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スーツのシルエットを崩さない革財布の選び方-内ポケットにすっきり収まる「薄い財布」の選び方を解説

スーツのシルエットを崩さない革財布の選び方-内ポケットにすっきり収まる「薄い財布」の選び方を解説

普段「財布をジャケットの内ポケットに入れている」という方も多いのではないでしょうか。胸元からさっと取り出せて、会計時の所作がきれいにまとまりますよね。 一方で、内ポケットは目立つ位置にあるぶん、財布の厚みがそのままシルエットに出やすい場所でもあります。 少しふくらむだけで、胸まわりのラインが崩れたり、立ち姿が野暮ったく見えたりすることもあるため、少し注意が必要です。 内ポケット収納でありがちな失敗 「内ポケットに入れる財布は薄い方が良い」ということはわかっていても、財布の形や使い方が合っていないと、ジャケットに収めづらくなってしまいます。 普段「財布が内ポケットに入れづらい」と感じている方は、こういう状態になっていないでしょうか? 中身が膨らんでいる 財布の中身が入りすぎて膨らんでいるケースです。薄型の革財布に切り替えても、カードやレシートをそのまま詰め込めば、結局ポケットの中でパンパンになってしまいます。 財布の形が合っていない 財布の形がポケットと合っていない、というのもよくあるパターン。角が硬く立っている財布や、外側に金具やファスナーの出っ張りが多い財布は、薄く見えても内ポケットの表側に輪郭が出やすくなったり、取り出す時に引っかかってしまいがちです。 最近はキャッシュレスが進み、持ち物自体は減らしやすくなっています。 だからこそ「薄さ」だけでなく、中身の整理や形・使い勝手まで含めて見直すと、内ポケット派の財布選びがぐっと楽になります。 内ポケット用の薄型財布を選ぶポイント これを踏まえて「ジャケットの内ポケットに入れやすい財布」を選ぶ際は、「財布そのものの薄さ」に加えて、以下のポイントを意識してみましょう。 「ただ入る」でなく「形の出にくさ」を見る 薄さそのものはもちろんですが「入れたときに膨らみが出にくい形かどうか」も重要です。内ポケットに入るには入っても、角が硬く立っている財布や、芯材が強い四角い財布は、見た目の薄さ以上にポケットの中で形が出やすいことがあります。 また、ファスナーや留め具が外側で突出していないか、閉じた状態でなだらかな形になっているかも、軽くチェックしておくと安心です。  収納力は「量」より「持ち方の設計」で決める 薄い財布を選ぶときは、どれだけ入るかより“何を持つか”をイメージしたほうが選びやすくなります。 日常的に使うカードの枚数、現金をどれくらい持つか、小銭を使う場面がどれくらいあるかを思い浮かべると、必要な収納のバランスが自然と見えてきます。 薄い財布は、中身を整えてこそ快適になるものです。使う場面を想像しながら、自分の持ち方に合う“ちょうどいい薄さ”を探してみてください。 ライフスタイル別の選び分け 最後に、使い方の傾向から「どのタイプが合いやすいか」を整理しておきます。自分の普段の行動を思い浮かべながら読むと選びやすくなるはずです。 紙幣・カードをある程度持ちたい方 「現金もカードもある程度持ちたい!」という方は、紙幣+カードに対応した長財布がおすすめです。小銭はどうしても膨らみになってしまうので、コインケースを別で持つのが良いでしょう。 過度な装飾や金具がなくシンプルなデザインのものであれば、ある程度の量を収納してもそこまで膨らむことなくジャケットの中に収めることができます。 Munekawaのおすすめ「封筒型長財布 Encase」金具を使用せず革だけで制作した長財布。カード6枚、紙幣は約30枚収納可能 ▶︎ご注文はこちらから Munekawaのおすすめ「薄型長財布“Divide”」厚みを約4mm、紙幣のサイズまで大きさを突き詰めた札入れ。カード最大6枚、紙幣は約20枚収納可能...

ブライドルレザーのL字ファスナー長財布 Cram Long、数量限定で11/15 22時より販売開始

ブライドルレザーのL字ファスナー長財布 Cram Long、数量限定で11/15 22時より販売開始

前回ご好評いただいた、ブライドルレザー仕様のL字ファスナー長財布「Cram Long」が、11/15より数量限定で再び登場します。 今回は「ブラック」「グリーン」「グリーン×ヘーゼル(バイカラー)」に加え、人気の配色である「ネイビー×タン(バイカラー)」も製作しました。 薄くて軽い長財布が欲しい方、長く使える革財布を探している方、そして大切な方へのギフトをお考えの方にもおすすめです。この機会に是非ご検討ください。 ▶︎L字ファスナー長財布 “Cram long”/ブライドルレザーのご注文はこちら Cram Longとは?キャッシュレス時代にちょうど良い長財布 Cram Longは、「薄さと収納力の両立」をコンセプトにしたL字ファスナー長財布です。紙幣・カード・小銭をひと目で見渡せる内装は、開いた瞬間に必要なものへ手が届くよう設計されています。 主な特徴 紙幣を折らずに収納できる札入れスペース(左右2箇所・紙幣:約30枚収納可能) 中央に配置した小銭入れ(約30枚収納可能) カードポケットは10箇所(約16枚収納可能) サイズ:縦90mm・横180mm・厚み15mm 必要十分の収納力を備えながら、ジャケットの内ポケットや小さめのバッグにもすっと収まるスリムさが特徴。ワンアクションですべてに小銭・カード・紙幣にアクセスでき、会計時もスムーズです。 詳しい使い方は動画でも解説していますので、あわせてご覧になってみてください。(動画のCram Longはブッテーロタイプです) ▶︎L字ファスナー長財布 “Cram long”/ブライドルレザーのご注文はこちら ブライドルレザーの魅力と、4つのカラーバリエーション 馬具由来の堅牢さと、深まる表情 ブライドルレザーは、馬具に使われてきた伝統的な素材です。 繊維の奥までロウを染み込ませる工程により、コシの強さと型くずれのしにくさが生まれます。表面に浮く白い「ブルーム」は、使うほどに薄れ、次第に深いツヤへと変化していきます。 今回も名門と名高いイギリス「Thomas Ware&Sons」のブライドルレザーを使用しています。昔ながらの伝統的な製法で作られるブライドルレザーは耐久性はもちろん、何より革の見事な風合いと、豊かな経年変化(エイジング)を長く楽しめます。 「買った瞬間の美しさ」だけでなく、「育っていく変化」も楽しめる点が、多くの革好きから支持されています。 選べる4色、それぞれの個性...

