このサイトでは、お使いのブラウザのサポートが制限されています。 Edge、Chrome、Safari、または Firefox に切り替えることをお勧めします。

ブログ

「何枚入るか」より「一枚の取り出しやすさ」で選ぶ。名刺入れの収納枚数と余白の話

「何枚入るか」より「一枚の取り出しやすさ」で選ぶ。名刺入れの収納枚数と余白の話

名刺入れを選ぶとき、多くの方がポイントにするのが「収納枚数」です。特に職業柄、名刺交換の機会が多い人であれば「名刺が何枚入るか」は名刺入れを選ぶうえで大事なポイントでしょう。 ですが、実際に毎日使っていくと気になり始めるのは、何枚入るかよりも一枚の名刺をすっとスムーズに取り出せるかどうかだったりします。 名刺交換は、相手の目の前で行う所作。ぎゅっと詰まった名刺入れから慌てて名刺を引き出そうとすると、取り出しに苦労して焦ってしまうこともあるかもしれません。 大阪・大国町にあるMunekawa直営店でも、名刺入れ選びのご相談を数多くいただいてきました。今回はその経験も踏まえて、名刺入れの収納枚数と「余白」の考え方をご紹介します。 スペックの数字だけでは分からない、快適に使うための目安として参考にしてみてください。 最大収納枚数と「快適に使える枚数」は同じではない 一般的に、名刺入れの基本情報として書かれている「名刺◯枚収納可能」という数字は、物理的に無理なく収まる枚数を示したものです。 しかし、必ずしもその枚数が名刺交換を快適にこなせる枚数と同じ、というわけではありません。 名刺を一枚ずつ取り出すには、名刺を指で取り出すためのすき間(余白)が必要です。ギリギリまで入れてしまうと、収まってはいるものの、指を差し込む余地がなくなってしまいます。 「余白」といっても、厳密な数値の基準があるわけではありません。名刺の束の上に指先が無理なくすっと入り、束を軽く押さえながら一枚をスライドさせられることです。この動きが引っかからずにできれば、余白は足りています。 使用する名刺入れや、使う人によってさまざまなため、一概にはいえませんが、目安としては最大収納枚数の7〜8割程度に収めておくと出し入れに余裕が生まれやすくなります。 例えば最大50枚収納できる名刺入れなら、普段入れておくのは30〜40枚程度に抑えるとよいでしょう。 名刺を詰め込みすぎると起こる、もうひとつのデメリット 本革の名刺入れの場合、「入るから」といって名刺を限界まで詰め込んだ状態が続くと、出し入れしづらくなるだけではなく、もうひとつの問題につながることがあります。 それが「革が伸びてしまう」ということです。 革は、しなやかで、使い方に合わせて馴染んでいく素材。中身を入れすぎて膨らんだ状態が長く続くと、革が伸びてゆるくなってしまったり、型崩れの原因になってしまったりすることがあります。 そして、一度伸びてしまった革はもう元の状態に戻ることはありません。 詰めすぎは、使い勝手や使う時の所作だけでなく、革そのものの寿命にも関わってくるものです。もちろん、名刺入れだけでなく、財布やコインケースなどにも同じことが言えます。 お気に入りの革製品を長く使うためにも「中身を限界まで入れない」ことを意識してみてください。 革が馴染む前と後で、収納感は変わる もうひとつ知っておきたいのが、同じ名刺入れでも「革の状態」によって収納のしやすさが変わるという点です。 新品の革はまだ張りがあり、ポケットの口も締まっています。そのため使い始めは、表記の枚数より窮屈に感じられることがあります。使い込むうちに革が手と中身に馴染み、口が柔らかく開くようになると、同じ枚数でも出し入れがぐっと軽くなります。 使い始めのうちは無理に枚数を入れず控えめにして、革が馴染んできたら少しずつ増やしていくと、革に無理な負荷がかかりにくく、綺麗に使えるのではないかと思います。 また、名刺入れの中には、収納量に応じて箱のように立体的に広がる「通しマチ」を採用したものもあります。枚数が少ないときはマチが折り畳まれて厚みが落ち着くため、革の馴染みと合わせて、日々の枚数の増減に寄り添ってくれる構造です。 収納枚数に波がある方は、こうしたマチの作りにも注目してみてください。 関連記事 革製品の「マチ」って何?Munekawaの製品に見るマチ設計と自分に合った革小物の選び方 名刺交換がしやすい形で選ぶ 名刺入れには「名刺の取り出しやすさ」「名刺交換のしやすさ」を考慮して作られている製品もあります。これから名刺入れを選ぶ方は、そうした設計に注目してみるのもおすすめです。 Munekawaの名刺入れ「Through」は、先ほどご紹介した通しマチを採用し、最大50枚をスムーズに出し入れできるよう設計した名刺入れです。...

気分と好みで選ぶ、ブライドルレザーとブッテーロ。あなたに合う革の見つけ方

気分と好みで選ぶ、ブライドルレザーとブッテーロ。あなたに合う革の見つけ方

「ブライドルレザーとブッテーロ、どちらが良い革ですか?」 お客様からよくこうした質問をいただきます。 Munekawaではブッテーロをレギュラーの革素材として使い、限定品をブライドルレザーで製作することが多いため「ブライドルレザーの方が高級で良い革」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。 ブライドルレザーとブッテーロは、どちらもMunekawaが長く使い続けてきた革です。結論から言うと、片方が高級でもう片方が劣るということはありません。それぞれに特徴のある、優れた革です。 「どちらが良い革か」と考えて選ぶと、いつまでも答えは出ません。「どちらが今の自分に合うか」。視点をそう切り替えると、選ぶことが迷いではなく、楽しみに変わります。 ブッテーロとブライドルレザーの特徴 ブッテーロ ブッテーロは、植物タンニンなめし製法で作る本革ならではの透明感のある発色と、オイルを含んだしっとりとした手触りが持ち味の革です。 経年変化(エイジング)の進みが早く、使い始めて間もない頃から、艶が増していく様子を実感できます。 本来はマットな質感のブッテーロですが、Munekawaで使用しているブッテーロはオリジナル加工として、高温・高圧でプレ スを加えています。こうすることで、繊維が密になり強度が上がるだけでなく、熱が加わることで表面に自然な光沢が感じられるようになります。 Munekawaでは長年使用してきているブッテーロですが、触れるたびに「良い革だな」と実感しています。質感、色合い、強度、エイジング、どれを取っても自信を持ってお届けできる革です。 特に「どの革を選べばよいかわからない」「初めて革製品を使う」という方には、ブッテーロをおすすめしています。 関連記事 革のエイジングはどう進む?使いはじめ〜1年以内のブッテーロの経年変化 ブライドルレザー ブライドルレザーも、ブッテーロと同じく植物タンニンなめし製法で作られる革ですが、ブライドルレザーの最大の特徴は、仕上げの段階で、ワックス(蝋)を塗り込む点にあります。 このワックスは革の強度を高めるために塗り込むのですが、このワックスが固まって表面に白く浮き出るのが「ブルーム」です。 ブライドルレザーは手綱など、馬具に使用されることを目的に開発された革のため、「強度に非常に優れた革」として知られています。 しかし、馬具用に開発されたといっても、革小物の製作に使用されているブライドルレザーは柔らかく加工されていることもあり、強度において「ブッテーロよりブライドルレザーの方が圧倒的に優れている」というわけではありません。 ブライドルレザーの表面は硬質で、ブッテーロに比べると比較的傷がつきにくいですが、ブッテーロの方が伸縮性があるため、革の裂けにはブッテーロの方が強いといったように、強度においてもそれぞれ特性があります。 Munekawaが「変えること」と「変えないこと」 革製品は、用途やパーツに合わせて革を漉(す)き、厚みを調整してから仕立てます。Munekawaでは、同じデザインの製品でも、革が変われば、この調整を見直すのが通常です。 Munekawaが同じ製品をブライドルレザーで製作するときは、硬質で張りのある革の持ち味を活かすため、ブッテーロよりも少し厚みを残して仕立てています。 一方で、収納の設計、構造、縫製は、ブッテーロ版とすべて同じです。 どちらの革を選んでも、使い勝手は変わりません。機能で迷う必要がないからこそ、純粋に革の好みだけで選んでいただけます。 ブッテーロとブライドルレザー、選び分ける4つの視点 それでは、ブッテーロとブライドルレザーの選び分けの視点を4つご紹介します。どの視点も、実際にお店でお客様にお伝えしているものです。「どちらが優れているか」ではなく、「どちらが今の自分に合うか」で考えてみてください。 1.色と表情の好み 染料の色が透けるような、透明感のある発色を楽しみたいならブッテーロ。ブルームをまとった、深く落ち着いた色味に惹かれるならブライドルレザーがおすすめです。...

