愛着が深まる、革製品の「名入れ刻印」について。名入れ刻印で後悔しないための、基本ガイド
革小物への名入れ刻印。 自分だけの特別なアイテムとして、また、大切な人への心のこもった贈り物として、革製品に名前やイニシャルを刻むサービスです。 「自分のイニシャルや名前の入った革小物を愛用している」という方もいるのではないでしょうか。 しかし、その一方で、「思っていた仕上がりと違った」「どんな風になるのか不安」といった、疑問や不安の声が聞かれるのも事実です。 そこで、この記事では、日々革と向き合い製作を行うムネカワなりに「革小物への名入れ刻印」がどんなものか解説します。 名入れ刻印の魅力が伝わり、革製品がもっと身近なものに感じていただければ嬉しいです。是非ご覧になってみてください。 なぜ革製品に名入れをするの?作り手が感じる、その魅力とメリット 名入れ刻印をする理由は人によってさまざまですが、日々お客様とのやり取りをする中で、名入れ刻印には大きく3つの魅力があるのだと感じています。 より愛着を持って使うために革製品は、自分の名前や思いが刻まれることで、より一層自分だけの特別なアイテムに感じられます。日々使うものだからこそ、パーソナルな印があることで、「もっと大切に育てていこう」という気持ちが自然と芽生えます。 ギフトとして喜んでもらうために誕生日や記念日、就職祝いなど、特別な日のプレゼントに名入れ刻印はぴったりです。名前やメッセージを刻むことで、ありきたりな贈り物ではない、「あなたのために選んだ」という特別な想いを伝えることができます。 こだわった物を使うためにこだわりの持ち物にさりげなく刻まれたイニシャルは、持ち主の美意識やステータスを雄弁に物語ります。使い込むほどに革の色が深まり、刻印が馴染んでいく様子は、まさに自分だけの歴史そのものです。 革製品は決して安いものではありませんし、毎日使うものですのでご自身用・ギフト用問わず「長く使える特別な一品として購入したい」という方にご利用いただいています。 名入れ刻印の工程のご紹介 革小物をご検討の方や、レザークラフト好きの方の中には 「名入れ刻印は、どのように行われているの?」 と興味を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。 そこで、普段私たちの工房で行っている名入れ刻印の様子を、少しだけお見せしたいと思います。 工程1:刻印機を準備する まずは刻印機の準備です。 ムネカワでは「WT-90AS」という熱で温めて使用する箔押し機(ホットスタンプ機)を使用しています。 箔押し機を安定した場所に起き、作業台が水平になるよう台座を調節し、電源を入れて箔押し機を温めます。 工程2:活字を組む こちらは、アルファベット順に並べられた金属製の活字。お客様からいただいたご要望に合わせて、一文字ずつピックアップしていきます。 活字ホルダーに活字を並べ、しっかりと固定します。 工程3:刻印の位置を定める 活字をセットしたホルダーを熱したプレス機に取り付け、製品を慎重にセットします。 ムネカワでは、製品それぞれに刻印位置が決まっています。革製品の機能や印象を損なわず、刻印が綺麗に入り、刻印が目に入る最適な位置を決めていますので、きっと気に入っていただけると思います。 ※製品の刻印位置は各商品ページに記載していますので、事前にご確認ください。 工程4:刻印をする 刻印の瞬間です。革を傷つけず、しっかり刻印されるよう強すぎず、弱すぎず、力の加減を微調整します。...