2種類の数量限定Cram、好評につき再販開始!L字ファスナー財布 Cram「トリヨンラグーン」「エプソン」」

2種類の数量限定Cram、好評につき再販開始!L字ファスナー財布 Cram「トリヨンラグーン」「エプソン」

L字ファスナー財布 Cramの限定タイプである「トリヨンラグーン」「エプソン」を数量限定で販売します。 マットな質感と手触りが魅力のトリヨンラグーンと、端正な佇まいが人気のエプソン。 どちらも以前の販売時に大変ご好評いただき、再販のご要望も多かった人気のタイプです。前回ご購入いただけなかった方も、この機会にぜひご検討ください。 ▶︎「cram」トリヨンラグーンタイプのご注文はこちら ▶︎「cram」エプソンタイプのご注文はこちら ① Cramトリヨンラグーン 最初にご紹介するのは Cram トリヨンラグーンタイプです。 トリヨンラグーンは、フランス産のシュリンクレザー。 革のなめしの工程で、熱処理や薬品処理を加えて繊維を収縮させて作るシボ(細かな凹凸模様)が特徴です。 その魅力は、吸い付くように柔らかくしっとりとした「手触り」。 同時に、クロムなめし製法ならではの耐水性と耐久性も備えており、気兼ねなく使えるタフさも持ち合わせています。 経年による色味や質感の変化が穏やかなため、使い始めの印象を長く保ちたい方におすすめです。 配色と内装  カラーは洗練された印象のエトープを採用。 内装には、Munekawaではおなじみイタリア・ワルピエ社が手がけるブッテーロのグレージュを合わせています。 ふくよかで柔らかなトリヨンと、ハリのあるブッテーロ。二つの異なる革の質感とエイジングが楽しめます。 こんな方におすすめ 落ち着いた上品さのある革財布を探している方 傷や汚れを気にせずラフに使いたい方 革のエイジングが少ない革素材を探している方 ▶︎「cram」トリヨンラグーンタイプのご注文はこちら ② Cram エプソン 次にご紹介するのは、同じくフランスの「エプソン」という革を使用したタイプ。 雄の仔牛の革(カーフ)に細かな型押しを施したレザーです。均一で繊細なシボが、端正でモダンな印象を与えます。...

55%の人が買い替える理由

55%の人が買い替える理由

皆さんは、財布は何年に一回買い替えますか? ある調査によると、財布の買い替え周期は3〜5年が最も多いそうです。 たとえば、3万円の財布を3年で買い替えるとしたら、1年あたり1万円。これを20年間続けると、財布に使う金額は合計で20万円にもなります。 一方で、もし一つの財布を20年使い続けた場合、費用は3万円で済みます。その差は、決して小さくありません。 では、なぜ多くの方はそれでも数年で財布を買い替えるのでしょうか。その理由についても調べてみました。 財布を買い替える主な理由 買い替えの理由として、多く挙げられるのは次のようなものでした。 劣化や損傷:約40% デザインやファッションの変化:約25% 使用頻度や年数経過による性能低下:約15% サイズや機能への不満:約10% イメージチェンジや気分転換:約5% その他(ブランドの変更、贈り物など):約5% デザインの流行やライフスタイルの変化によって、財布に求める機能が変わっていくのは、ごく自然なことです。気分を変えるために、新しいものを選ぶのも素敵なことだと思います。 ただ、私たちが気になったのは、1位の「劣化や損傷」と3位の「性能低下」でした。 この2つを合わせると、実に55%。半数以上の方が、「壊れてしまった」「使いにくくなった」という理由で、やむなく財布を買い替えているという現実が見えてきます。 これらは、財布の作り方と使い始めてからのお手入れや修理で、未然に防げる部分でもあるため、作り手としてはもったいなく感じます。 Munekawaの財布が「長く使える」理由 私たちは、自分たちの製品に、お客様が安心して長く使っていただける自信を持っています。 その理由はいくつかあります。それは、私たちが長年積み重ねてきた経験に裏打ちされたものです。 1. パーツを減らす「引き算の設計」 ムネカワの製品は、構造がとてもシンプルです。これは、故障のリスクを最小限に抑えるための工夫。縫製やパーツ数が多いと、それだけ堅牢になるイメージが持たれがちですが、つなぎ目が多くなればなるほど壊れる可能性のある箇所は増えることになります。そのため、Munekawaでは企画段階で極力パーツ数を少なくする「引き算の設計」を心がけています。シンプルな構造は、見た目の美しさだけでなく、長く使える耐久性にも直結する大切な要素のひとつです。 2. 「修理」を想定した設計 私たちは、財布を企画・設計する段階から、修理のことを想定しています。あらかじめ修理がしやすい構造で製作することで、修理が必要になったときにもスムーズに対応でき、財布への負担も少なく済みます。物である以上、長く使用すれば、いつか不具合が起こります。それを修理して使い続けることで、自然と愛着が湧き、本当の意味での「一生モノ」の革製品になると考えています。 3. 作り手自身が、最初のユーザーになる すべての製品は、最初に製作スタッフ自身が一定期間、実際に毎日使ってみます。ポケットに入れた時の収まりはどうか、カードの出し入れはしやすいか、革はどんな風に変化していくか。頭で考えるだけでなく、日々の生活の中で使い心地と耐久性を検証することで、わずかな違和感を見つけ、改良を重ねます。何度も試作品を製作したうえで、自信を持って販売できる製品に仕上げています。 4....

