ハンドクリームは革のお手入れに使える?その効果と注意点を解説
ハンドクリームで革製品のケアに使える? 革製品を長く愛用するために大切なのが「革のお手入れ」。 レザーケアに関心のある方から「ハンドクリームは革のお手入れに使えるの?」という疑問をよくいただきます。 お手持ちのハンドクリームでレザーケアができれば専用のケア用品を買わずに済み、気軽にできて経済的ですよね。 しかし、Munekawaでは革のお手入れには、革専用のケア用品を使用することをおすすめしています。 本日のブログではその理由を解説します。 「革製品を長く使いたい」「革のお手入れに興味がある」という方は、是非参考にしてみてくださいね。 ハンドクリームが革に与える影響 ハンドクリームには保湿成分や油分が含まれていますので、「革の保湿」という点では、効果を実感できる場合もあります。 しかし、特に植物タンニンなめし革のように顕著なエイジングがみられる革には、最適なケア方法であるとはいえません。 場合によってはこれらの症状が出る可能性があります。 シミやムラになる革製品の表面に成分が均一に馴染まず、シミやムラが生じる場合があります。 革の質感が変わってしまう特定の成分が革の繊維に浸透しすぎると、革の風合いや強度が損なわれることがあります。 綺麗なエイジングを妨げる長期間使用すると、綺麗なエイジングを妨げる原因になる場合もあります。 さらに、ハンドクリームは香料が配合されているものが多く、革にハンドクリームの匂いが付着する場合もあります。 ハンドクリームは、あくまで人の肌に合わせて作られている、ということを念頭に置いておきましょう。 Munekawaが推奨する革のケア Munekawaで主に使用しているブッテーロやコードバンなどの植物タンニンなめしの革は、油分を豊富に含み、豊かなエイジングが楽しめる素材です。 それと同時に繊細な性質でもあるため、綺麗なエイジングを楽しみながら長く使うには、専用のケア用品を使用するのが望ましいといえるでしょう。 専用のケア用品を適切に使うことで、このような効果が期待できます。 適度な油分補給で革のしなやかさを維持 表面の汚れや乾燥を防ぎ、美しいツヤを引き出す 革の魅力的なエイジングを促しながら、しなやかさと強度を保つ Munekawaでは、オリジナルのレザーケアセットも販売しています。 お財布や名刺入れなどのご購入と合わせて購入される方も多いので、ご興味のある方は是非ご検討ください。...