このサイトでは、お使いのブラウザのサポートが制限されています。 Edge、Chrome、Safari、または Firefox に切り替えることをお勧めします。

Cart 0

ご注文が送料無料の対象となります。 You are ¥22,000 away from free shipping.
購入可能な製品がなくなりました。

小計 FREE
送料、税金、割引コードはチェックアウト時に計算されます

カートは空です。

ブログ

MunekawaのL字ファスナー財布にエプソンレザー仕様が登場 上品さと使いやすさを兼ね備えた限定タイプです。

MunekawaのL字ファスナー財布にエプソンレザー仕様が登場 上品さと使いやすさを兼ね備えた限定タイプです。

Munekawaの革財布の中でも人気の高いL字ファスナー財布「Cram」と「Cram Long」に、フランス産の型押しレザー“エプソン”を使用した限定モデルが登場しました。 上品さと使いやすさを兼ね備えた革財布に仕上がりました。 本日のブログではエプソンレザーを使った限定タイプの2種類のL字ファスナー財布についてご紹介します。 ▶︎L字ファスナー財布 Cram エプソン | https://munekawa.jp/products/rw2ep ▶︎L字ファスナー長財布財布 Cram Long エプソン | https://munekawa.jp/products/rw3ep エプソンレザーとは?   エプソンレザーはフランス産の型押し牛革です。 細かい型押し(シボ)が施されており、傷や水に強く、経年による色の変化もほとんど起こらないのが特徴で、美しい状態を長く保ちやすい素材です。 艶を控えたマットな質感と繊細な表情があり、上品で落ち着いた印象を与えてくれます。 革本来の経年変化を楽しむというより、日常的に使いやすく、きれいな状態をキープしたい方におすすめの素材です。 コンパクトで高機能な「Cram」   片手に収まるサイズ感と、無駄のない構造が支持されている「Cram」。 L字ファスナーを開くと、紙幣・小銭・カードがひと目で確認できる設計になっており、日常の動作をスムーズにサポートするミニ財布です。 小銭入れ部分も大きく開くので出し入れがしやすく、左右非対称のカードポケットは使い勝手に配慮された設計です。 エプソン独特のシボ感が、コンパクトなフォルムにさりげない上質さを添えてくれます。 ▶︎L字ファスナー財布 Cram エプソン | https://munekawa.jp/products/rw2ep...

シュリンクレザーと型押しレザーとは?革の特徴やお手入れ方法などをご紹介

シュリンクレザーと型押しレザーとは?革の特徴やお手入れ方法などをご紹介

1. 革財布・革小物の選び方のポイントは「革の種類」   革と言っても、その種類はさまざま。 特徴やお手入れ方法は革によってそれぞれ異なります。 Munekawaではこれまで、イタリア産ブッテーロやイギリス産ブライドルレザー、アメリカ産のホーウィンシェルコードバンなどの革を中心に取り扱ってきました。 現在は、これらの革の他にシュリンクレザーや型押しレザー(クロムなめし牛革)の製品も数量限定で販売しています。 本日のブログでは、シュリンクレザーと型押しレザーの特徴やメリットについて詳しくご紹介します。 ぜひ最後までご覧ください。 こんな方におすすめの記事です 傷や汚れが目立ちにくい革財布を探している ミニマルかつ個性的なデザインが好き シンプルなお手入れで長く使える革が欲しい バレンタインのギフトに、少し特別感のある革小物を贈りたい 2. シュリンクレザー(トリヨンラグーン)とは?   シュリンクレザーは、革に特殊な薬剤と熱を加えて表面を縮ませ、独特のシボ(凹凸)を生み出す加工が特徴です。 Munekawaでは主に「トリヨンラグーン」というフランスの老舗タンナー・レミーキャリア社が手掛ける高品質なシュリンクレザーを使用しています。 表面の立体感と、しっとり柔らかな手触りが人気です。 シュリンクレザーのメリット シボによる凹凸があるため、傷が目立ちにくく、気軽に使えます。 しっとりした質感で、持ったときのフィット感が抜群です。 使い込むほどに艶と深みが増し、自分だけの風合いに育てられます。 シュリンクレザーのお手入れ方法 柔らかい布で軽く乾拭きするだけで、ほとんどの汚れやホコリは落ちます。 雨などで水分を多量に含んでしまった場合は、柔らかい布で拭き取った後、風通しの良い場所で陰干ししてください。ドライヤーなどの急速乾燥は革を傷める原因になります。 3. 型押しレザー(クロムなめし「JOY」)とは?  ...