新色ブルーレギオン登場。エプソンで作るEncase&Palm(ブルーレギオン・ブラック)を各色5セット限定で販売します

新色ブルーレギオン登場。エプソンで作るEncase&Palm(ブルーレギオン・ブラック)を各色5セット限定で販売します

型押しレザー「エプソン」で作る、封筒型長財布"Encase"と極小コインケース"Palm"を数量限定で販売します。 カラーは、定番の「ブラック」と、新色の「ブルーレギオン」の2色。今回は、ロゴにゴールドの箔押しを施した、少し特別感のある仕様に仕上げました。 販売数は各色5セットで、2026年8月26日(水)22:00より販売開始予定です。EncaseとPalmのセットはもちろん、それぞれ単品でもお求めいただけます。 商品ページはこちら8/26 22:00販売開始 新色「ブルーレギオン」とゴールドの箔押し 今回ご用意したのは、新色の「ブルーレギオン」と定番の「ブラック」の2色です。 注目の新色ブルーレギオンは、鮮やかすぎず、暗すぎない、少しくすみのある落ち着いたブルー。 エプソンの細かく均一なシボと合わさることで、静かで上品な表情に仕上がっています。ビジネスの場で取り出しても浮かない、大人の持ち物に馴染む色合いです。 定番のブラックも、どんな装いにも合わせやすい王道の一色でありながら、エプソンの均一なシボが黒の端正さを引き立てています。流行に左右されず、長く飽きずに使える一色をお探しの方には、ブラックがおすすめです。 今回は、2色ともロゴをゴールドの箔押しで入れています。 革に凹凸だけを付ける刻印と違い、落ち着いた革色の上で小さく光るゴールドが、限定品らしい特別感を添えてくれます。 型押しレザー「エプソン」について エプソンは、細かく均一な型押しが施された牛革です。 表面がプレス加工によって固く引き締められているため、傷や汚れ、水分に強く、型崩れしにくい耐久性が特徴。 日常的な摩擦や軽い爪傷などでもダメージを受けにくく、あまり気を使わずに革製品を持ちたい方にも扱いやすい革です。 ブッテーロは、使い込むほどに色艶が深まる経年変化が魅力ですが、エプソンは、手にした時の状態を長く保ちやすい革。革を育てる楽しみとはまた違う、「いつ見ても変わらない端正さ」を楽しんでいただけます。 エプソンで作るEncaseとPalm 封筒型長財布"Encase" 封筒型のEncaseは、ファスナーやホックなどの金具を一切使わないシンプルなデザインです。金具がないぶん、革の質感がそのまま正面に出ます。エプソンの均一なシボと上品な発色は、Encaseの「革が主役になる形」とも良い相性です。 最も厚い部分で約2cmという薄さはそのままに、カード6枚、紙幣約25〜30枚をしっかり収納。スーツやジャケットの内ポケットにもシルエットを崩さず収まります。傷や水分に強いエプソンなら、毎日出し入れする財布としてより気兼ねなくお使いいただけます。 極小コインケース"Palm" 極小コインケースのPalmは、約5.7×6.4cmの手のひらサイズ。蓋の部分が受け皿になり、小さいながら小銭が確認しやすい構造です。 ポケットに入れて日常的に持ち歩くアイテムだからこそ、摩擦に強いエプソンの実用性が活きます。小さな面材にゴールドの箔押しが映えるのも、Palmならではの魅力です。 販売概要 項目 詳細 販売開始日 2026年8月26日(水)22:00 カラー...

名前に宿る、ものづくりの意図。Munekawa製品のネーミングに込めた意味

名前に宿る、ものづくりの意図。Munekawa製品のネーミングに込めた意味

Munekawaの革製品には、少し聞き慣れない英単語の名前が付いています。なかには、初めて目にしたとき「どんな意味だろう」と疑問に思われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。 これらの名前の多くは、使うときの所作や、製品の構造そのものに由来しています。 名前の意味を知ると、その製品がなぜこの形をしているのかが見えてきます。今回はMunekawaの3つの革財布を取り上げて、名前に込めた意味やエピソードをご紹介します。 名前に宿る、ものづくりの意図。Munekawa製品のネーミングに込めた意味 最初にご紹介するのは、L字ファスナー財布「Cram(クラム)」。 手のひらサイズながら小銭・カード・紙幣を収納でき、ファスナーを開けばどこに何が入っているかひと目で見渡せる構造のミニ財布です。 Cramという名前は、英語で「詰め込む」を意味する言葉から取られています。 Cram製作のきっかけは、Munekawaの製品を取り扱うセレクトショップの方から「コンパクトなL字ファスナーの財布を作れませんか?」とご要望をいただいたことでした。 当時、コンパクトなL字ファスナー財布は市場に出始めたばかりで、サイズが小さいぶん容量が足りなかったり、出し入れの際にファスナーが紙幣を噛んでしまったりという問題があったそうです。 そうした使いづらさを気にせず使える、小さくてもしっかり入って、出し入れしやすい財布を作ろう。そんな思いがCramには込められています。 当初、二枚の革を合わせた姿が貝のように見えることから、Cramと似た響きを持つ「Clam(二枚貝)」も候補に挙がっていました。それでもCramに決まったのは、こちらの方が「こんな財布があったら便利だな」という作り手の思いが伝わると考えたからです。 製品の企画から製造まで少人数で行うMunekawaらしい名付けだと感じています。 ▶︎L字ファスナー財布 Cramの詳細はこちら Wedge ― お札を「差し込む」動作から 続いては、薄型ミニ財布の「Wedge(ウェッジ)」。 重さは約22g。シャツやパンツのポケットにすっと収まる薄さで、カード3枚と折りたたんだお札が5〜6枚。キャッシュレス中心の方の「必要最低限」に応える財布として人気のアイテムです。 木材や石などの割れ目に打ち込んで割るV字型の「くさび」という道具がありますが、Wedgeは、二枚の革のパーツの間に、お札を割り入れるように差し込む様子がくさびを連想させることから名付けられました。 ファスナーやホックボタンを使わず、ラフにスッと差し込む使い心地がそのまま名前の由来となっています。 余談ですが、海外の取引先に教えてもらった話によると、Wedgeはイギリスでは「お金」という意味もあるのだそうです。 狙っていたわけではないのですが、財布の名前としてはとても面白い偶然の一致ですね。 ▶︎薄型ミニ財布 Wedgeの詳細はこちら Carriage ― 美しい身のこなしのために 最後にご紹介するのは、薄型二つ折り財布の「Carriage(キャリッジ)」。マネークリップのようにお札を挟み込んで使用する二つ折り財布です。 「コンパクトで、かつカードもしっかり入るお財布が欲しい」というお客様の声から生まれた、Munekawaではロングセラーの一品。...