限定3セット。ブライドルレザーで作る、封筒型長財布“Encase”&極小コインケース “Palm”

限定3セット。ブライドルレザーで作る、封筒型長財布“Encase”&極小コインケース “Palm”

イギリス・Thomas Ware & Sonsのブライドルレザーを使用した、封筒型長財布「Encase」と極小コインケース「Palm」の限定セットをご用意しました。 封筒型長財布Encase、コインケースPalm、どちらもシンプルなデザインと機能性で、「財布を小さくしたい」という方や、ミニマリスト志向の方を中心に人気のアイテム。 革も色も合わせた、シンプルで上質な“2点持ちの組み合わせです。 価格は税込66,000円。各色1セット・合計3セットのみの限定で10/15 22時より販売します。 ▶︎商品ページはこちら セットで揃えることで、暮らしが軽くなる 財布とコインケース、それぞれに役割を持たせると使い方はぐっとシンプルになります。 Encaseには紙幣とカード、Palmには小銭と、使い分けることで中身が整理され、取り出す動きにも迷いがなくなります。 見た目も手触りも揃った2点は、持ち物に統一感を出し、毎日の暮らしや気分を整えてくれる存在に。 平日は札入れ&小銭入れ、休日は小銭入れだけで身軽に外出。そんな使い分けも暮らしのリズムに合わせてできるようになります。 毎日の支度や買い物の所作がスムーズになると、気持ちまで落ち着いていきます。持ち歩く物を「好きなもの」「使いやすいもの」だけにすることは、生活そのものを整えるきっかけになるはずです。 ▶︎商品ページはこちら 封筒型長財布Encase  Encaseは、封筒型のフラップで開閉する長財布。シンプルな構造の中に、使いやすさの工夫が詰まっています。 紙幣は折らずに収納でき、チケットや領収書もきれいに収まるサイズ感。内装は札入れ、カード段、マルチポケットを備え、必要十分な機能をコンパクトにまとめています。 革のハリとフラットな形状により、バッグやジャケットの内ポケットにも収まりやすく、取り出す所作も自然と整います。見た目も使い方も、自然で無理がない。そんな設計が、日常の中でじわじわと効いてきます。 詳しい使い方は動画もチェック!(動画の製品はブッテーロを使用したタイプです) ▶︎商品ページはこちら 極小コインケースPalm Palmは、Munekawa最小サイズのコインケース。手のひらにすっぽり収まり、ポケットの中でもかさばりません。 フラップを開けば、そのまま受け皿のように小銭が広がり、必要な硬貨をすぐに選べます。コインのほかにも、小さな鍵、薬またはアクセサリーなど、“ちょっと持っていたい”ものの収納にも使えます。 Palmがあることで、長財布には小銭を入れなくてよくなり、Encaseの薄さや型崩れの防止にもつながります。財布の役割を分けることで、持ち歩く物が整い、使う場面に応じた自由度も広がります。 詳しい使い方は動画もチェック!(動画の製品はブッテーロを使用したタイプです) ▶︎商品ページはこちら 革を育てるよろこび──TW&S社のブライドルレザー 革は、1840年創業・イギリスの老舗「Thomas...

小さいだけじゃない。Munekawaの2つのミニ財布「Cram」と「Enfold Coin」のご紹介

小さいだけじゃない。Munekawaの2つのミニ財布「Cram」と「Enfold Coin」のご紹介

お金やカードを機能的に収納できて、コンパクトに携帯できる。 そんな、L字ファスナー財布 Cramと二つ折りミニ財布Enfold Coinは、ムネカワでも人気のミニ財布です。 「包み込む」という意味のEnfold。そして、「詰め込む」という意味のCram。 その名前の通り、どちらも「必要なものをコンパクトに収納する」というイメージでデザイン・製作したミニ財布です。 どちらも小銭・カード・紙幣をひとまとめに収納できるタイプのミニ財布ですが、形が違えば、もちろん特徴も違います。 今回はそんなムネカワの2つのミニ財布を比較してご紹介します。どちらがよりご自身のライフスタイルに近いでしょうか?イメージしながらご覧になってみてください。 「Cram」と「Enfold Coin」どんな財布? L字ファスナー財布「Cram」 ワンアクションで紙幣・小銭・カードの全てにアクセスできる、スピーディーな使い心地がCramの魅力。ムネカワでも一番の人気を誇る革財布です。 小銭入れの下の空間に、お札をくぐらせるように収納して使用します。 この独自構造がCramが小さくても収納量が高い理由。 ファスナーを開けるだけで中身が一目瞭然なので、慌てることなくお会計ができるのもポイントです。 二つ折りミニ財布「Enfold Coin」 Enfold Coinは、紙幣を折らずに出し入れしやすいギリギリのサイズ感で設計することで、コンパクトに仕上げたミニ財布。 手のひらに収まるサイズ感でありながら、革の持つ重厚感をしっかりと味わえる、そんな革財布らしい佇まいも大切にしました。 ミニ財布でありながら、従来の二つ折り財布に近い使い心地であるのも人気の理由。 「初めてミニ財布を使うけど、どれを選んでよいかわからない」という方にも多く選ばれています。 サイズ感の比較 L字ファスナー財布「Cram」 一般的なL字ファスナー財布よりも、さらに小さいサイズ感のCram。 大きさは外寸で縦:9.5cm×横:10cm。スマートフォンと比較してもコンパクトなサイズ感がわかります。 Cramは薄い点も特徴の一つ。厚みは1.7cmです。小さいバッグはもちろん、パンツのポケットにも収めやすいサイズ感ですね。 ある程度中身が増えても対応できます。ただし、極端に多すぎる状態が続くと、ファスナーの破損など、故障につながりますので入れすぎには注意してください。 二つ折りミニ財布「Enfold Coin」...

財布の中身「リセット習慣」<br>大切な革財布を長く使うために、始めてみませんか?

財布の中身「リセット習慣」
大切な革財布を長く使うために、始めてみませんか?