ハンドクリームは革のお手入れに使える?その効果と注意点を解説

ハンドクリームは革のお手入れに使える?その効果と注意点を解説

ハンドクリームで革製品のケアに使える?   革製品を長く愛用するために大切なのが「革のお手入れ」。 レザーケアに関心のある方から「ハンドクリームは革のお手入れに使えるの?」という疑問をよくいただきます。 お手持ちのハンドクリームでレザーケアができれば専用のケア用品を買わずに済み、気軽にできて経済的ですよね。 しかし、Munekawaでは革のお手入れには、革専用のケア用品を使用することをおすすめしています。 本日のブログではその理由を解説します。 「革製品を長く使いたい」「革のお手入れに興味がある」という方は、是非参考にしてみてくださいね。   ハンドクリームが革に与える影響   ハンドクリームには保湿成分や油分が含まれていますので、「革の保湿」という点では、効果を実感できる場合もあります。 しかし、特に植物タンニンなめし革のように顕著なエイジングがみられる革には、最適なケア方法であるとはいえません。 場合によってはこれらの症状が出る可能性があります。 シミやムラになる革製品の表面に成分が均一に馴染まず、シミやムラが生じる場合があります。 革の質感が変わってしまう特定の成分が革の繊維に浸透しすぎると、革の風合いや強度が損なわれることがあります。 綺麗なエイジングを妨げる長期間使用すると、綺麗なエイジングを妨げる原因になる場合もあります。   さらに、ハンドクリームは香料が配合されているものが多く、革にハンドクリームの匂いが付着する場合もあります。 ハンドクリームは、あくまで人の肌に合わせて作られている、ということを念頭に置いておきましょう。 Munekawaが推奨する革のケア   Munekawaで主に使用しているブッテーロやコードバンなどの植物タンニンなめしの革は、油分を豊富に含み、豊かなエイジングが楽しめる素材です。 それと同時に繊細な性質でもあるため、綺麗なエイジングを楽しみながら長く使うには、専用のケア用品を使用するのが望ましいといえるでしょう。 専用のケア用品を適切に使うことで、このような効果が期待できます。 適度な油分補給で革のしなやかさを維持 表面の汚れや乾燥を防ぎ、美しいツヤを引き出す 革の魅力的なエイジングを促しながら、しなやかさと強度を保つ Munekawaでは、オリジナルのレザーケアセットも販売しています。 お財布や名刺入れなどのご購入と合わせて購入される方も多いので、ご興味のある方は是非ご検討ください。...

革製品をさらに長く美しく。「プレケア」「アフターケア」のポイントとメリットを解説。

革製品をさらに長く美しく。
「プレケア」「アフターケア」のポイントとメリットを解説。

革製品は、エイジング(経年変化)による変化を楽しめる素材。 適切なケアを行うことで美しさや使いやすさをより一層長く維持することができます。 Munekawaでは、「プレケア」と「アフターケア」という2つのサービスを通じて、革製品をより良い状態で使い続けるお手伝いをしています。 プレケアとは?   「プレケア」とは、革製品を使い始める前に行うお手入れのことです。 革製品は、新品の状態でも手元に届くまでの間に環境の影響を受けることがあります。 Munekawaでは適切な温度・湿度設定で革や製品を保管していますが、製品がお客様の手に渡るまでの時間にばらつきはありますので、全てのお品を良い状態で使い始めていただきたいという思いから「プレケア」をお勧めしています。 専用のケア用品を使用し、革の表面を保湿して柔らかく仕上げることで、耐久性と美しさを高めます。 最初にしっかりとお手入れをすることで、革の魅力を最大限に引き出すことができます。   商品をご注文の際に「プレケア」をオプションとして選択できますので、ご興味のある方は是非ご利用ください。   アフターケアの魅力   長く使っていく中で、革の状態を美しく保つためのお手入れがアフターケアです。 Munekawaでは、これまでの無料で行うオイルケアに加えて、有料のアフターケアサービスも開始しました。 有料のアフターケアはお客様の製品を数日間お預かりし、Munekawaの製作スタッフが状態を細かく確認しながらお手入れをするサービスです。 お手入れにはレザーケア用品の老舗である、ドイツの「コロニル社」の汚れ落としとレザーワックスを使用しています。 具体的な有料のアフターケアの内容は以下のようなものです。 汚れ落としとオイルケア:コロニル社の専用ケア製品を使用し汚れを落とし革を磨きます。 傷やコバのケアキズの有無や、コバ(革の裁断面)をチェックし、ケアを行います。 修理のアドバイス細部まで製品の状態をチェックし、将来的に故障の可能性がある箇所があれば修理のご提案をさせていただきます。   有料のアフターケアはただお手入れをするだけではなく、定期的な革製品の健康診断のようなもの。 実際に製品を製作したスタッフがお品を丁寧に確認し、より長く安心してお使い頂くためにサポートいたします。 アフターケアのご注文はこちらから   ケアサービスのメリット  ...

クリスマスプレゼントにもおすすめ!ただいまご注文可能なL字ファスナー財布Cram

クリスマスプレゼントにもおすすめ!
ただいまご注文可能なL字ファスナー財布Cram

まもなくクリスマス。 大切な方への贈り物やご自身へのご褒美に、新しい革小物をお探しの方も多いのではないでしょうか。 Munekawaの人気アイテム「L字ファスナー財布 Cram」は、特にこの時期多くの方に選ばれる一品です。 限定版も含めたさまざまなタイプを販売していますので、本日のブログでは「2024年12月時点で購入可能なCram」についてご紹介します。   ブッテーロ   Munekawaではメインの革素材として使用しているイタリア産ブッテーロを使用した定番タイプです。 天然由来の素材と昔ながらの製法で作るイタリア産の植物タンニンなめし牛革で、油分を多く含み、豊かなエイジングが楽しめるのが特徴です。  カラー:ブラック / ブルー / キャメル / グリーン 価格:¥34,100(税込) ご注文ページ:https://munekawa.jp/products/rw2   ブライドルレザー   創業170年を超える、イギリス「THOMAS WARE & SONS」の世界最高峰の品質とされるブライドルレザーを使用。 伝統的な製法で作られる独特の風合いと高い強度が特徴。内外同色タイプと、内外に異なるカラーを使用したバイカラータイプがございます。   内外同色タイプ カラー:ブラック...

