昨年末より、薄型小銭入れ「Undo」の定番カラーにグリーンが加わりました。

以前は定番色で、しばらくは定番のライナップから外れていたグリーンですが、お客様のお声も多く、今回の製作から新たに定番色として復活しました。
この記事では、コインケースUndoとグリーンのブッテーロの魅力についてご紹介します。
20年以上続くロングセラー「Undo」とは
Undoは、Munekawaで20年以上作り続けている薄型のコインケースです。
手のひらにすっぽり収まるコンパクトなサイズ。20〜30枚ほどの小銭を収納できます。

使い込むほど革が馴染み、厚さは約7mmまで薄くなり、ジャケットの内ポケットやパンツのポケットに入れても、シルエットを崩しません。重さも約20gと軽く、携帯するストレスが少ないのが人気のポイントです。
使い方のコツ
Undoは、人差し指で口元を少し持ち上げながら開けると、小銭がこぼれにくくなります。慣れるまでは少しコツが要りますが、一度覚えてしまえば片手でさっと取り出せるようになります。

また、小さなマルチポケットがついていますので、お札を1枚忍ばせておけるのも便利なポイントです。キャッシュレス決済が中心の方でも、駐車場や自動販売機など現金しか使えない場面で助かります。
自分の使い方に合わせて育つ
使い始めは革にハリがあり、「これに本当に小銭が入るのかな」と感じる方もいらっしゃいます。ですが、使い込むうちに革が柔らかくなり、収納量も増えていきます。

Undoの未使用のものと使用したものの比較(どちらもカラーはブルーです)
使い込むほど革が馴染み、厚さは約7mmまで薄くなります。
普段10枚程度しか持ち歩かない方と、30枚近く入れる方とでは、同じUndoでも馴染み方が変わってきます。自分の使い方に合った形に育っていく。それがUndoの面白さのひとつです。
ブッテーロのグリーンの魅力
Undoに使用しているのは、イタリア・ワルピエ社のブッテーロ。Munekawaでは定番で使用している植物タンニンなめし牛革です。

ブッテーロの特徴は、透明感のある染色にあります。革の表面を厚く塗りつぶすのではなく、革本来の表情がそのまま見える仕上げです。
そのため、トラ(しわ模様)や血筋といった天然素材ならではの個性が現れることがあり、こうした革の表情が楽しめるのもブッテーロの特徴といえるでしょう。
また、豊かなエイジング(経年変化)もブッテーロの魅力のひとつ。使い込むほど艶が増し、深みのある色合いへと変化していきます。
Munekawaで使用しているブッテーロは、革の繊維に高温・高圧でプレスを加えるオリジナル加工を行っています。
こうすることで、革の密度が高まり強度が上がるだけでなく、元々マットな質感であるブッテーロに自然な光沢が出て、上品な高級感をプラスすることができます。
グリーンの復活
今回定番に加わったグリーン。
以前は定番色として製作をしていましたが、Munekawaは少人数で製作しているため生産数に限りがあり、一時期ラインナップから外れていました。
しかし、お客様から「またグリーンを作ってほしい」という声をいただくことが多く、昨年末より定番色として復活しました。

ブラック、ブルー、キャメルに比べると、グリーンは落ち着いた印象を持ちながらも、ちょうどいい個性を持つ色です。ビジネスシーンでも浮かず、カジュアルな場面では装いのアクセントにもなります。
グリーンは経年変化が特にわかりやすい色でもあります。
未使用のときは少し明るめの緑ですが、使い込むうちに深みが増し、落ち着いた色合いへと変わっていきます。革を育てる楽しみを味わいたい方には、変化の過程を実感しやすい色といえます。

未使用のものと約3年半使用したブッテーロのグリーン。(製品はICカードケース Tuck)
使い続けるうちに艶のある濃く深い緑に変化しているのがわかります。
「いつものブラックとは違うものを持ちたい」「でも派手すぎるのは避けたい」。そんな方にとって、グリーンは良い選択肢になるかもしれません。
財布との組み合わせ
最近は、カードと紙幣だけを収納する小銭入れのない財布を選ぶ方が増えています。キャッシュレス決済が普及し、小銭を使う機会が減ったことが背景にあります。
小銭入れがない分、財布は薄くコンパクトになります。ポケットに入れてもかさばらず、スマートに持ち歩けるのが利点です。

とはいえ、駐車場や自動販売機など、現金しか使えない場面はまだあります。そんなときのために、コンパクトなコインケースを別に持っておくと安心です。財布とコインケースを分けることで、それぞれを薄く保てるというメリットもあります。
色の組み合わせを楽しむ
Undoのグリーンが定番になったことで、財布とコインケースの色の組み合わせの幅が広がりました。

同じグリーンで揃えれば、統一感のある落ち着いた印象に。財布はブラック、コインケースはグリーンというように異なる色を選べば、使い分ける楽しみが生まれます。
財布を開くたびに、お気に入りの革小物が目に入る。そんな小さな満足感も、日常を少し豊かにしてくれます。
長く使うための工夫
Munekawaの製品は長く使っていただくことを前提に作っています。そのための工夫や取り組みについてご紹介します。
ホックの無料交換
ホックボタンは毎日開閉するため、長く使っているとどうしても劣化は避けられません。そのため、ホックボタンの交換は何年使用したものでも、何度でも無料で交換いたします。
配送でのご依頼の場合は、往復の送料のみご負担ください。お預かりから1週間ほどでお戻しします。
縫製を入れない作り

糸の擦り切れを防ぐため、現在のUndoは縫製を入れない作りへと改良しています。コインケースは毎日何度も開閉するもの。その負荷に耐えられるよう、細部の仕様も見直し続けています。
▶︎参考記事:Munekawaが「自社生産」を大切にする理由
まとめ
薄型小銭入れ「Undo」は、20年以上の改良を重ねてきたMunekawaの定番コインケースです。

今回、グリーンが定番色に加わったことで、選択肢が広がりました。ブッテーロの透明感ある深緑は、使い込むほどに艶を増し、自分だけの色合いへと変化していきます。
小銭入れなしの財布と組み合わせて、自分らしい持ち物のスタイルを見つけてみてください。