スーツのシルエットを崩さない革財布の選び方-内ポケットにすっきり収まる「薄い財布」の選び方を解説
普段「財布をジャケットの内ポケットに入れている」という方も多いのではないでしょうか。胸元からさっと取り出せて、会計時の所作がきれいにまとまりますよね。 一方で、内ポケットは目立つ位置にあるぶん、財布の厚みがそのままシルエットに出やすい場所でもあります。 少しふくらむだけで、胸まわりのラインが崩れたり、立ち姿が野暮ったく見えたりすることもあるため、少し注意が必要です。 内ポケット収納でありがちな失敗 「内ポケットに入れる財布は薄い方が良い」ということはわかっていても、財布の形や使い方が合っていないと、ジャケットに収めづらくなってしまいます。 普段「財布が内ポケットに入れづらい」と感じている方は、こういう状態になっていないでしょうか? 中身が膨らんでいる 財布の中身が入りすぎて膨らんでいるケースです。薄型の革財布に切り替えても、カードやレシートをそのまま詰め込めば、結局ポケットの中でパンパンになってしまいます。 財布の形が合っていない 財布の形がポケットと合っていない、というのもよくあるパターン。角が硬く立っている財布や、外側に金具やファスナーの出っ張りが多い財布は、薄く見えても内ポケットの表側に輪郭が出やすくなったり、取り出す時に引っかかってしまいがちです。 最近はキャッシュレスが進み、持ち物自体は減らしやすくなっています。 だからこそ「薄さ」だけでなく、中身の整理や形・使い勝手まで含めて見直すと、内ポケット派の財布選びがぐっと楽になります。 内ポケット用の薄型財布を選ぶポイント これを踏まえて「ジャケットの内ポケットに入れやすい財布」を選ぶ際は、「財布そのものの薄さ」に加えて、以下のポイントを意識してみましょう。 「ただ入る」でなく「形の出にくさ」を見る 薄さそのものはもちろんですが「入れたときに膨らみが出にくい形かどうか」も重要です。内ポケットに入るには入っても、角が硬く立っている財布や、芯材が強い四角い財布は、見た目の薄さ以上にポケットの中で形が出やすいことがあります。 また、ファスナーや留め具が外側で突出していないか、閉じた状態でなだらかな形になっているかも、軽くチェックしておくと安心です。 収納力は「量」より「持ち方の設計」で決める 薄い財布を選ぶときは、どれだけ入るかより“何を持つか”をイメージしたほうが選びやすくなります。 日常的に使うカードの枚数、現金をどれくらい持つか、小銭を使う場面がどれくらいあるかを思い浮かべると、必要な収納のバランスが自然と見えてきます。 薄い財布は、中身を整えてこそ快適になるものです。使う場面を想像しながら、自分の持ち方に合う“ちょうどいい薄さ”を探してみてください。 ライフスタイル別の選び分け 最後に、使い方の傾向から「どのタイプが合いやすいか」を整理しておきます。自分の普段の行動を思い浮かべながら読むと選びやすくなるはずです。 紙幣・カードをある程度持ちたい方 「現金もカードもある程度持ちたい!」という方は、紙幣+カードに対応した長財布がおすすめです。小銭はどうしても膨らみになってしまうので、コインケースを別で持つのが良いでしょう。 過度な装飾や金具がなくシンプルなデザインのものであれば、ある程度の量を収納してもそこまで膨らむことなくジャケットの中に収めることができます。 Munekawaのおすすめ「封筒型長財布 Encase」金具を使用せず革だけで制作した長財布。カード6枚、紙幣は約30枚収納可能 ▶︎ご注文はこちらから Munekawaのおすすめ「薄型長財布“Divide”」厚みを約4mm、紙幣のサイズまで大きさを突き詰めた札入れ。カード最大6枚、紙幣は約20枚収納可能...