革製品のカラー選びのポイントは?<br>ライフスタイルに合わせた革色の選び方をご紹介

革製品のカラー選びのポイントは?
ライフスタイルに合わせた革色の選び方をご紹介

革製品をはじめ、財布や小物を選ぶ時にポイントとなるのが「革の色選び」 同じ形や機能でも、色が異なるだけでグッとお気に入り感が増したり、持っている人の魅力を引き出したりするものです。 今回のブログでは革製品のカラーをテーマにお届けしたいと思います。 クリスマスプレゼントや、「お財布の新調に縁起が良い」とされる12/26の開運日に向けて、革小物や革財布をご検討の方は是非参考にしてみてくださいね!   革小物の色選びに「間違い」はありません   結論から言うと、革小物の色選びに明確な間違いやNGはありません。 好きなカラーを好きなように合わせられるのが小物選びの楽しさのひとつですよね。   「どの色が正解」というものはありませんので、ご自身のライフスタイルやプレゼントを贈る相手のことをイメージして、どちらがより素敵に感じるか考えてみてくださいね。 ただし、色を選ぶ際にはいくつか考慮すると良いポイントがあります。 こうしたポイントを押さえておくことでよりスムーズにベストなカラーを選択できるようになるでしょう。   色選びの際に考えるポイント   「革の色選びに正解や不正解はない」ことを踏まえて、色を選ぶ時は以下のポイントを抑えて考えてみると良いでしょう。  普段の服装(コーディネート)とのバランス 今使っている革小物とのバランス エイジングによる色の変化の有無   普段の服装(コーディネート)とのバランス お仕事柄スーツを着る方は、ビジネスシーンに適した「ブラック」「キャメル」などの定番のカラーを選ばれる方が多いです。 特に名刺入れといった社外の人の目に触れる機会が多い物は、こうした落ち着いたカラーが選ばれる傾向にあります。 名刺入れ Through ブルー   少し個性的な物を選びたい、という場合は「ブルー」「グリーン」がおすすめ。個性的といっても、落ち着いた発色ですので、フォーマルなスタイルにも合わせやすいカラーです。  ...

植物タンニンなめしとは?特徴、メリット、注意点を詳しく解説

植物タンニンなめしとは?特徴、メリット、注意点を詳しく解説

イタリアの伝統的な製法で有名な「植物タンニンなめし革」 レザーファンの方には馴染みのある革のひとつですが、近年はサステナブルなライフスタイルを意識する人々にからも注目を集めています。 Munekawaでも植物タンニンなめしで作られた革を使用しています。植物タンニンなめしとは一体どのようなものなのでしょうか。本記事では、その技法の特徴からメリット、注意点などを詳しく解説します。  Munekawaの「革」について 植物タンニンなめしとは? 植物タンニンなめしは、自然由来の植物から抽出された「タンニン」を使用して、動物の皮を革に加工する方法です。このタンニンを利用して皮の繊維を安定化させ、腐敗を防ぎ動物の皮を革に加工します。 Munekawaで使用しているブッテーロ。イタリア産の植物タンニンなめし牛革です。 植物由来の成分のみで行うため、化学薬品を一切使用しないことが特徴。エコフレンドリーな製法として、古くから伝統的な方法でありながら、近年では環境への意識の高まりとともに再評価されています。 代表的な植物タンニンの原料 ミモザ ケブラチョ オーク 栗 これらの木々から抽出されたタンニンが革を引き締め、耐久性を持たせる役割を果たします。 植物タンニンなめしの特徴 自然な色の変化と経年美 植物タンニンなめし革は使うほどに「味」が出る素材。時間の経過とともに、太陽光や摩擦により革の色合いが深く変わり、艶やかさが増すという特徴があります。 Munekawaではメインで使用しているブッテーロや、マレンマといった革が植物タンニンなめし革にあたり、豊かな経年変化(エイジング)が楽しめる革素材です。 名刺入れThroughどちらもブッテーロのグリーン。使い続けることで深く味わい深い風合いに変化します。 革は顔料染色による染色が一般的ですが、植物タンニンなめしは、染料によって染色をしているため、革の本来の個性を活かした透明感のある表情に仕上がります。そのため、トラ(革のシワの跡)やキズといった革の表情が活きているのも植物タンニンなめしの特徴のひとつでしょう。 キズは、牛の成長過程で体についた傷の跡です。 トラ(シワ)は牛の体のシワの跡。革好きの人には魅力的な部位です。 Munekawaの製品作りでは、こうした自然の風合いを一枚一枚確かめながら、革のどの部分からどう裁断するか判断をして製作を行っています。 硬さと柔らかさのバランス 植物タンニンなめしで作られる革は、時間をかけてなめす事で繊維密度が高くなり長く使用してもコシを失わない丈夫な革になります。 加工直後はしっかりとした硬さが感じられるものの、使い込むうちに手に馴染む柔らかさが生まれます。 ショルダーバッグ Caddis日常的に使うバッグや財布に使える強度が革の持ち味のひとつ 植物タンニンなめしがバッグや財布といったアイテムに適している理由は、耐久性と柔軟性を兼ね備えているため、というのが大きな理由のひとつなのですね。 植物タンニンなめしのメリット...

