2024年も佳境。L字ファスナー財布Cramの製作風景
大阪、大国町にある革製品Munekawaの製作工房です。 クリスマスシーズンに向けてL字ファスナー財布 Cramを製作しています。 Munekawaは企画・製作・販売など、すべて6人で行なっています。 製作も少人数で行うため、2人1組の体制で一つの製品を効率的に製作しています。 限られた時間と人数を最大限に活用し、ひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。 L字ファスナー財布 Cramは機能性とコンパクトなサイズ感が最大の特徴。 それだけに、製作には緻密な正確さが求められます。 パーツとなる革の厚みやサイズ、縫製の位置がわずかにずれるだけで、仕上がりに大きな差ができてしまうからです。 こちらは、コバ(裁断面)を仕上げている様子です。 革の裁断面は、そのままにしておくと毛羽立ちが起こり、長く使っていくと徐々に損傷していく部分です。 薬剤を染み込ませ、コバをしっかりと磨くことで安心して長く使える耐久性と、手に持った時の手当たりの良さを高めています。 細かな工程のひとつひとつに意味があり、その全てを丁寧に仕上げる事でようやくひとつの革製品が完成します。 今年もたくさんの製品を製作しました。 2024年も残すところわずかですが、Munekawaの革小物を手に取ってくださる方、楽しみにお待ちいただいている方に喜んでいただけるよう、残りの期間もしっかりと製作に励んでいきます。 製作アトリエ2階のMunekawa直営店は、毎週月・水・土・日営業。 2024年年内は12月30日(月)18:30まで営業しております。 Munekawa直営店の詳細はこちら また、残りわずかですが大丸東京店でのMunekawa POP UP SHOPも12月25日まで開催中です。 関東近郊の方はこちらも是非ご利用ください。...