左利きの人の革製品の選び方|利き手から考える革財布・革小物の使いやすさ

左利きの人の革製品の選び方|利き手から考える革財布・革小物の使いやすさ

財布の「小さな使いにくさ」、利き手が原因かもしれません 「カードがなんとなく抜きにくい」 「ファスナーを引くと少し引っかかる」 左利きの方のなかには、財布やカードケースを使う中で、このような「ちょっとした使いにくさ」を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。 財布やキーケースをはじめ、日常で使う製品の多くは右利きを想定して設計されているため、左利きの方は物選びに迷うことがあります。 今回のブログでは、シンプルなデザインの革製品に向き合ってきたMunekawaなりの視点で、左利きの方が革財布・革小物を選ぶときのチェックポイントをご紹介します。 あわせて、左利きの方にもおすすめできるMunekawaの製品をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。 基本動作は「利き手と逆の手で持ち、利き手で出し入れする」 財布を使うとき、多くの場合は利き手ではない方の手で財布を持ち、利き手でカードや紙幣、小銭を出し入れします。ホックを外す、ファスナーを引くといった細かな操作も、利き手で行うことが多いでしょう。 左利きの方が「右手で持ち、左手で操作する」場合、右利きを想定した財布では、開閉や中身の出し入れをしづらく感じることがあります。 こうした違和感はわずかなものかもしれませんが、毎日使うものだからこそ、ストレスにつながることもあります。 左利きの人がチェックしたい3つのポイント 左利きの方が物を選ぶとき大切なのは、ご自身が自然に使えるかどうかです。 特に財布やキーケースなどの革小物を選ぶ際は、次の3つのポイントに注目すると、自分に合うかどうかを判断しやすくなります。 ① ファスナーの開閉方向 ラウンドファスナーやL字ファスナーなど、ファスナーで開閉する財布は、引き手の始点と終点、開口部の向きによって、左右の手で操作したときの使い勝手が変わります。右手で財布を持って左手で引くと、引き手の位置によっては、開閉しづらさや中身の見えにくさを感じる場合があります。 会計のたびに繰り返す動作だからこそ、わずかな違和感も気になりやすいポイントです。 選ぶときは、普段どおり右手で財布を持ち、左手でファスナーを開閉してみましょう。引き手を無理なくつかめるか、最後まで自然に動かせるか、開いた状態で中身を見渡せるかが確認したいポイントです。 ② カードポケットの向きと配置 横挿しのカードポケットは、財布を持つ手と抜く手の関係で「抜きやすい向き」が決まっています。右手で財布を持ち、左手でカードをつまもうとすると、開き口の向きが合わず、カードの角に指がかかりにくい配置になっていることがあります。使用頻度の高いカードほど、この小さな取り出しにくさは気になりやすいところです。 選ぶときは、普段どおり財布を持ち、よく使うカードに左手の指を無理なくかけられるかを確認してみてください。横挿しのポケットは、開き口の向きによって取り出しやすさが変わります。縦挿しや中央配置のポケットもあわせて比較すると、自分に合うものを選びやすくなります。 ③ 開く向き・ホックや留め具の位置 二つ折りやかぶせ蓋(フラップ)タイプの財布では、開く向きや、ホック・ベルトなどの留め具の位置が、片手で操作する前提で設計されていることが多い部分です。 想定と逆の手で持つと、留め具が外しづらい、開いたときに中身が見づらい向きになるなど、細かな操作に引っかかりを感じる場合があります。財布に限らず、キーケースなら鍵を取り出す動作、コインケースなら小銭を受ける手の側にも同じことが言えます。 選ぶときは、留め具を利き手である左手で無理なく外せるか、開いたときに中身が取り出しやすい向きになるかを確認してみましょう。留め具が中央にあるものや左右対称に近い形、そもそも留め具のないものは、利き手による使い勝手の差が比較的小さい傾向があります。 左利きの方にも使いやすい革小物の選択肢 「左利き用」と明記された革製品は、それほど多くありません。ただ、左右対称に設計されたものや、中央から開くものは、利き手の影響を比較的受けにくい形です。また、左右非対称でも、ポケットの位置や開き方が左手の動作に合う場合があります。...

スマホより、小さく。|iPhone 17 Proよりコンパクトに持てるMunekawaの革小物5選

iPhone 17 Proよりコンパクトに持てるMunekawaの革小物5選

毎日必ず持ち歩くものは人によって違いますが、多くの人に共通するのが「スマートフォン」ではないでしょうか。 「バッグは持たず手ぶらで出かけたい」「手荷物をできるだけコンパクトにしたい」方にとって、持ち歩くものの大きさを考えるときは、スマートフォンのサイズを基準にすると分かりやすくなります。 今回のブログでは、iPhone 17 Proを基準に、スマートフォンと重ねてもはみ出さないサイズの革小物を、Munekawaのアイテムから5つご紹介します。 どれもサイズ感だけでなく、装飾を抑えたシンプルな作りで、ポケットの中でスマホと一緒になってもかさばりにくいアイテムです。バッグを持たず、ポケットに必要なものだけ入れて、手ぶらで出かけたい。そんな身軽さをサポートしてくれます。 スマホと重ねて、サイズを比べてみる まずは、iPhone 17 Proと5アイテムの寸法を並べてみましょう。 アイテム サイズ(約) iPhone 17 Pro 高さ150mm × 幅71.9mm × 厚さ8.75mm エアタグケース“Tracker” 縦100mm × 横45mm ベル型キーケースS“Bell S” 縦110mm × 横52mm ×...