夏場の革の取り扱いについて<br>注意点やNG行為のポイントを解説します。

夏場の革の取り扱いについて
注意点やNG行為のポイントを解説します。

本日のブログでは夏の革小物の取り扱いについてご紹介します。 夏場は革製品にとって過酷な季節です。高温多湿な環境は革にダメージを与えやすく、知らないうちに劣化が進むことも。革小物を長持ちさせるために、夏場の取り扱いで注意すべきポイントとNG行為を解説します。 1. 直射日光を避ける 夏は日差しが強くなる季節。直射日光に長くさらされると、革が日焼けして変色することがあります。ひどい場合は乾燥してひび割れの原因になる場合も。 外出時など、持ち歩いている時にあまり気にしすぎる必要はありません。ただし、ご自宅で保管する際は直射日光が当たらない場所に置くようにしましょう。   2. 湿気を避ける 革小物は、湿気にも注意が必要です。夏は湿度が高いので、革にカビが発生したり、変色の原因になってしまうことがあります。 使用後は風通しの良い場所で保管し、溜まった湿気を飛ばすことが大切です。また、長期間使わない場合は、できるだけ通気性の良いところで保管するようにしましょう。可能であれば使用していない間もレザーケアクリームやオイルで定期的に保湿しながら保管すると、良い状態で保管することができます。   3.汗に注意する 夏場は汗をかきやすい季節。財布やキーケースをパンツのポケットに入れている方は少し注意が必要かもしれません。汗は革にシミや変色を引き起こすことがあります。 汗をかきやすい方は、夏の間はなるべくバッグに入れて使うなどして注意してください。特にコードバンは水濡れ・汗に弱く、水ぶくれやシミなどのダメージにつながる場合もあります。「少し汗をかいたな」という日は、使用後に乾いた布で軽く拭き取ることを習慣にしましょう。 関連記事Munekawa’s Leather コードバン   4.水濡れに注意する 夏は川や海に出かける機会が多い季節。また、急な雨も多く、水濡れのリスクが高まります。水は革にとって大敵ですので、濡らさないように気をつけましょう。 万が一濡れてしまった場合は、素早く柔らかい布で水分を吸い取り、風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。ドライヤーなどで急激に乾かすのはNGです。革が硬くなり、ひび割れの原因となります。 関連記事 革の水シミとキズ   5.エアコンの風に気を付ける 室内での保管も注意が必要です。長時間エアコンの風が直接当たる環境だと、革が乾燥しすぎてしまうことがあります。適度な湿度を保つためにも、エアコンの風が直接当たらない場所に保管するよう心がけましょう。 まとめ いかがでしたでしょうか。夏場は、直射日光や湿気、汗、水濡れなど革製品にとって弱点となるものが多い季節。 しかし、いつもより少し気にかけるだけで、夏場も綺麗にお使いいただけます。これらのポイントを気にかけていれば、大切な革製品を長く美しく保つことができます。 同時にラフに使えるところもまた革の魅力でもあります。神経質になりすぎず、気軽に革製品を楽しんでいただけたらと思っています。...

ブッテーロ・ブライドルレザー・コードバン それぞれの革のお手入れ方法のご紹介

ブッテーロ・ブライドルレザー・コードバン それぞれの革のお手入れ方法のご紹介

革小物を使う上で、よく耳にする「革のお手入れ」 革は、動物の皮から作られる天然の素材のため、人間の肌や髪と同じようにお手入れをすることでより長く綺麗に使うことができます。 しかし、革といってもその種類はさまざま。「どの革にどんなお手入れをすれば良いのかよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、Munekawaでもよく使用されているブッテーロ、ブライドルレザー、コードバンのそれぞれの革のお手入れについてご紹介します。 「革のお手入れ」のポイントは「革の保湿」です。何年も使っていると革の油分がだんだんと失われてきます。 そうすると、徐々にカサカサとした質感になり、ひどい時はひび割れなどの症状が出ることも。そうならないように、クリームやオイルで革に潤いを与えることが革のお手入れの一番の目的です。 ブッテーロのお手入れ ブッテーロはMunekawaではメインで使用している革。植物性のタンニンを使用して鞣(なめ)して作られており、上品な発色と透明感のある仕上がりが特徴です。 油分を多く含む革ですので、それほどこまめにお手入れをしなくても大丈夫。しかし、2〜3ヶ月に一度ほどお手入れをすることでより早く経年変化が進み、味のある雰囲気になります。 クリームやオイルは油性のものではなく、デリケートタイプのものが適しています。Munekawaのオリジナルレザーケアクリームは、Munekawaのブッテーロによく合うクリームとして販売しています。他の革製品にも幅広く使えるものですので、「まだ何もレザーケア用品を持っていない」という方はこちらのクリームがおすすめです。 ブライドルレザーのお手入れ イギリスにルーツを持つブライドルレザー。元々は手綱などの馬具に使われてきた革というだけあり、耐久性の高い革として知られています。 表面に見られる白いロウや油脂が固まった「ブルーム」もブライドルレザーの特徴のひとつ。使っていくうちに徐々にブルームが取れて、光沢が感じられるようになります。 ブライドルレザーのお手入れは、使い始めのうちは柔らかい布で乾拭きする程度で十分です。ブルームがだんだん無くなり、革の表面にカサつきが見られるようになってきたらクリームを薄く全体に広げ、ムラなく塗布し、拭きあげてください。 コードバンのお手入れ コードバンはヨーロッパでごく少数生産されている農耕馬の臀部の皮を原皮とするレザー。美しい光沢が特徴で、非常に希少価値が高く、世界中にファンを持つ高級革として有名です。 強度が高い一方、革の中でも特に水濡れに弱いという性質のため、使用の際は注意が必要です。水分の多いクリームを使用する場合は、少量をムラなく塗り短時間で拭きあげるようにしてください。付着する水分量が多かったり、時間が長いと水ぶくれの原因になってしまいます。 Munekawaで使用しているホーウィン社のシェルコードバンは元々油分を多く含んでいるので、使い始めは柔らかい布で優しく乾拭きする程度でも十分です。それと合わせて、使用するケアクリームとしては、「コロンブスプレミアムシリーズ コードバンクリーム」がおすすめです。水分量が少なく、無色なのでさまざまな革色にお使いいただけます。 革のお手入れに関するコンテンツもご用意しています。 革のお手入れはそんなに難しいものではありません。時々お使いの革小物にクリームを塗ってお手入れをすると、気分も上がって楽しいものです。是非、気軽な気持ちで初めてみてくださいね! MunekawaのYoutubeチャンネルでレザーケアクリームを使用した革のお手入れ方法の紹介動画を公開しています。そのほかのアイテムや制作風景などもご紹介していますので、是非チェックしてみてください。 https://youtu.be/2e-dpQhWgr8