毎日使う財布が、気づけばレシートやカードで膨らんでいる。そんな経験はありませんか? 中身が詰まって分厚くなった財布は、かさばって持ち歩きにくいだけでなく、革に常に負担をかけている状態です。 その結果、型崩れを起こしたり、糸のほつれや金具の故障に繋がったりと、製品そのものの寿命を縮めてしまう原因にもなりかねません。 この記事では、そんな状態を防ぎ、大切な革財布を長く美しく愛用するための「財布の中身リセット」の習慣についてご紹介します。 月に一度、数分でできる簡単な習慣で、お使いの財布を一度見直してみませんか。 財布がかさばってしまう原因 気がついたら財布がかさ張ってしまう。多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。 財布に入れてそのままになっているレシートや領収書。 「いつか使うかもしれない」と入れっぱなしになっているポイントカードや診察券。 いつの間にか増えてしまい、ついそのままにしている小銭。 これらが積み重なることで財布の中身は煩雑になり、徐々にかさばってしまいます。 「入るから」と言ってついつい入れすぎてしまうと財布に負担がかかり、日々の暮らしも煩雑になってしまいます。 「思い当たる節がある」という方は、定期的な見直しが必要かもしれません。 財布の「入れすぎ」が引き起こす、3つのデメリット 中身の入れすぎは、財布にとって良い状態とは言えません。具体的にどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。 デメリット1:革へのダメージと型崩れ 常に中身が詰まった状態で財布に負荷がかかり続けると、財布の型崩れの原因になってしまいます。一度型崩れしてしまった財布を元に戻すことは困難ですので、注意が必要です。 デメリット2:糸のほつれや金具の故障 入れすぎによる負荷は、財布の縫製部分やホック、ファスナーといったパーツにも負担をかけてしまいます。これが、糸のほつれや金具の緩み・破損といった故障の原因になってしまうことも。 デメリット3: カードポケットの緩み 革は伸縮性のある素材です。カードポケットに規定以上の枚数を重ねて入れると、革が伸びてポケットが緩くなる原因になります。一度緩んだポケットは元に戻りにくく、カードが滑り落ちやすくなるため、カードの紛失など、トラブルの原因にもなりかねません。 月に一度でOK。「財布リセット」3つのステップ 財布の状態を保ち、長く愛用するための「中身リセット」は、決して難しいことではありません。休日など、少し時間に余裕のある時を見つけてやってみてくださいね。 まずは財布の中身を一度すべて、テーブルの上などに取り出してみましょう。 次に、取り出したものを分類していきます。「毎日使うもの」「たまにしか使わないもの」「不要なもの」に分けて整理しましょう。 たまにしか行かないお店のショップカードや病院の診察券や、処理が必要な領収書などは別のカードケースやファイルなどに分けておきます。小銭も溜まっていれば必要な量だけ残して整理するようにしましょう。 財布の中身をじっくり整理してみると、意外に不要なものが入っているものです。有効期限切れのポイントカードや、不要なレシートなど、まとめて整理するとスッキリ快適です。 最後に、必要なものだけを、取り出しやすさを意識しながら、財布に戻していきます。 この時、「カードは5枚まで」といった自分なりのルールを設けるのも良い方法です。...

ムネカワの製作風景 - 小銭入れ付き長財布”Untrad”を製作しています。

ムネカワの製作風景 - 小銭入れ付き長財布”Untrad”を製作しています。

大阪・大国町のムネカワの工房では、小銭入れ付き長財布”Untrad”の製作が行われていました。 本日のブログではUntradの製作の様子を少しご紹介します。 ▶︎小銭入れ付き長財布"Untrad"のご注文はこちら Untradってどんなお財布? Untradは「ムネカワらしさ」がとてもよく表れている長財布。 「お札、カード、小銭をたくさん収納したい」 「できるだけ、かさ張らずコンパクトにしたい」 「出し入れや中身の確認もしやすいものにしたい」 長財布特有のメリットは活かしつつ、デメリットは解消できるようなデザイン。それがこのUntradには詰まっています。 最大の特徴は、左右で高さの異なるマチの設計。これにより、中身が一目でわかり、驚くほどスムーズに出し入れができます。 こちらの写真で見ると、手前と奥のマチの高さが違うことがわかりますね。 このように高さを変えることで、財布がグッと大きく開き、出し入れしやすいため、このデザインを採用しています。 Untradの制作風景 革パーツを狂いなく組み上げる Untradは、12枚収納のカードポケットや札入れなど、数多くの革パーツで構成されています。 一枚革からパーツを抜き出していきます。 一つひとつパーツにわずかにでも狂いがあると、最終的な仕上がりに大きな歪みが生まれてしまうため、慎重に、寸分の狂いなく組み上げていきます。 Untradのポイント「薄い小銭入れ」 Untradのもう一つの特徴「薄い小銭入れ」 財布は、小銭を入れるとどうしても厚みが出てしまいます。 Untradの小銭入れはマチを薄く作り、小銭の収納量を確保しながら厚みが出過ぎないように仕上げています。 ファスナーも、YKKの持ち手の金具が薄いタイプのスライダーを採用するなど、徹底して「厚みが出にくい」アプローチに向き合って製作しています。 縫製と仕上げ こちらはミシンを使った縫製の様子です。 縫製は、製品の強度はもちろん、見た目の美しさや印象にも直結する重要な工程です。 特に、日々の開け閉めで負荷がかかるファスナー部分は、高い技術と経験が求められます。 縫製が終わると、最後は仕上げの工程へ。革の断面であるコバを丁寧に磨き上げ、手触りや見た目の美しさを極限まで高めていきます。 細部へのこだわりが、製品全体の完成度を決定づけるため、「最後の1%」まで気を抜かず丁寧に仕上げていきます。 少量生産だからこそ、できること Munekawaでは、一度に何百個も作るような大量生産は行いません。私たちの製作は、30個から40個という、目の行き届く範囲での少量生産が基本です。...