シンプルであることの意味。引き算で考えるMunekawaの革製品作り

シンプルであることの意味。引き算で考えるMunekawaの革製品作り

長く使える革製品を作るためには、丈夫な素材であることや丁寧で堅牢な作りが大切です。一方で、Munekawaが長く使える革製品を作るうえでもうひとつ大切にしていることがあります。 それは「シンプルである」ということ。 Munekawaでは、製品に必要な機能を見極め、それ以外の装飾や余計なパーツ、縫製をできるだけ省いたシンプルな形を心がけています。シンプルなデザインは飽きにくいうえ、故障につながる箇所も抑えられるため、変わらない使い心地を長く楽しめます。 そんなMunekawaの製品は、近年、海外のお客様からもご注文いただく機会が増えています。機能性を重視したシンプルなデザイン。そこには、国や性別を越えて伝わる、ユニバーサルデザインとしての革小物の魅力があるのかもしれません。 国や習慣を越えて伝わる、ユニバーサルデザイン Munekawaが考える優れたデザインとは、形を見れば役割を想像でき、初めて手にしても自然に扱えるものです。使う人を限定するような仕様や過剰な装飾を控え、それぞれの暮らしに取り入れやすい形を目指しています。 Munekawaの製品はこれまでも、世代や性別を越えて幅広い方にお使いいただいてきましたが、最近は海外からのご注文や、旅行で日本を訪れた方の直営店へのご来店も増え、海外の方に関心を持っていただく機会が広がっていると感じています。 財布は、紙幣の大きさや、中に入れるもの、支払いのスタイルなど、地域や文化による違いが大きいもの。それでも、見やすいこと、取り出しやすいこと、持ち歩きやすいことは、多くの人に共通する使いやすさなのだと実感しています。 シンプルな構造は、誰にとっても使いやすい シンプルな形の革製品は、初めて手にした人でも使い方に迷いにくいものです。形を見るだけで、どのように使うかを自然に想像できます。 ▶︎L字ファスナー財布 Cramの商品ページはこちら L字ファスナー財布 Cramは、ファスナーを開くと紙幣、硬貨、カードが一度に見渡せる構造です。細かな仕切りで区切る代わりに全体が見える形にすることで、どこに何があるかを探す必要がなく、財布の向きを持ち替えずに紙幣、硬貨、カードのすべてを取り出せます。 現金中心の方にも、キャッシュレス中心の方にも、必要な現金とカードを無理なく持ち歩いてもらいたい。Cramは、そんな思いから生まれたミニ財布です。 ▶︎ミニマル二つ折り財布 Reduceの商品ページはこちら Reduceは、世界中で長く親しまれてきた二つ折りの形を採用しています。そのため、初めて手にした人でも、どこに何を入れるか迷いにくい財布です。 内側はさらに、仕切りなどのパーツを極力減らし、札入れとカードポケットだけの構成にしました。パーツを減らした分だけ薄く仕上がり、シャツの胸ポケットにも収まるサイズで持ち歩けます。 どこに何があるか分かること。見れば使い方が想像できること。 シンプルな構造から生まれる分かりやすさは、年代や国・地域を問わず、誰にとっても心地よい使いやすさです。海外のお客様から選ばれている製品にシンプルなものが多いのも、この分かりやすさが言葉を越えて伝わっているからかもしれません。 「あって当たり前」の形や機能を、一度見直す 引き算のものづくりでは、財布に「あって当たり前」とされてきた形や機能も、本当に必要かどうかを一度見直します。 ▶︎薄型ミニ財布 Wedgeの商品ページはこちら 薄型ミニ財布 Wedgeは、先ほどのReduceを半分ほどの大きさにしたような、手のひらサイズの財布です。 収納は札入れがひとつと、カードポケットが3つだけ。カードは約3枚、紙幣は二つ折りで5〜6枚と、容量を「本当に使う分」に絞ることで、重さ約22gの軽さと、シャツやパンツのポケットにすっと収まる薄さを実現しています。スマートフォン決済が中心の方なら、これだけで足りる場面は少なくありません。 ▶︎封筒型長財布 Encaseの商品ページはこちら...

革小物の魅力に溢れた小さな一品。靴べらとしても使えるレザーキーリング“Grid”の魅力とは?

革小物の魅力に溢れた小さな一品。靴べらとしても使えるレザーキーリング“Grid”の魅力とは?

みなさまにとって、革小物の魅力とはなんですか? 「革の風合いが良くて毎日の気分が少し上がる」 「丈夫で長持ちする」 「手に馴染み使いやすい」 こうした意見が多く聞かれると思います。 私たちMunekawaはこのすべてが自然に同居していることが革小物の魅力だと考えています。最小限のパーツでシンプルなデザインで作るから、飽きがこず、壊れにくく、使いやすい。こんなコンセプトで日々Munekawaの製品を製作しています。 Munekawaのシューホーンキーリング“Grid”は、そんな革小物の魅力を約10gの小さな形に収めたアイテム。シンプルな形のキーホルダーですが、それだけには収まらない「革小物の良さ」が溢れているところが、ロングセラーのアイテムとして長年愛されている理由なのだと思います。 これまでも、ブログでは何度かGridについてご紹介してきましたが、本日のブログではそんなMunekawaのシューホーンキーリング Gridについて改めて触れていきたいと思います。 ▶︎ シューホーンキーリング“Grid”の商品ページはこちら レザーキーリング Gridとは? 特別な装飾はないシンプルなレザーキーリング Gridは曲線のシンプルなデザインが特徴のレザーキーリングです。家や職場、自転車の鍵など、一般的な大きさの鍵を5〜7本取り付けられます。 サイズは縦10.2cm、横4.4cm、厚さ0.8cm。重さは約10gほどで、手ぶらの日でもかさばらず、仕事やプライベートなどシーンや服装を選ばず持ち歩きやすいサイズ感です。 キーホルダーはポケットに入れて持ち歩くことも多いため、微細な傷がつき革のエイジング(経年変化)も進みやすいのが特徴。何気ないアイテムですが、日常のふとした瞬間に「革の色艶がずいぶん変わってきているな」と変化の様子を楽しみながら使える、本革らしい革小物です。 携帯用の靴べらとしても使えます Gridのもうひとつの大きな特徴、それが「靴べらとしても使える」というところ。 靴を履く時、無理にかかとを押し込んだり、つま先をトントンとするような履き方をすると、靴は早く傷んでしまいます。靴べらを使うと、履きやすいだけでなく、靴の寿命を守ることにもつながります。 しかし、「靴を履く時に靴べらを使う習慣がない」という人は実は意外に多いようです。外で靴を脱ぎ履きする機会があっても、靴べらが用意されている機会はあまりないので、仕方がないかもしれませんね。 Gridのように、携帯用の靴べらを持っておけば、靴を履く時に靴べらを自然に使う習慣がつきやすく、お気に入りの靴を長持ちさせることにつながります。 普段、靴を履く時にちょっとしたストレスを感じている人や、履きづらさを感じている人はぜひ試してみてくださいね。 ▶︎ シューホーンキーリング“Grid”の商品ページはこちら 硬い芯材を入れない。だから使いやすく、軽い 一般的なシューホーンキーホルダーは革製ではない硬い素材や、本革製品であっても芯材としてメタルプレートなどを入れているものが多いのではないでしょうか。 一方、MunekawaのGridは、こうしたメタルプレートなどを芯材に使用せず、革を芯材に使用しています。つまり「本体部分は革だけでできている」ということになります。 「芯材に硬い素材を使わなくて強度は大丈夫なの?」「靴べらとして使って大丈夫?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。 革はもともと強度に優れ、しなやかな素材です。靴べらとして使うには十分な強度を保ちながら、徐々にしなやかさを増すので、硬い素材のように折れてしまうこともなく、むしろ使い続けるうちにかかとにフィットしやすくなっていきます。...