エイジング(経年変化)したホーウィンコードバンの風合い 1年半経過したL字ファスナー財布 Cram

エイジング(経年変化)したホーウィンコードバンの風合い 1年半経過したL字ファスナー財布 Cram

  ホーウィン社のシェルコードバンを使用したL字ファスナー財布 Cramです。 カラーはバーガンディー(No.8)。Munekawaのスタッフが1年半ほど使用しているものです。 革のエイジング(経年変化)もずいぶん進みました。 本日のブログではコードバンの革の変化の様子や、お手入れについてご紹介します。   「コードバンを使ってみたいけど、どんな風に経年変化するんだろう?」 「お手入れをどうしていいかわからない……」   と、コードバンってなんだか難しそう、というイメージのある方は是非参考になさってみてください! L字ファスナー財布 Cram コードバンタイプ L字ファスナー財布 Cram ブッテーロタイプ ホーウィン社のコードバンの特徴 ホーウィン社はアメリカ イリノイ州にあるタンナー(皮革鞣しメーカー)。 特にシェルコードバンは有名で、その滑らかで独特の質感は世界中に愛好者がいるほどです。 ホーウィン社のコードバンは「油分を多く含んでいる」ことが特徴のひとつ。   コードバンは素材の性質上、革の繊維が毛羽だってザラザラした感触を感じられることがあります。 しかし、ホーウィン社のコードバンは長時間かけて革に油を染み込ませて作るのでそうしたザラ付きが少なく、手に持った時に独特の「しっとり感」が感じられます。 未使用のものとエイジングを比較 1年半使用したものと未使用のものを比べてみると、明らかに違うのが分かります。 色合いが鮮やかになり、質感もマットな状態からツルツルとした質感なっていますね。 使っているとコードバンの表面のワックスが徐々に取れ、自然なツヤが増していきます。 右が1年半使用したもの...

本日は、革検品。 一枚、一枚個性があります。

本日は、革検品。 一枚、一枚個性があります。

こんにちは!製作スタッフの髙橋でございます。本日は、革が届いたので、新人スタッフ安部と検品しておりました。 何度触れても良い質感だな~と感じます。一枚、一枚チェックします。 ↓下の画像の白いスタンプ「W」は、ワルピエ社の刻印です。Munekawaが、メインで使用している革ブッテーロを製革しているイタリアのタンナーさん(来年50周年を迎えます)。画像の革の大きさは、131DSで、平均サイズです。 大きく感じますが、牛の部位で言いますと首下から肩部分だけ!成牛がいかに大きいか窺えます。 当たり前ですが、元々生きていた動物の革。キズやシワなどがあります。 下↓こちらは、トラ(シワ)です。肩周りの部位なので、トラは多いです。今回、画像はないですが、血管の跡などもよく見られます。 いづれも、キズではございません。本革の”証”と言えます。製品に入っている場合もございますが、多くの場合、使用と共に目立たたなくなりますので、ご安心ください。 下↓こちらは、古傷でしょう。ぽつぽつが見えます。 裁断時には、極力綺麗な部分を使用しますが、面積の大きいお財布となると、どうしても避けきれないこともございます。こちらも先ほどと同様に、使用していただくと目立たたなくなる程度ですので、それら一つ一つを、その革が持つ個性として捉えていただければ嬉しいです。 かく言う私は、このような個性のある部分が好きです。(笑)同じ商品でも、”同じ革”は存在しないので、より顕著にわかる個性はGoodだと捉えております。 検品が終わり、巻いていきます。 油分の多い革の為、重く、意外と重労働です。革を傷つけないように、また自身の腰を痛めないように、丁寧に行います。 擦りキズや、紫外線から守るため、床革でくるみます。革も日焼けをします。保管状態が悪いと、油抜けで、表面にクラック(割れ)が入ったりします。床革だと、紫外線から守れるだけでなく、床革自体に含まれている油分で、乾燥を防いでくれたりとメリットがあります。 さらに薄紙で包みます。床革同士だと摩擦抵抗が大きく、革棚から取り出しづらい為、薄紙を巻いています。革棚に入れれば、終わりです。 棚には、色々な革がぎっしり保管されています。これから、年末に向け、新たな限定アイテムを計画中です♬ メルマガでは、限定アイテムの情報などを配信しております。気になる方は、さらに下までスクロールして、メルマガ登録方法をCheckしてみてください!