クロムなめし革の特徴 - 植物タンニンなめしとどう違う?特徴やメリットを解説

クロムなめし革の特徴 - 植物タンニンなめしとどう違う?特徴やメリットを解説

本日のブログは「クロムなめし製法」で作られた革のお話です。 私たちの工房では、イタリア産ブッテーロを筆頭に、ブライドルレザーやコードバンなど、主に植物タンニンなめしの革をメインに製品作りを行なっていますが、クロムなめしの革の製品も製作しています。 植物タンニンなめしとクロムなめし。おなじ革でもその性質は大きく違います。 特に「革に経年変化してほしくない」「仕事で水を使用する機会が多くて水濡れが心配」という方にはクロムなめしの革が向いているかもしれません。 こんな方は、是非最後までご覧いただき、クロムなめしの革について知ってみてくださいね。 クロムなめしとは? クロムなめし製法とは、塩基性硫酸クロムという化学薬品を使用して革をなめす技術です。現在、革製品のおよそ80%以上がこの手法で作られており、私たちの身の回りで最も多く使われている革でもあります。 植物タンニンなめしと比べると、均一で安定した品質が特徴。また、植物タンニンなめしに比べると低コストで生産できます。 工房でもクロムなめしの革を扱っていると、天候や湿度に左右されにくい「安定感」を実感します。 クロムなめし革の「3つの特徴」 1. 傷に強い クロムなめし革の最大の特徴の一つが、その強靭さです。爪で軽くひっかいた程度では目立つ傷がつきにくく、普段使いでの小さなアクシデントにも動じません。 大型レザーマウスパッド"MP Wide"   お客様からも「思ってたより丈夫で使いやすいです」というお声をよくいただきます。特に革製品を初めて手にされる方にとって、この「安心感」は何よりも大切なポイントだと感じています。 植物タンニンなめし革が「育てる楽しみ」を感じられる革なら、クロムなめし革は「気兼ねなく使える安心」を感じられる革、といったところでしょうか。 2. 水に強い=突然の雨でも慌てない 「革製品は水に弱い」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。クロムなめし革は耐水性に優れているため、少しの雨濡れでもすぐに乾いた布で拭き取れば問題ありません。 もちろん、ずぶ濡れになってしまうのはNGですが、急な雨でもそこまで神経質になる必要がないのは、日常使いにおいて大きなメリットです。特に梅雨の季節や、アウトドアシーンでの使用にも安心して持ち歩けます。 3. 柔らかい=すぐに手に馴染む クロムなめし革は、植物タンニンなめしに比べると伸縮性と弾力性があり、使い始めから柔らかいため、慣らし期間が不要です。 ICカードケース”Tuck”エプソン   植物タンニンなめし革のように「最初は張りがあり、徐々に馴染んでいく」という過程がなく、購入したその日から使い心地が変わらないのが特徴です。 こんな方におすすめ。クロムなめし革という選択 革製品デビューの方へ...

ミニマルな薄い財布で“身軽な一日”を。ムネカワがおすすめする”コンパクト財布”3アイテムをご紹介

ミニマルな薄い財布で“身軽な一日”を。ムネカワがおすすめする”コンパクト財布”3アイテムをご紹介

持ち物をミニマムに。身軽に。 特に暑い季節は、服装が薄手になることもあり、身の回りの持ち物をコンパクトにしたいですよね。 ムネカワの直営店でも、夏になると「薄くてコンパクトな財布」「必要最低限の量が入る財布」をお探しのお客様が多くなります。 そこで今回は、薄手の季節におすすめしたい、ムネカワの中でも特にコンパクトな3つの財布をピックアップしました。 この3アイテム、どれも薄くてコンパクトですが、それぞれに特徴や個性があります。 今回は、それぞれの製品を、おすすめの使用シーンと共にご紹介します。ご自身のライフスタイルを想像しながら、読んでみてくださいね。 手ぶらで出かけたい方に、薄型ミニ財布 “Wedge” 薄型ミニ財布「Wedge(ウェッジ)」は、カードと紙幣に対応した薄くコンパクトなミニ財布。 カードは厳選してよく使うものを3枚。紙幣は二つ折りで5〜6枚ほどが適度な収納量。 シャツやパンツのポケットにすっと収まるので、改札もランチのモバイル決済も、立ち止まらずに。近所の散歩や、職場のランチ用のセカンド財布としても好評です。 角が引っかかりにくい設計で、片手でもスムーズに出し入れできます。スマホや鍵と一緒でも嵩張りにくく、身軽さを保てます。 ▶︎ 薄型ミニ財布"Wedge"のご注文はこちら  フォーマルな場面でもミニマルに。薄型長財布 “Divide” 商談や会食などフォーマルな場でも馴染む財布をお探しの方は、薄型長財布「Divide(ディバイド)」がおすすめ。カードと紙幣に対応した札入れです。 紙幣サイズに極限まで寄せた設計で、とにかく「薄くコンパクト」が特徴の長財布。 その薄さや約4mm。ジャケットの内ポケットに入れてもシルエットに影響しません。 札の端が折れにくく、紙幣の向きも整えやすいので、レジ前でも落ち着いてスマートに。収納量があっても薄さを損なわない最小限の構成は、移動の多い一日にも頼もしい存在です。 紙幣とカードをきちんと分けて持ちたいお客様に選ばれています。 コンパクト財布にありがちな「小さくて使いづらい」ということが無いように、使う時の所作を想定しながら製作しています。 ▶︎薄型長財布”Divide”のご注文はこちらから  カード類を機能的に整理したい方に。ICカードケース “Tuck” 3つの独立したカードホルダーを備えたICカードケース「Tuck(タック)」は、定期券・クレジットカード・身分証など、用途ごとに“居場所”を決められるのが特長のマルチカードケース。 ミニバッグにもポケットにもコンパクトに収まって、身軽な休日にちょうどいい使い心地。ムネカワでも屈指の人気アイテムです。 パスケースや名刺入れとして使いながら、ミニ財布として兼用するお客様も増えています。必要なカードと、三つ折りの紙幣を少しだけ。中には「メインポケット部分に小銭を入れて使う」という方も。 先ほどご紹介したWedgeと併用もおすすめ。2つ合わせてもこのサイズ感。 定期券やオフィスの入館証など、ICカードを複数持っている場合は、2つに分けておくと干渉することなくスムーズに使えますね。...