即完必至!L字ファスナー財布"Cram"のHorweenコードバン「バーボン」を限定3個で再販します

即完必至!L字ファスナー財布"Cram"のHorweenコードバン「バーボン」を限定3個で再販します

前回、大変なご好評につき即完売となったHorween社のシェルコードバン「バーボン」を使用した、L字ファスナー財布「Cram」を限定3個で製作しました。2026年7月15日(水)に販売開始します。 前回は5月に販売し、17分で完売した大変人気のある限定タイプです。再販売を希望される声が非常に多く、今回あらためて3個のみ製作しました。 コードバンならではの艶やかさと、バーボンカラーの明るく深みのある表情。そして、Cramらしいコンパクトで使いやすい形が合わさった、特別感のあるミニ財布に仕上がっています。 前回ご購入が叶わなかった方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。 ▶︎商品ページはこちら Horween社シェルコードバンの「バーボン」 使用している革は、アメリカのタンナー「Horween(ホーウィン)社」のシェルコードバンです。 コードバンは、緻密な繊維によるなめらかな質感と、奥行きのある艶が魅力の革です。Horween社のコードバンは、しっかりとした張りがありながら、オイルを含んだ独特の手触りも感じられます。 その中でも「バーボン」は、名前の通り、バーボンウイスキーを思わせるような明るいブラウンが特徴です。明るさの中に深みがあり、コードバンらしい艶と合わさることで、味わいのある雰囲気に仕上がっています。 新品の状態でも表情が豊かで、使い込むほどに艶や色の深まりを楽しめるカラーです。 内側はブッテーロのキャメルを使用 外側のバーボンに合わせ、内側にはイタリア産ブッテーロのキャメルを使用しています。 ブッテーロは、Munekawaでもほどよい張りと発色の良さが特徴の植物タンニン鞣し革です。キャメルの明るくあたたかな色味は、バーボンのウッドっぽい雰囲気とよく馴染みます。 外側のコードバンは艶やかに、内側のブッテーロは自然な革らしさを感じられる組み合わせです。財布を開いたときにも、派手さではなく、素材同士の相性の良さが伝わる仕上がりになっています。 ファスナーのカラーも、今回はコードバンの色味に合わせて特別に選んでいます。細かな部分まで全体の雰囲気を揃えることで、限定品らしい一体感を持たせました。 L字ファスナー財布 Cramって何?という方へ Cramは、L字ファスナータイプのコンパクトな財布です。 ファスナーを開くと中身が見渡しやすく、紙幣・小銭・カードへ自然にアクセスできます。コンパクトな財布を探している方はもちろん、普段の荷物を少なくしたい方にも使いやすい形です。 ファスナーには、YKKの高品質ライン「EXCELLA(エクセラ)」を使用しています。 ▶︎関連記事:L字ファスナー財布は使いにくい?Munekawaの「Cram」が使いやすい理由▶︎L字ファスナー財布 Cramシリーズ一覧はこちら 前回は17分で完売!限定3個のためお早めに Horween社シェルコードバンのバーボンを使ったCram。前回は販売開始からわずか17分で完売となりました。その人気ぶりに私たちも改めて実感するとともに、再販を希望される声にお応えして、今回あらためて製作しました。 製作数は限定3個のみです。数に限りはありますが、素材の魅力がしっかり伝わるよう、ひとつひとつ丁寧に仕上げています。 早々の完売が予想されますので、気になる方はぜひお早めにご検討ください。 項目 詳細 カラー バーボン×キャメル...

ご要望にお応えして。L字ファスナー財布”Cram” TW&Sブライドルのバイカラー数量限定で販売します

ご要望にお応えして。L字ファスナー財布”Cram” TW&Sブライドルのバイカラー数量限定で販売します

イギリス「Thomas Ware&Sons」のブライドルレザーを使用したL字ファスナー財布「Cram」のバイカラータイプを数量限定で製作しました。2026年7月8日(水)に販売開始します。 今回ご用意したのは「ネイビー×タン」と「グリーン×ヘーゼル」の2種類です。 以前販売した際にも好評をいただき、再入荷を希望される声が多かった2色。ご要望にお応えして、あらためて製作しました。 ブライドルレザーらしい堅牢な質感と2色のブライドルレザーのコントラスト。そして、コンパクトながら紙幣・小銭・カードをきちんと収められる容量。 機能的ながら、ブリティッシュな雰囲気を感じるミニ財布に仕上がりました。前回ご購入が叶わなかった方は、ぜひこの機会をお見逃しなく! ▶︎商品ページはこちら TW&Sのブライドルレザーを使った限定タイプのCram 使用している革は、イギリス・ブリストルの老舗タンナー「THOMAS WARE & SONS(トーマスウェア&サンズ)」のブライドルレザー。Munekawaではお馴染みの革です。 職人が、1枚ずつ表と裏にワックスを塗り込み、10週間以上かけてロウを革に染み込ませて作る革は、非常に手間がかかっていますが、その分ハリとコシがあり、見事な質感に仕上げられています。 「高級」「重厚」というイメージで語られがちなブライドルレザーですが、Cramのコンパクトな形に合わせることで、重厚になりすぎず、普段使いしやすい印象に仕上げています。 L字ファスナー財布 Cramって何?という方へ Cramは、L字ファスナータイプのコンパクトな財布です。 小さな財布でありながら、紙幣・小銭・カードにアクセスしやすいMunekawa独自の構造も特徴です。財布の向きを大きく変えずに中身を確認できるため、会計時の動作もスムーズです。 ファスナーには、YKKの高品質ライン「EXCELLA(エクセラ)」を使用しています。金具部分まで丁寧に磨かれたファスナーで、ブライドルレザーの上品な雰囲気ともよく合います。 ▶︎関連記事:L字ファスナー財布は使いにくい?Munekawaの「Cram」が使いやすい理由▶︎L字ファスナー財布 Cramシリーズ一覧はこちら ネイビー×タン、グリーン×ヘーゼルの2色展開 今回製作したのは、2タイプのバイカラー。内側と外側で異なる革色のブライドルレザーを合わせています。 ネイビー×タン 外側にネイビー、内側にタンを組み合わせたカラーです。 ネイビーはブライドルレザーの中でも人気のカラー。黒に近いような濃い青で、ブライドルレザーの特徴である「ブルーム(革に塗り込んだワックスが表面に浮き出て固化したもの)」がよく映えます。 内側に使用している「タン」は黄色がかった明るい茶色とでもいうような、いかにも革らしい色。ネイビーとのコントラストが鮮やかです。 派手になりすぎず落ち着いた印象で、まさに「大人のミニ財布」という雰囲気。 仕事用のお財布としてもおすすめのカラーです。 グリーン×ヘーゼル...