革財布をダメにする?! ❌NG行為【4選 】

革財布をダメにする?! ❌NG行為【4選 】

革財布を長く使って頂きたいとの思いで、日々ものつくりをしていますので、少しでも皆さんのお役に立てればと思い、【 革財布をダメにするNG行為 】について、まとめていきたいと思います。 【1】革財布を濡れたまま使う 革財布を濡れたまま使うことは、サイフを変形させてしまいますので、絶対にやめて下さい。 急に雨で濡れたり、会食の席で、コップが倒れて革財布が濡れてしまったり、夏場ですと、ポケットに入れていて汗でサイフが濡れてしまったり、想定できないようなところで濡れてしまうことがあります。 そんな時は、焦らずに慎重に対処しましょう。 革自体は、水に弱いというのが一般的ですが、適切に対処することで、ダメージを最小限にすることができます。下記の順で対処をしてください。 1、財布の中身を全て出し、乾いた布やキッチンペーパーのような紙で軽く押さえるように、全体の水気を取り除きます。  2、ポケットやファスナーなど、開けられるところは、全て開けて風通しの良いところに置き、陰干しをしてください。この時、財布の接地面をできるだけ少なくしてください。接地しているところは乾きにくくなります、時々上下を入れ替えながら革財布を立てるようにして干してください。タオルなどを下に敷いて置いて干すと良いと思います。(接地面小さくするために、洗濯バサミなどで挟んで、ぶら下げて乾かすのはNGです。挟んだ型がついてしまいます。) 3、最低でも室内で3日以上は干してください。ここで焦って湿った状態で使ってしまうと、革財布の型崩れやカビの発生につながります。焦らずゆっくり乾かして下さい。絶対にドライヤーなどを使って強制的に乾かさないでください。革が固くなります。 4、完全に乾いたのち、オイルやクリームでケアをして下さい。完全に濡れてしまった場合は、ミンクオイルなどのよく浸透するオイルを使用するをおすすめします。あまり浸透しないものでも、頻度を上げて繰り返し塗り込んでもらうことで、効果はあると思います。 これで完成です。革の様子を見ながら、革のお手入れの頻度を調整して下さい。革を濡れて乾くと縮む特性があります。カードのポケットなど少し縮むことも考えられますが、時間をかけて使いながら伸ばして下さい。 オイルケアの方法がわからない方は、動画↓を参考にして下さい。 【2】小銭を入れすぎた状態で使う 小銭入れ付きの財布に、小銭を過剰に入れると革や縫製などに負荷がかかり革財布自体の形状が変化してしまいます。また、形状が変わってしまった財布をパンツのポケットなどに入れて使用すると、更に革財布へのダメージをすすんでしまいます。実は…小銭れ付きの財布を潰してしまう原因NO1は、小銭の入れすぎです。 コインの重なりにより、厚みのバランスが崩れてしまい、財布を歪な形になってしまいます。また、小銭によって変形することで、財布に入れているカードが割れてしまったり、曲がってしまうこともあります。 財布を長く使いたい方は、小銭の枚数を減らして使うことをおすすめします。小銭入れのついていない財布を使い、小銭を分けて小銭入れに入れて使う方法も財布を長持ちさせる方法の一つです。 とは言っても、小銭を分けるのは難しい。そういう方には、小銭を一時退避させておける場所を作っておくのも方法です。 ・財布と別にカバンの中に小銭入れを持っておく。・机の引き出しの中に小銭のスペースを作る。・貯金箱に入れる。などの方法も財布のダメージを減らす方法です。 小銭付き財布を長く使いエイジングを楽しみたい方は、小銭が財布にダメージを与えていることを頭の片隅に置いておいてください。 【3】カードフォルダの2枚差し よく見かけることですが、財布に3段、4段とカードを一枚一枚入れられる仕様に作られたカードフォルダーがありますが、その部分に2枚3枚と差し込んでおられる方をよくみます。これをしてしまうと、革が伸びたり、両サイドの革が切れてしまいます。  伸びたり、切れたりしても使えるので、問題はないように思いますが、2枚入っていたところが1枚のカードになると、簡単に抜け落ちてしまいます。大切なカードの紛失にもつながるので、一枚の差し込みを推奨しています。 一枚差しのカードフォルダは、使用頻度が高いカードを使いやすくするための仕様です。そこに数枚差し込んで、探すような状況にしてしまうと、機能を低下させてしまっています。 修理の面でも、カード段の修理は分解するパーツが増えてしまうので、費用もかかってしまいやすい部分です。長く使って頂く為には、やはり一枚差しをお勧めします。  それでも、必要な時にカードがないと困るという方は、別にカードケースを持つことをお勧めします。私もカバンにカードケースを携帯しています。ここは革のカードケースでなくても良いと思います。プラスチックでできている嵩張らない物を使うのも方法だと思います。 【4】お尻のポケットに財布を入れる。 男性の方が多いですが、スボンのポケットに財布を入れるという行為は、歪みや湿気で確実に財布を傷めてしまいます。ポケットに入れるのは、やめてくださいと言いたいところですが、これを止めるとなると不便が大き過ぎるので、ここは、使い方としてOKだと思っています。 Munekawaの物作りの考えの中で「長く使って頂きたい」という思いが最優先事項になります。「長く使って頂くためには、便利でないといけない」という考えもありますので、ポケットへの入れ方を工夫してもらいたいと思っています。上下と裏表を入れ替えながらポケットに入れることで、財布の歪みを補正しながら使っていく方法です。こうすることで、財布の負担が分散されて長く使うことができます。また、スボンのポケットに財布の形がついてしまったり、穴があいてしまうということも軽減させることができます。 【まとめ】 ここまで、読んで頂くと革財布を長く使うためには、少し制限があって、不便に感じてしまうかもしれませんが、私たちの作っている革財布やバッグは、生活を便利にする道具だと思っています。使って傷つくこと潰れることは、当然の事と思っていますので、自由に気軽に使ってもらうことが一番です。2番目に、ご紹介した4つの事を少し気にかけてもらうだけでいいかなと思っています。 ・革財布を濡れたまま使わず、完全に乾かしてから使う。 ・できるだけ小銭は少なくして革財布を使う。 ・カードフォルダは一枚差しにする。 ・お尻のポケットに財布を入れるときは、上下裏表に財布の向きを変える。 これら4つを気をつけてもらうだけで、随分長持ちして使ってもらえると思います。  Munekawaで革製品を購入いただく方は、皆さん「長く使えること」を中心に考えて購入いただく方が大半です。その考えの中には、長く使ってコストパフォーマンスを高めたいというよりかは、「革のエイジングを楽しみたい」、「財布が変わって利便性を変えたくない」、という思いを持っておられる方がほとんどです。そのようなご要望にお応えできるように、修理をしやすい構造で作ったり、修理をお受けできるような体制で物作りをおこなっています。もちろん修理をお受けした際には、革のお手入れもしてから、お返ししています。  私たちの作った革製品が、使って頂くお客様にとって少しでも便利で楽しいモノになれば、私達は嬉しいです。