ムネカワスタッフのおすすめアイテム。製作スタッフと代表・宗川が愛用しているムネカワ製品をご紹介します。

ムネカワスタッフのおすすめアイテム。製作スタッフと代表・宗川が愛用しているムネカワ製品をご紹介します。

毎日、工房で革に触れているスタッフたち。 自分たちが作ったアイテムを実際に使いながら、「ここが便利だな」「こんな風に育ってきたな」と感じることも少なくありません。 今回は、そんなスタッフが普段から愛用しているお気に入りアイテムをご紹介します。日々の暮らしの中で見えてきた魅力や、ちょっとした使い方の工夫もあわせてお届けします。 製作スタッフ小西のおすすめアイテム ベル型キーケース”Bell M” オススメする理由 袋状の部分に鍵を収納できるキーケースです。4年ほど使用しているので、色合いが変化していますが、カラーはキャメルです。 ストラップのボタンを外すと鍵の重みでスムーズに取り出しができる点や、鍵が多くても安心の大容量なのに、革が馴染むと中身の形状に合わせてあまりかさ張らないところがオススメです。 お気に入りのポイント 普段は3、4本しか鍵をつけないのですが、鞄の中でもパッと見つけやすく、ポケットに入れても嵩張らないサイズ感が自分にピッタリだと感じています。 キーケースは出掛ける際に必ず持って行くアイテムなので、日々変化していくブッテーロのエイジングもお気に入りのポイントです。 常に触っていたくなるような手に馴染む柔らかい風合いや、少しずつ深まっていく色の変化も楽しく、4年近く愛用している中でますます愛着が増しています。 ▶︎ベル型キーケース”Bell M”のご注文はこちらから 製作スタッフ森のおすすめアイテム 名刺入れ”Through” オススメする理由 一番のおすすめポイントは、機能的なところ。 スリーブに名刺を交換相手の方向に向けてセットしておくことで、スムーズに取り出しができるところが、使いやすくて気に入っています。 働き始めで、まだ名刺交換に慣れていない人にもおすすめですね。 シンプルで、角ばったフォーマルなデザインなので使う人を選ばず、たくさんの人に使ってもらいやすい名刺入れだと思います。 throughは底面と側面部分が1枚の革でつながっている「通しマチ」構造なので、収納力があり、名刺を多めに持ちたい方にもおすすめです! 個人的な使い方 最近名刺交換した方や、よく連絡を取る方の名刺は常に入れておきたいので、自分の名刺と合わせて約40枚ぐらい収納しています。 その時の気分に合わせて、3つの名刺入れを使い分けています。 現在メイン使っているのはでブルー。グリーンには今まで頂いた名刺を保管、廃盤カラーのオレンジはカードケースとして必要なカード類をまとめています。 ▶︎ 名刺入れ”Through”のご注文はこちらから 製作スタッフ...

左利きの方に!L字ファスナー財布 Cram “左利き”タイプのご紹介。完全受注生産で、8月6日より予約受付開始。

L字ファスナー財布 Cram “左利き”タイプのご紹介。完全受注生産で、8月6日より予約受付開始。

L字ファスナー財布 Cramの左利きタイプを製作します。 完全受注生産で、本日、8月6日(水)22時より8月20日(水)まで、ムネカワ直営店・オンラインストアにて受付を開始します。 完成は9月中旬頃を予定。完成次第順次お届けします。 L字ファスナー財布 Cramを左利きの人にも快適に使っていただきたい、という思いから製作することとなった左利きタイプ。 これまで革財布の使用に違和感を感じていた人は是非ご検討ください。 商品詳細・ご注文:▶︎https://munekawa.jp/products/rw2l 左利きの方が抱える、財布の小さなストレス 日本では約10%の方が左利きといわれていますが、一般的な革財布のほとんどは右利き用に設計されています。 右利き用の財布を左手で使うと、ファスナーの開閉方向や内装のレイアウトが、左手の自然な動きと合わないことがあります。毎日何度も使うものだからこそ、この小さな違和感が積み重なって、ストレスを感じてしまいます。 「左利きの人にも機能的なコンパクト財布を楽しんで使ってもらいたい」という思いから、今回の企画がスタートしました。 左利きタイプの特徴 左利きタイプのCramは、左右のカードポケットが反転しているのがポイントです。 右側にカードを5枚ほどまとめて入れられるカードスリーブ、左側にはカードを1枚ずつ収納するカード段が2段あります。 使い方には決まりはありませんが、おすすめの使い方として、右側のカードスリーブには「よく使用するカード」を、左側のカード段には「使用頻度はそれほど高くないけど、常備しておきたいカード」を入れておくと便利です。 カードポケットを左右反転にすることで、左利きの人にとっては使用頻度の高いカードへのアクセスがしやすくなり、日常で感じるストレスや使いにくさも軽減されます。 その他の仕様・収納量は通常版のCramと変わりません。コインケース部分や全体の形はシンメトリー(左右対称)構造なので、違和感なくお使いいただけます。 商品詳細・お届け時期 左利きタイプのCramは受注生産でのご注文となります。 下記の期間内にご注文ページからご予約ください。 受付期間: 2025年8月6日〜8月20日(名入れ刻印も受付可能です。) お届け予定:9月中旬頃完成予定。完成次第順次お届けします。 価格:¥34,100(税込) 商品詳細・ご注文:▶︎https://munekawa.jp/products/rw2l 「誰にとっても使いやすい」革製品作りを大切に。 近年、左利きの方への配慮は様々な製品で進んでいます。文房具やキッチン用品では左利き専用商品が当たり前になり、多様性を重視する社会の流れも後押ししています。 しかし、革小物の分野では、まだまだ左利き専用の製品は珍しいのが現状です。 キャッシュレス時代だからこそ、コンパクトで使いやすい財布が求められています。右利きの方にとって快適な財布があるなら、左利きの方にとっても同じように快適な財布があってもよいのではないかというのがムネカワの考えです。 ムネカワの革製品にシンプルなデザインのものや、左右対称のデザインの製品が多いのは、こうした「誰にとっても使いやすい」革製品作りを目指しているからなのかもしれません。...

