ミニキーケース「Pivot」に、スエード仕様の限定モデルが登場しました。
いつものブッテーロとは異なる、起毛素材ならではの柔らかな手触りと落ち着いた色合いが特徴です。

今回は、Munekawaの製作スタッフ高橋がスエードタイプのPivotを数週間実際に使用してみて感じた、使い心地のレビューをご紹介します。
普段からスムースレザーに触れている作り手の目線で、スエードの使い心地をお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
"Pivot"とは - 手荷物を最小限にするミニキーケース
キャッシュレスの普及に伴い、手荷物をシンプルに、コンパクトにしていきたい、と考える方が増えています。
Pivotはそんな「もっと小さなキーケースが欲しい」というお客様の声をヒントに製作したキーケースです。

できる限り鍵に近い大きさを目指して設計し、手のひらに収まるコンパクトなサイズ(縦7.3cm×横3.5cm、厚さ約1.5cm、重さ約12g)に、一般的な鍵を約5本まで収納できます。

素材は、イタリア・トスカーナ州のオペラ(CONCERIA OPERA SRL)社によるスエードを使用。起毛素材を専門とするタンナーで、革本来の風合いを残しながら特殊な機械で毛足を丁寧に整えた、手触りの良さが特徴です。
「革なのに、革じゃない感覚」
「一番の印象は、"布生地のような感覚"で扱えたところです」
スエードのPivotを数週間使ってみて、スタッフの高橋が最初に感じた印象はスエードの「気軽さ」でした。

「ブッテーロのようなスムースレザーは、なめらかな表面ゆえにキズや水濡れが気になることがあります。しかし、スエードは起毛した柔らかな表面を持つため、キズや汚れ、水、曲がりといった、日常の「革を使う時に気になるポイント」が、ほとんど気にならなかった点が良かったです」
スムースレザーは表面が平滑な分、小さなキズや水跡が目立ちやすい素材です。その点、起毛したスエードは表面の変化が目立ちにくく、日常使いでの気軽さにつながっています。
「『革のようで革じゃない』というような感覚でした。革製品は好きだけど、扱いに少し気を張る……そんなジレンマがある方に、おすすめです」
素材の特性を日々扱う立場だからこそ出てきた実感でしょう。実際に使い続けたうえでの「気を遣わなくていい」という言葉には、説得力があります。
手入れは、ほとんどいらない
スエードのもうひとつの魅力は、手入れの手軽さです。
スムースレザーであれば、定期的にクリームを塗ったり乾拭きをしたりと、コンディションを保つために簡単なケアをするのが望ましいですが、スエードはそうしたケアも基本的に必要ありません。高橋も「手入れはほとんどいらないので、気軽に扱っていただけます」と話しています。

毎日ポケットに入れて持ち歩くキーケースだからこそ、この手軽さは大きなメリットではないでしょうか。
ひとつだけ気にかけるとすれば、濡れた状態で他の素材と密着させると色移りする場合がある点です。雨の日は少し意識していただければ、あとは気兼ねなくお使いいただけます。
いつもと少し違う革を
スエード仕様の「Pivot」は、ただいま販売中。限定商品ですので、在庫がなくなり次第終了となります。

普段のスムースレザーとは違う手触りを楽しんでみたい方。革小物は好きだけど、もう少し気軽に使えるものを探している方。この機会に、いつもと少し違う「Pivot」を手に取ってみてください。
バレンタインデーの贈り物にもおすすめです。