ブッテーロレザーの経年変化とは?

ブッテーロレザーの経年変化とは?

今回のブログでは、簡単に経年変化のサンプルをご紹介したいと思います。 「オレンジは、どう変化するの?」 「グリーンは?」 と、なかなかイメージが難しいと思います。実際の色に近い画像をピックアップしてみましたので、ぜひご参考いただければと思います。 各色の経年変化 まずはブラック。(商品名:釣鐘式キーケースBell S, Bell M) 現在も、私が約4年使用しているキーケースBell S, M。ブラックは色の変化はないですが、とても雰囲気の良い艶、立体感が現れます。初めの革のハリ感とは、比べ物にならないほど、しなやかになり、とても手に馴染みます。派手さはないですが、ずっと使えるお色だと思います。 次にブルー。(商品名:薄型カードケースTuck) Munekawaでは、男女共に、とても人気のあるカラーです。見てください!この変化!何とも言えない、ネイビーのような、グリーンのような。実際のお色に近い画像ですので、ぜひ参考にしてみてください。使い方によりますが、だいたい2~3年使用でこのようなお色に変わってきます。 次にキャメル。(商品名:長財布Untrad) 初めは明るいTHEキャメルカラーですが、使用とともに、かなり落ち着いた、渋いブラウンに変わります。ステッチの糸色は変化しないので、次第にお財布のポイントに♬柔らかいお色がお好きな方には、オススメのカラーです。 グリーン(商品名:名刺入れThrough) 素晴らしい経年変化です。誰もが惹かれる、深いグリーンではないでしょうか!初めのグリーンとは、想像ができないほど変わっております。一部の方は、全てグリーンで商品を集めて頂いております。こちらの経年変化を見れば、納得いきますね! 次にレッド(商品名:ストラップ付縦長二つ折り財布Fasten) これは、なんとも引き込まれるお色ですね。女性に人気のお色ですが、この変化を見ると、男性でも全然持っていただけるお色ですね。初めは少し鮮やかな赤(画像右下)ですが、使用と共に、ワインレッドのようなお色に変わっていき、発色も落ち着いていく印象です。もっと長く使うと、どうなるか楽しみです♬ 次に、オレンジ(商品名:薄型コインケースUndo) こちらもとても渋いお色です。初めは、元気の出る、明るいオレンジですが、使用と共にかなり落ち着いた、ブラウン系のお色に変わります。もっと使えば、もっとブラウンに変わっていく、とても変化率の大きいカラーです。※現在こちらのコインケースでは、オレンジは製作しておりません。お色の変化の参考にしていただければと思います。 最後に、パープル(商品名:釣鐘式キーケースBell M) 約一年、お客様ご使用のパープルです。あまりお色の変化はございませんが、ツヤツヤになっておりました。ここから、しっかりと経年変化が始まりますので、今後の変化に期待です!長く使うと、バーガンディーやボルドーに変わっていきます。Munekawaでも数少ないサンプル画像の一つです。パープルを長くお使いの方がおられましたら、ぜひ撮影させてください!(笑) ご紹介は以上です! 直営店には、たくさんの経年変化サンプルがございます。 お悩みの方は、ぜひお越しください♬