スタッフが語るムネカワの革製品の魅力。製作スタッフインタビュー:L字ファスナー Cramとカードケース Tuck

スタッフが語るムネカワの革製品の魅力。製作スタッフインタビュー:L字ファスナー Cramとカードケース Tuck

大阪・大国町にある直営店併設の工房では6人のスタッフがおり、製品の企画からデザイン、製作、販売まで行なっています。そんな、ムネカワの製品について熟知しているスタッフたちは、プライベートでもムネカワの製品を愛用しています。 今回のブログでは、そんなスタッフの愛用品をインタビュー形式でご紹介します。実際に使っているからこそ、そして作っているからこそ紹介できる製品の魅力をじっくりお届けします。 スタッフプロフィール 名前: 髙橋純 担当: 製作工程全般 入社年数: 12年目  ――ムネカワの工房で製作の全般を担当しており、今年で入社して12年目になります。ムネカワの製作は全ての工程を少人数で行なっているので、日々技術を磨きながら製作を行っています。 愛用アイテム:L字ファスナーCram & カードケースTuck 左:L字ファスナー財布 "Cram" ブラック右:ICカードケース"Tuck" ブラック 普段の持ち物のスタイル ――できるだけ手荷物はコンパクトになるよう心掛けています。お財布やカードケースなどは、サッと取り出して使用したいので、パンツやジャケットのポケットに入れて持ち歩いています。 この製品を使い始めたきっかけ ――CramもTuckも使い始めて7年ほどになります。Cramは同じ形で革の種類やバージョンが違うものがたくさんありますので、その都度サンプルで製作したものを使っています。Tuckは同じものを7年間使用しています。 7年間で使用してきたCram ――新商品を製作する時は、まずは自分たちで使ってみて、使い心地を確かめるようにしています。CramとTuckも、7年前にサンプルとして製作したものを使い始めたのがきっかけでした。 最初は使い心地に違和感がないか、不便な部分はないかを確かめる目的で使い始めましたが、機能性とコンパクトさが自分のライフスタイルに合っていたこともあり、以来、長く愛用しています。 気に入っているポイント ――どちらのアイテムも「取り出しやすさ」と「収納力」、そして「コンパクトさ」を兼ね備えており、そのバランスの良さに魅力を感じています。 ――Cramはコンパクトですが、現金もカードも自分には十分な量を入れられますし、Tuckは、ポケットに入れてもかさばらず、持ち運びにストレスがない所が気に入っています。カードと一緒に、少額の現金を入れているので、現金しか使えないお店や通信障害などでカードが使えない時も、Tuckだけで完結する事が多いです。 キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、やはり現金の必要性を感じる場面は多いので、この2つのアイテムの組み合わせが便利ですね。 製作でこだわっている点 ――コバ(革の断面)の丁寧な仕上げは、製作時に特にこだわっているポイントです。コバの処理は、機能面に直接影響する部分ではありませんが、綺麗に仕上げている物は、手に取った時に、真っ先にその品質の良さを感じていただける部分だと考えています。 ――また、ファスナータイプの財布は開閉時のスムーズさを大切にしています。ファスナーを取り付ける際は、自作の木型を使用します。この木型をガイドに沿わすように取り付けていきます。 特に、Cramのようにファスナーがカーブしているものは難易度が高いのですが、木型を彫刻刀で削って形を調整し、スムーズにファスナーが取り付けられるようにしています。こうした作業の積み重ねが品質の高い製品を効率的に製作するために重要だと考えています。 お手入れの頻度...

【限定モデル】シルバーファスナー仕様のL字ファスナー長財布「Cram Long」販売中

【限定モデル】シルバーファスナー仕様のL字ファスナー長財布「Cram Long」販売中

L字ファスナー長財布「Cram Long」シルバーファスナータイプ。 ミニ財布の構造を長財布に応用して作った、「薄く、コンパクトに持てる長財布」として人気のアイテム。 通常のゴールドのファスナーではなく、YKKエクセラのシルバーファスナーを使用した大人の印象の限定タイプです。 6月にご予約注文にて完売となっていたご予約分と合わせて製作した物をストックしていますので、今でしたらすぐにご購入可能です。 「前回の予約注文に間に合わなかった」 「購入前にお店で実物を手に取ってみたい」 という方は是非、ご検討くださいね。 ▶︎L字ファスナー財布Cram Long(シルバーファスナータイプ)https://munekawa.jp/products/rw3siz Cram Longはどんな財布? Cram Longは「薄くてコンパクトな長財布を探しているんだよね」というお客様からの何気ない相談から生まれたアイテムです。 長財布は沢山入るけど、大きくて持ち運びがしづらい。 ミニ財布に切り替えたいけど、現金はある程度持っておきたいし、自分のライフスタイルに合わないかも。 こうしたお悩みを解決できないかと、ムネカワの人気商品である「L字ファスナー財布 Cram」の構造を応用して作った長財布です。 一般的なL字ファスナー財布によくある「お札を噛む」リスクを解決し、カード、現金、小銭すべてにスムーズにアクセスできます。また、長財布派のこだわりのひとつである「お札を折らずに収納できる」という点も実現しています。 長財布の魅力はそのままに、ミニ財布としての使いやすさをプラスしたアイテムとしてご好評いただいています。 ▶︎参考記事「L字ファスナー長財布 Cram Long 完成までのストーリー」 「シルバー×ブラック」が持つ魅力 ファッション界では2025年、シルバーアクセサリーが主流トレンドとして注目されています。その背景にあるのが「Quiet Luxury(クワイエットラグジュアリー)」という考え方です。 Quiet Luxuryとは、控えめながらも確かな上質感を表現するライフスタイル。派手な装飾やロゴではなく、素材の良さや丁寧な作りで品格を示すという価値観です。 Cram...