数量限定。ブライドルレザー、コードバン、リザードで作るミニキーケース「Pivot」のご紹介

数量限定。ブライドルレザー、コードバン、リザードで作るミニキーケース「Pivot」のご紹介

ブライドルレザー、コードバン、リザードを使用したコンパクトなミニキーケース「Pivot」の限定タイプを数量限定で販売します。 小さなキーケースながら、それぞれの革の質感や色の表情が感じられる、個性的で存在感あふれる一品に仕上がりました。 本日のブログでは限定バージョンのPivotについてご紹介します。 ▶︎ミニキーケース”Pivot”の商品ページはこちら ミニキーケース”Pivot”の特徴 “Pivot”は、かさ張りがちな鍵を極限までコンパクトに持てるように考えたレザーキーケースです。 サイズは縦7.3cm×横3.5cm。 鍵の形状に沿わせるように作ることで、ここまでのコンパクトなサイズ感を実現しています。 手のひらに収まるサイズ感で、持ち運びのストレスを極力無くしたキーケース。最小限の荷物で、鍵を必要な本数だけすっきり持ちたい方におすすめのアイテムです。 ▶︎ミニキーケース”Pivot”の商品ページはこちら ブライドル、コードバン、リザードの3種類をご用意 今回の限定タイプは、製作時に出た革の端切れを使用して作りました。大きな製品には使いにくいサイズの革でも、ミニキーケースであれば活かすことができます。 端材を使用して製作していますので、各タイプ販売個数が異なります。なくなり次第販売終了となりますので、気になるタイプがあればお早めにご検討ください。 ブライドルレザー(ブラック/グリーン/ワイン 各色2点ずつ) ブライドルレザータイプはイギリス・ブリストルの名門タンナー「Thomas Ware&Sons」のブライドルレザーを使用しています。 昔ながらの製法で作られるブライドルレザー。Pivotのような小さいサイズでもブルームが感じられます。 コードバン(ブラック/バーガンディ 各色2点ずつ) コードバンはアメリカ「ホーウィン社」のシェルコードバンを使った2色をご用意。 ホーウィンシェルコードバンは、コードバンの中でも最高級品質の革素材。小さなキーケースでも、光の当たり方によって表情が変わり、上品な存在感があります。 リザード(ブラック/ブラウン/キャメル/グレー/ライトブルー 各色1点ずつ) ワニ革、ヘビ革などの「エキゾチックレザー」の中でも、特に人気素材として知られるリザード。細やかな模様は、小さくてもしっかりリザードの存在感を感じさせてくれます。 カラーはブラック、ブラウン、キャメル、グレー、ライトブルーの5色をご用意しています。 リザードのみ、コバは顔料で仕上げています。革の表情とあわせて、端の仕上がりもすっきりと見えるよう仕上げました。 鍵が少ない方に向けた専用金具も新たにご用意しました 以前からご要望があり、鍵の本数が少ない方用の短い金具も新たにご用意しました。 通常付属している金具は、約5本の鍵を付けられる仕様ですが「鍵が1〜2本だと長さが余って余白が余ってしまう」というご意見をいただいていました。...

カードと紙幣をコンパクトに、使いやすく。IDポケット付き財布“Reveal”はどんな人におすすめ?

カードと紙幣をコンパクトに、使いやすく。IDポケット付き財布“Reveal”はどんな人におすすめ?

先日、販売を開始した新作の革財布、IDポケット付き二つ折り財布“Reveal”。 販売開始以来、多くの方に関心を持っていただいています。 一方で、一般的な財布の形とは少し違うため、まだまだ「どんな財布なんだろう?」という疑問を感じている方も多いのではないかと思います。 今回は、製品の特徴を踏まえながら「どんな方におすすめか」いう視点でRevealをご紹介します。 ▶︎“Reveal”の商品ページはこちら カードとお札をコンパクトに、使いやすく 最大の特徴は身分証をサッと提示できるIDカード窓 “Reveal”は小銭入れをなくし「カードとお札をコンパクトに、使いやすく」を考えたお財布です。 最大の特徴は免許証や社員証などを提示しやすくするIDカード窓。 日本ではまだそれほど機会は多くありませんが、海外では身分証明書を提示する機会が多く「サッとIDチェックができる」財布やカードケースが重宝されています。 「手軽にIDを提示できる財布って意外と日本にはないんですよね」 百貨店催事に出店していたとき、販売員の方と交わした何気ない会話が、Reveal誕生のヒントになっています。 日本でも首からぶら下げるタイプのIDカードホルダーが人気ですが、職種などの都合上「首からぶら下げるタイプはちょっと使いづらい」という方もいます。 「IDカードを提示しやすい二つ折り財布を作ってみたら面白いのではないか」と考えたのをきっかけに、Revealの製作が始まりました。 「持ち運びしやすい」にこだわった形 MunekawaはL字ファスナー財布 Cramや二つ折りミニ財布 Enfold Coinなど、コンパクトなミニ財布を製作してきました。 そのノウハウを活かし「お札とカードに特化したミニ財布を作る」というのも、Revealのもう一つのポイントでした。 カードは7枚、お札は最大25枚収納できる収納量を持ちながら、厚みを抑えられるよう0.01ミリ単位の革の厚みの調整を行なって製作しています。 シャツやジャケット、パンツのポケットに入れてもかさばりにくく、持ち歩きにストレスを感じにくいサイズ感。 カードや紙幣の取り出しやすさやIDカードの提示のしやすさは、こうしたサイズ感があって初めて活きてきます。 「コンパクトにカードや紙幣を取り扱いたい」「仕事の時、スリムに身につけておける財布が欲しい」こんな方にもRevealはおすすめのアイテムです。 ▶︎“Reveal”の商品ページはこちら Revealはどんな人におすすめ? ここからは、もう少し掘り下げて「Revealが合う人・合いにくい人」について考えていきましょう。ご自身のライフスタイルと照らし合わせて参考にしてみてください。 キャッシュレス決済が中心の人 まずは、普段の支払いをクレジットカード、電子マネー、QR決済などで済ませることが多い方です。 Revealはカードを約7枚、お札を最大約25枚まで収納できます。普段使うカードを絞って持ち歩く方なら、日常の外出に必要な量を収められます。必要なときに用意しておきたい現金としても、十分な量の紙幣を入れておけます。...