スエードレザーのケア(手入れ)方法

スエードレザーのケア(手入れ)方法

  この時期に、「スエードのケア?」と思われる方も多いのではないでしょうか。   実は、スエードは夏も活躍する素材です。 見た目の印象で秋・冬をイメージしますが、革の中では、水・汚れに強く、またお手入れも楽な素材です。雨の日はあえてスエード靴を履かれる方もいらっしゃいます。   今回は、簡単にできるお手入れ方法と道具について、実際にスタッフが使用しているスエードトートバッグMを用いてご説明させていただきます。 そもそもスエードとは…スエードは、”革の裏側(床面)”を毛羽立たせて作られています。シミや汚れが目立つ”革の表面(銀面)”が製品の内側になるので、シミになりにくく、擦りキズもほとんど目立ちません。 Munekawaで扱っているイタリアのスエードは、革の表側(銀面)は付いておらず、表面にレジン加工を施している革を使用しております。下の画像は、スエードトートMのキャメルの内側ですが、色の濃く見えるところがレジン加工されております。 ケアする”タイミング” 感覚的な説明になってしまうのですが、「毛が寝てきたかな?」と感じた時にブラッシングで大丈夫です。さらに防水スプレーを吹きかけると、防水・防汚効果にも繋がります。 少し雨に濡れた際は、通常の革と同様に、水気を拭き取り、風通しの良い場所で乾燥させてください。ひどく濡れた場合は、乾燥させた後、下記のケアをしてください。 ケア方法について 今回用意したものはこちらの3点 コロンブス スエードケアセット(ラバーとブラシ) コロンブス スエード栄養ミストスプレー コロンブス 防水・防汚スプレー420mm 上記を選んだ理由は、2つ! 汎用性が高い(栄養ミストが無色なので、スエードの革靴からスニーカーまで使用可能。) 比較的、安価で安心できるブランド ケア方法の3ステップ STEP1:まずはブラッシング。毛に絡まったホコリや汚れを掻き出すように、手首のスナップを効かせ、毛の流れの方向、逆の方向、どちらもブラッシングします。 ★ここで注意点! スエード用のブラシには、真ん中に金属のブラシがついております。糸目を擦り過ぎると、糸が解けてしまいますので、糸目周辺は少し慎重にブラッシングしてください。 取りきれない汚れは、ラバーで擦ります。汚れがラバーに吸着されていきます。寝てしまった毛を再びブラッシング。   Before 汚れがかなり薄くなりました!   After...

ブルーのエイジング

ブルーのエイジング

Munekawaで使用している革の中でもブルーは、エイジングによる色の変化を顕著に感じられる革色のひとつ。 透明感のあるブルーは、濃く深く変化をしていきます。同じブルーのアイテムでも、使う人がひとりひとり違うように、革のエイジングも一つとして同じものはありません。 スタッフ使用のカードケースTuckブルー。使用し始めて2週間のものと2年のものです。  ブラックやブラウンなど、シックな色合いの革色がお好きな方にとっては「ブルーは少しカジュアルすぎるかな?」と感じられる事があるかもしれません。ブルーに限った話ではありませんが、長年使用した革は、何とも言えない風格を感じさせてくれます。 傷やシミがつく事で、元の状態から変化する経年変化。それを「劣化」とするのではなく、「変化」として楽しむことができるのが革製品の大きな魅力のひとつ。そうした革の魅力を存分に感じてもらえるような、長く使いたいと思えるアイテムを製作していきたいと思っています。 Munekawaの「革」についてhttps://munekawa.jp/pages/leather

キャメルの経年変化

キャメルの経年変化

製作スタッフ小西が使用している、ベル型キーケース Bell Mのキャメル。使用し始めてから半年ほど経っています。 キャメルの色が濃くなり、ブラウンとも言える雰囲気に変わっています。また、光沢が出てくる事によって、大人っぽさも感じられるようになってきました。小西は、1~2ヵ月に一度ほど、ケアクリームを使ったお手入れをしています。レザーケアをすることで、革のエイジングは進みやすく、そして綺麗に変化していきますので、ご興味のある方は是非やってみてください。 金具に使用している真鍮素材。メッキ加工の金具とは違い、革同様に経年変化していきキーケース全体の風格を上げています。「金具部分の雰囲気もとても気に入っています」とのこと。 キャメルがMunekawaのカラーラインナップに加わって、ちょうど1年。キャメルをお使いの方も個性的な変化が見られるようになってきたのではないでしょうか。どんな様子に変化しているか、見せていただけたら嬉しいです。直営店やPOP UP SHOPにも是非ご持参ください。 ベル型キーケース Bell Mのご注文・詳細はこちら。https://munekawa.jp/products/kc1 User’s snapから、Munekawaのアイテムをお使いの方のエイジングの様子をご覧いただけます。https://blog.munekawa.jp/users-snap

過去のブログはこちらから

Edit options