物やお散歩に出かけることもできますね。
2. 手縫いコインケース"Hold"

Munekawaでは唯一、手縫いだけで仕上げるコインケース。
一枚の革パーツを袋状に組み上げて最小限の縫製だけで仕上げるため、故障のリスクが低いのが特徴。気兼ねなくラフに使えるのがHoldの魅力のひとつです。また袋状に組み上げることで内部にしっかり空間を持っているため、収納量が多いのも特徴。
どこまでもシンプル。だからこそ革のエイジングがダイレクトに感じられ、飽きがこず長く使えるコインケースです。
3. 極小コインケース"Palm"

「極小」という名前の通り、Munekawaのコインケースの中でも最も小さいコインケース。実物を手にしてみるとその小ささに驚かれることもしばしばです。
小さくても、収納量や取り出しやすさを損なわないよう製作していますので、コインケースとしての使い心地はバッチリ。すでにお使いのお財布とも組み合わせやすいので、プレゼントにもおすすめのアイテムです。
ひとつひとつ丁寧に製作しています。
コインケースをはじめ、Munekawaの製品はすべて大阪・大国町にある工房で製作をしています。
革の選定、裁断、縫製、細部の仕上げまで、全て4人の製作スタッフだけで行なっています。一度に製作できる数には限りがありますが、ひとつひとつ丁寧に、責任を持って仕上げることができ、これがMunekawaの品質の源泉となっています。

また、製作だけでなく修理にも力を入れています。革は丈夫な素材ですが、道具である以上、必ずいつかは故障します。
ファスナーの交換やステッチのほつれなど、長年の使用で消耗してしまった部分も、永年で修理対応しますので、少しでも気になる部分が出てきたらお気軽にご相談ください。
日常に寄り添う、一生もののパートナー
革のコインケースは、気軽に使い始められるものでありながら、「革の本質」を感じやすいアイテムでもあると思います。
シンプルであるがゆえ、革の魅力、エイジングの魅力、作りの丈夫さ、使い心地がダイレクトに感じられるものです。
「革小物を使ってみたいな」「ちょうど良い革のプレゼントを探している」という方は、ぜひ革のコインケースを検討してみてくださいね。