廃番レザー「クラシコバッファロー」の限定3アイテム|CramとCarriage+Undoセット

廃番レザー「クラシコバッファロー」の限定3アイテム|CramとCarriage+Undoセット

約10年前に廃番となった革「クラシコバッファロー」を使い、数量限定アイテムを製作します。 今回製作するアイテムはこちらです。 L字ファスナー財布「Cram」3個 二つ折り財布「Carriage」と小銭入れ「Undo」のセット 5セット(セット販売のみ) クラシコバッファローは、水牛の皮で作る独特のシボ(表面の凹凸)が特徴的な革素材。製造元のタンナー(皮革業者)が廃業されたため、もう入手することはできなくなってしまいました。 今回はMunekawaで少量保管していたデッドストックの革を使用して製作しました。いずれも現品限り、数量限定での販売となります。 クラシコバッファローは、しっとりとした手触りと、不均一に入ったシボが特徴。落ち着いた色味の中に、ワイルドさと上品さの両方を感じられる革です。 Munekawa代表の宗川もおすすめの上質な革です。ご興味のある方はお早めにチェックしてみてください! ▶︎L字ファスナー財布 “Cram”/クラシコバッファロー商品ページ ▶︎薄型二つ折り財布“Carriage”&薄型小銭入れ“Undo”/クラシコバッファロー商品ページ 廃番となった「クラシコバッファロー」ってどんな革? クラシコバッファローは、植物タンニンなめし製法で作られるシュリンクレザーです。 植物タンニンなめしとは、植物を原料とする「タンニン」というなめし剤を使って革をなめす製法。 伝統的な革の製造方法で、革本来の風合いを活かした自然な仕上がりと、使うほどに色やツヤ、形が変化する「エイジング(経年変化)」が特徴です。 クラシコバッファローは、さらに熱や薬剤などで加工を加え、表面を収縮させて作る微細なシワがあります。これを「シュリンクレザー」といいます。 シボの入り方は均一ではなく、場所によって表情が少しずつ異なります。その不均一さが、革らしい力強さを感じさせる一方で、色味は落ち着いていて、上品な印象もあります。 手に取ると、しっとりとした質感があり、植物タンニンなめしの革らしく、使うほどに手になじみ、表情の変化も楽しめる革です。 先述の通り、クラシコバッファローは革を製造しているタンナーが廃業となってしまったため、残念ながらもう入手することはできません。 しかし、手触りや風合いはとても素晴らしい一品。 Munekawa代表の宗川が惚れ込んで入荷したおすすめの革です。今回は、わずかに保管していたデッドストックのクラシコバッファローを用いて、素材の雰囲気が活きる3アイテムを製作します。 L字ファスナー財布「Cram」 L字ファスナー財布「Cram」は、紙幣・小銭・カードをコンパクトにまとめられるミニ財布です。 L字にファスナーを開くと、中身をひと目で見渡せます。紙幣を小銭入れの下に通すU字構造により、紙幣がファスナーに挟まりにくく、出し入れしやすいように設計されています。 クラシコバッファローで製作するCramは、機能的なミニ財布の使い心地はそのままに、いかにも革らしいクラシカルな佇まいとのコントラストが魅力的な一品。シボの表情が一つひとつ異なるため、同じ形でもそれぞれに個性のある仕上がりになります。 こちらは3個の限定販売となります。少量にはなりますが気になる方はぜひチェックしてみてください。 二つ折り財布「Carriage」と小銭入れ「Undo」のセット もう一つのアイテムは、薄型二つ折り財布「Carriage」と薄型小銭入れ「Undo」。札入れと小銭入れのセットアイテムです。 薄型二つ折り財布「Carriage」...

父の日プレゼントに長く使える革小物を。2026年Munekawaのおすすめギフト4選

父の日プレゼントに長く使える革小物を。2026年Munekawaのおすすめギフト4選

もうすぐ父の日。日頃の感謝を込めて、お父さんに何か贈り物を、とお考えの方も多いのではないでしょうか。 食べ物やお酒のようにその場で楽しめる贈り物も素敵ですが「せっかくなら長く使ってもらえるものを贈りたい」という方には、革小物はいかがでしょうか? Munekawaでも、「プレゼントに革小物を贈りたい」という方が毎年多くご来店くださいます。そこで、今回は2026年の父の日におすすめのMunekawaのアイテムをご紹介します。 「母の日・父の日に贈る革小物ギフト特集」とあわせて、プレゼント選びの参考にぜひご覧ください。 革小物の贈り物は「毎日使える品」を選ぼう プレゼントで何より大切なのは、贈る側の気持ちが伝わることですが、革小物を贈る際は、受け取った方が自然に毎日の暮らしで使える実用的なものがおすすめです。 革小物は、使うほどに手に馴染み、革の色やツヤ、形も少しずつ変化していきます。 こうした革のエイジング(経年変化)によって、同じ製品でも使う人だけの風合いに育っていくのが本革の魅力です。長く使い続けるほど愛着が増し、気づけば手放しがたい一品になっていきます。 父の日におすすめ。Munekawaの革小物4選 1.コインケース「Grip」 コインケース「Grip」は、ラグビーボールのような丸みのある形が特徴のコインケースです。手に収まりやすく、握るほどに革が馴染んでいく感覚を楽しめます。 ファスナーを開けると口が自然に広がるため、中身を確認しやすいのも使いやすいポイントです。立体的な構造なので、小銭だけでなく、鍵、薬、イヤホン、アクセサリーなども収納できます。 お使いの財布と組み合わせて使ったり、小物入れとして使ったり。気軽に暮らしに追加しやすいアイテムなので、贈り物としても選びやすい一品です。 ▶︎マルチケース"Grip"の商品ページはこちら ▼関連記事 コインケース"Grip"を数量限定で製作しました。"握って"育てる気軽さが魅力のレザーコインケースです。 2.レザーベルト「Brass」 ベルトは、父の日のプレゼントとして選びやすい定番アイテム。仕事でも休日でも使えるシンプルなデザインのものを選んでおくと、長く重宝します。 レザーベルト「Brass」は、革と真鍮の素材感を楽しめるベルトです。素材の風合いを活かすためシンプルなデザインに仕上げており、ビジネススタイルにもカジュアルな服装にも合わせやすい一本です。 バックルに使用している真鍮は、革と同じようにエイジングを楽しめる素材です。使い始めの明るい色味から、時間とともに落ち着いた表情へ変わっていきます。 Brassは革をカットして長さを調節できる仕様です。あらかじめサイズをお伝えいただければカットしてお送りいたします。また、ご自身でカットする場合は、カットに必要な器具と説明書を同梱してお送りします。 もちろん、大阪・大国町にあるMunekawa直営店にお越しいただければサイズを測った上でカットいたします。サイズを確認したい場合は、贈る方とご一緒にご来店いただくのもおすすめです。 ▶︎レザーベルト"Brass"マレンマの商品ページはこちら ▶︎レザーベルト"Brass"ブライドルレザーの商品ページはこちら ▼関連記事特集ページ「Leather Belt”Brass”革と真鍮 素材を楽しむレザーベルト」 3.シューホーンキーリング「Grid」 メインのギフトに添える、ちょっとした革小物をお探しの方には、シューホーンキーリング「Grid」がおすすめです。 Gridは、靴べらとしても使えるレザーキーリングです。バッグやポケットから取り出しやすく、外出先で靴を履くときにさっと使えます。...