革財布の選び方と使い方Q&A|購入・手入れ・修理の疑問にMunekawaがお答えします。

革財布の選び方と使い方Q&A|購入・手入れ・修理の疑問にMunekawaがお答えします。

革財布は、毎日手にするものだからこそ、デザインや使い心地にこだわって本当に気に入ったものをつかいたいですよね。 しかし、革の種類やお手入れ方法など専門的な知識が必要そうで、購入に一歩踏み出せなかったり、使い方に不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。 「自分にぴったりの財布を見つけたい」「せっかくなら、美しい状態で長く愛用したい」 今回は、そんな皆様からよく寄せられる質問に、私たちMunekawaが一つひとつ丁寧にお答えします。 購入前の選び方から日々のお手入れ、もしもの時のトラブル対処法まで革財布にまつわるQ&Aをステップごとにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。 革財布の「購入」に関するQ&A まずは、購入前によく頂く質問から。財布選びの際に気になる革に関する疑問についてお答えします。 Q1. 革の種類が多くて違いが分かりません。代表的な革の特徴は? A. 革財布に使われる革は、様々な種類がありますが、大きく以下の3つに分けて考えるのがわかりやすいのではないかと思います。 植物タンニンなめし革植物由来の渋(タンニン)でじっくり時間をかけてなめされる革。ブッテーロをはじめ、ブライドル・コードバンなども植物タンニンなめし製法で作られています。この革の最大の特徴は「エイジング」です。使い始めはやや硬めですが、使い続けると徐々に革が柔らかく、艶や色味を増していきます。「革が経年変化していく様子を楽しみたい」という方にはおすすめです。 クロムなめし革 塩基性硫酸クロムという化学薬品を使用して革をなめす製法。軽さ・しなやかさ・耐水性が高い現代的な革素材です。Munekawaでも型押しレザー「JOY」やシュリンクレザーなどで使用しています。メンテナンスも乾拭き+年1回程度の薄いクリームでOK。植物タンニンなめし革のようなエイジングはあまり起こりませんが、扱いやすく、手軽に革を楽しみたい方にはおすすめのレザーです。 その他の希少革などその他の革素材として、ワニ・リザード・オーストリッチといったエキゾチックレザーや、スエードなどの起毛革が挙げられます。エキゾチックレザーは繊維密度が高く耐久性も抜群で、10年以上の長期使用でも艶が増していく人気革素材。起毛革はしっとりした手触りと温かみが魅力。ただし水や汚れを吸いやすいため、防水スプレーと専用ブラシによるこまめなケアが大切です。 それぞれ個性や魅力が異なりますので、ご自身の好みや用途に合う革を想像しながらご覧ください。 ▶︎参考記事「植物タンニンなめしとは?特徴、メリット、注意点を詳しく解説」 ▶︎参考記事「シュリンクレザーと型押しレザーとは?革の特徴やお手入れ方法などをご紹介」 Q2. 「本革」と書かれていれば安心?良い革の見分け方は? A. 「本革」という表記だけでは実は範囲が広く、品質を保証するものではありません。 「本革」と表記されるもの中には安価な加工革も高品質なレザーも含まれるため、一概に言うことはできません。良い革かどうかを見分けるには、以下の2つのポイントに注目してみてください。 銀面(ぎんめん)のキメ細やかさ革の表面である銀面をよく観察しましょう。動物の皮膚由来の自然なシボ(皺模様)や毛穴が均一で細かいものは上質な革の証です。 コバ(裁断面)の処理革の裁断面であるコバの仕上げも職人の技術が表れる重要な部分です。丁寧に磨かれて滑らかになっているか確認しましょう。コバが美しく仕上げられているものは、全体的に高品質に作られている場合が多いです。 Q3. プレゼントに革財布を選ぶ時のポイントは? A. 贈り物として革財布を選ぶ際は、相手のライフスタイルを想像することが大切です。 特に以下の3つのポイントに着目すると、喜ばれる最適な財布を見つけやすくなります。...

キャッシュレス時代の革財布との付き合い方。ライフスタイルに合わせた使い分けのご提案

キャッシュレス時代の革財布との付き合い方。ライフスタイルに合わせた使い分けのご提案

気付けば、私たちの生活にすっかりと馴染んだキャッシュレス決済。 その一方で、増え続けるカード類や、シーンに合わない財布のサイズ感など、「自分に合った持ち方が分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。 ライフスタイルが変化するように、財布との付き合い方もまた変化の時を迎えています。かつてのように「大きな財布一つ」に全てを収めるのではなく、今の自分に合わせて持ち物を賢く使い分ける。そんな新しいスタイルが求められています。 今回は、多様化するキャッシュレス時代における「財布の使い分け」というテーマについて、私たちの考える4つのスタイルをご紹介します。財布選びの参考にしてみてください。 なぜ、財布の「使い分け」が必要なのか? キャッシュレス決済の普及は、多くの利便性をもたらしました。とはいえ、物理的な現金やカード類や完全に不要になったわけではありません。 むしろ、これらをいかにスマートに、そして美しく持ち歩くかという、新たな課題が生まれています。 ミニ財布やカードケース、コインケースといった新しい形の革小物が次々と登場し、選択肢が増えたからこそ、「自分にとって本当に必要なものは何か」を見極めることが重要になります。 全てのシーンに完璧に対応する万能な財布は、存在しないのかもしれません。 だからこそ、その時々の状況に応じて、複数の革小物をしなやかに使い分けるという発想が、暮らしをより豊かにする鍵となるのです。 ライフスタイルで考える、4つの財布パターン Munekawaでは、多様なライフスタイルを想定して様々な財布や革小物を製作しています。ここでは、4つの代表的なスタイルに分けて、具体的な使い分けのヒントをご提案します。 1.持ち物は最小限に【ミニマル派】身軽さを重視し、持ち物は最低限にしたい方に、ポケットに収まる程度の、必要最低限のカードと少しの現金。そんなミニマルなスタイルを好む方には、小銭+紙幣+カード類が一体のミニ財布がおすすめです。携帯性と機能性を両立したミニ財布は、手荷物を減らし、軽やかなライフスタイルをサポートします。 ▶︎Munekawaのおすすめミニ財布「Cram」 ▶︎Munekawaのおすすめミニ財布「Enfold Coin」 2. 支払いをスマートに【整理整頓派】カードも現金も定位置に収め、スマートに持ち歩きたい。財布の中は常に整理整頓し、支払いの所作も美しくありたい。そんな方には、それぞれの収納位置や役割が明確な長財布が良いでしょう。長財布は紙幣を折らずに整理して収納できるのも人気のポイントです。 ▶︎Munekawaの長財布一覧 3. シーンに応じて使い分ける【バランス派】仕事とプライベートなど、シーンに応じて賢く使い分けたいという方は、長財布とミニ財布を使い分けるスタイルがおすすめです。ビジネスシーンではしっかりとした印象の財布を持ち、休日の外出では軽快なサブ財布を活用する。シーンに応じて財布を使い分けることで、より柔軟に毎日の暮らしに革を取り入れて楽しむことができます。 ▶︎Munekawaの長財布一覧 ▶︎Munekawaの二つ折り財布・ミニ財布一覧 4. 自分らしい組み合わせを愉しむ【こだわり派】デザインも機能性も重視し、オリジナルの使い方を愉しみたい方に既成概念にとらわれず、自分だけのルールで革小物の組み合わせを愉しむ。最近はカードケースをお財布代わりに使用する、という方も増えています。持ち物へのこだわりを通して自分を表現するのも革小物の楽しさのひとつと言えるでしょう。 ▶︎Munekawaのコインケース一覧 ▶︎Munekawaのカードケース一覧 スタイル別・Munekawaアイテムの組み合わせ例 それでは、先に挙げたスタイルを、より具体的なアイテムの組み合わせで見ていきましょう。 【バランス派】機能的に使い分けたい方へ...

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