10個限定・完全受注生産。L字シルバーファスナー財布Cram左きき&両面スリーブタイプを製作します。

10個限定・完全受注生産。L字シルバーファスナー財布Cram左きき&両面スリーブタイプを製作します。

通常のCramとはまた違った印象でご好評いただいているシルバーファスナータイプのL字ファスナー財布Cramの「両側スリーブタイプ」と「左利きタイプ」を数量限定で製作します。 「左利きタイプ」は、左利きの方にも使いやすく、内側を左右反転させたタイプ。「両側スリーブタイプ」は、左右のカード入れを両方ともカードスリーブにしたタイプです。 どちらも「より多くの人にCramの便利さを実感してもらいたい」という想いで製作しているCramの発展型タイプです。今回はこちらの2タイプをYKKエクセラのシルバーファスナーを使用して製作します。 完全受注生産で、6月15日(月)10:00までご予約を受け付けています。2タイプを合わせて10個限定での製作・予約販売となります。ご興味ある方はお早めにご検討ください! ▶︎L字シルバーファスナー財布 “Cram”の商品ページはこちら L字シルバーファスナー財布「Cram」とは そもそもCramってどんな財布? Cramは、紙幣・小銭・カードをコンパクトにまとめられる、Munekawaで一番人気のミニ財布です。 小銭入れの下に紙幣をくぐらせる構造で「小さいのに収納力があって出し入れしやすい」ミニ財布として、ご好評いただいています。手に取ると「想像より小さくて軽い」と驚かれる方も少なくありません。 ファスナーをシルバーに変えたシルバーファスナータイプ 通常はゴールドのファスナーを使用しているCramですが、ファスナーをシルバーに変更したものが、L字シルバーファスナー財布 Cramです。 ファスナーがシルバーになっただけで、その印象は大きく変わります。ゴールドがどこかクラシカルで暖かい印象だとすれば、シルバーはシックな印象。ビジネス用の財布として、スーツにも合わせやすい佇まいです。 ファスナーは世界的シェアを誇るYKKの最上級モデルである「EXCELLA」のダブルを使用しています。高級感と重厚感、そして、エレメント一つひとつを研磨することで実現する滑らかな滑り心地が特徴です。 カラーはシルバーファスナーが映えるブラック1色で製作します。 ▶︎L字シルバーファスナー財布 “Cram”の商品ページはこちら 今回製作する「左利きタイプ」と「両側スリーブタイプ」 そんなシルバーファスナータイプですが、今回製作するのは構造の異なる2つのタイプです。左利きの方でも使いやすいよう、内側の構造を左右反転させた「左利きタイプ」と、左右両側をカードスリーブにした「両側スリーブタイプ」。それぞれの特徴を見ていきましょう。 左きき用Cram 一般的な財布は、ファスナーの引き手の位置や開く向き、カードポケットの配置などが、右ききの方にとって扱いやすいように設計されていることが多いものです。 左きき用Cramは、その構造を左右反転させ、左ききの方の自然な手の動きに沿うように仕立てた仕様です。利き手である左手でファスナーを引き、そのまま紙幣やカードへ指を伸ばせるので、これまで「少し使いにくい」と感じていた小さな所作が、すっと手になじみます。 毎日くり返す動作だからこそ、わずかな違和感を取り去るだけで使い心地は大きく変わります。紙幣を折らずに収めるU字構造や、手のひらに収まるコンパクトなサイズ感といったCram本来の魅力はそのままに、左利き仕様へと仕立てました。 両側スリーブCram 両側スリーブCramは、定番のCramを改良した「Cram sleeve」をベースにした、カード収納を強化したタイプです。 中央に小銭入れを配し、左右両側をカードをまとめて入れられるカードスリーブ仕様にすることで、それぞれ最大5枚ずつ、合わせて10枚程度のカードをまとめて差し込めます。 スリーブは奥までカードが収まるよう設計されており、必要な一枚を指先でさっと引き出せるのも使いやすい点です。キャッシュレスが中心で、持ち歩くカードがやや多めの方におすすめです。 10個限定の受注製作。名入れ刻印も受付しています。...

定番を育てる小さな改良。Munekawaの製品が少しずつ変わる理由

定番を育てる小さな改良。Munekawaの製品が少しずつ変わる理由

Munekawaは、大阪・大国町で20年以上にわたって本革の革小物、革製品を製作し続けています。 中には、20年以上にわたって愛用され、選ばれ続けている製品もあります。 しかし、そうした20年以上販売している製品であっても、まったく同じ形で販売を続けているわけではありません。 店頭で聞いた使い心地への声や製作の中で気づいた改善点をもとに、革の厚みや縫製の位置、パーツの形状、収納したときの収まり方といった、使う人には気づきにくい部分を少しずつ調整しています。 今回のブログでは、Munekawaの製品に少しずつ改良が加わる理由についてご紹介します。 Munekawaならではの製品改良のきっかけ 「作り手の視点」と「使い手の視点」 Munekawaの製作スタッフは、自分たちが作った製品を日々の暮らしの中で実際に使っています。 仕事として製作している時には「これが一番使いやすい形だ」と思っていたものでも、自分自身で何年も使い続けていると、見え方が少しずつ変わってきます。 毎日ポケットから出し入れするうちに気になる角の当たり方や、通勤で肩にかけ続けたときのベルトの収まりなど、作業台の上では気づかなかったことが生活の中ではじめて見えてくるのです。 作り手としての視点では「この構造が最も合理的だ」と確信していたことが、使い手としての視点を重ねることで「もう少しこうした方が、日々の動作に馴染む」という気づきに変わる。その繰り返しが、Munekawaの改良の出発点になっています。 製品を作る人と使う人が同じだからこそ、図面や仕様書だけでは拾えない感覚的な部分にまで手が届く。それは、小さな工房で作り続けているMunekawaならではの強みだと考えています。 ▶︎関連記事「ムネカワスタッフのおすすめアイテム 製作スタッフと代表・宗川が愛用しているムネカワ製品をご紹介します。」 使う人の声が、改良のきっかけになる Munekawaは代表の宗川を含めた6人で製品の企画・製作・販売はもちろん、直営店での接客、ウェブサイトやSNSの管理・運用すべてをおこなっています。 すべてを少人数でおこなっているからこそできる、Munekawaならではのもうひとつの特徴が「お客様の声を製品作りに反映できる」という点です。 「長く使ううちに、この部分が気になってきた」 「収納量は足りているけれど、出し入れをもっとスムーズにしたい」 直営店や百貨店の催事会場、時にはSNSやYoutubeのコメントでいただくこうした声は、製品を見直す大切なきっかけになります。 そして、そうした声を聞いているのが作り手本人だからこそ、ひとつひとつの意見を共有し、次の製作に反映しやすい。その身軽さこそが、Munekawaのものづくりの特徴のひとつです。 ▶︎関連記事「 Munekawa’s Craftsmanship – Munekawaが 製作で大切にしていること」 製品改良のあゆみ ここからは、具体的にMunekawaで現在販売している製品の改良のあゆみについて少しご紹介します。 薄型二つ折り財布「Carriage」 薄型二つ折り財布「Carriage」は、Munekawaで長く作り続けている定番のひとつ。マネークリップをイメージしたシンプルな形状の財布で、紙幣とカードに対応しています。...

過去のブログはこちらから