薄型二つ折り財布「Carriage」の、英国の老舗タンナーThomas Ware & Sons(TW&S)社のブライドルレザーバージョンを、数量限定で製作しました。

Munekawaきってのロングセラーとして20年以上製作・販売しているCarriage。
ブライドルレザータイプは、ブッテーロとはまた違うクールな佇まいが印象的です。
今回のブログはブライドルレザータイプのCarriageについてご紹介します。
薄型二つ折り財布Carriageとは?
Carriageは、紙幣とカードに対応した二つ折り財布。
マネークリップをイメージしたデザインで、紙幣をカードスリットに挟み込んで収納するお財布です。

徹底的に無駄を排した構造のため、まとまった枚数の紙幣を薄く持てるのがポイント。
紙幣は20枚〜25枚収納可能です。

カードをまとめて収納できるカードポケットが一つ。
一般的なサイズのカードが10枚〜15枚ほど収納可能です。
Carriageの詳しい使い方や製作のこだわりをMunekawaの代表・宗川がじっくり解説する動画をMunekawaのYoutubeチャンネルで公開しています。
こちらも合わせてご覧になってみてください。
英国伝統の革「ブライドルレザー」とは
使用しているブライドルレザーは、Munekawaではここ数年お馴染みの、英国「Thomas Ware & Sons」のブライドルレザーを使用しています。
150年以上の歴史をもつ老舗タンナーのTW&S。
昔ながらの製法で作られるブライドルレザーは、しっかりとした質感で、ブライドルレザーらしい存在感を感じさせます。

ブライドルレザーは、イギリスで馬具用として作られ、発展してきた革素材。非常に強度が高いことでも知られています。
植物タンニンでじっくりなめされた後、表面にロウ(ブルーム)を染み込ませることで、耐久性を高めています。

使い始めは、革の内部に浸透したブルームが白く浮き出て、ブライドルレザー特有の表情ですが、使い続けることでブルームは落ち着き、光沢が感じられるようになります。
改良を繰り返し、細部にこだわった作り
Carriageは20年以上作り続けてきた製品。
シンプルな形ですが、「よりコンパクトに、より壊れにくくするためにどうすればよいだろう?」と考え続け、細かなアップデートを繰り返してこの形に辿り着きました。
現状に満足することなく、より良い形を模索し続けるMunekawaらしさが溢れた革財布です。

また、負荷のかかりやすい折り返しの部分は三重の返し縫いをして強度を上げるなど、細部への一手間を惜しまず仕上げています。
少人数で製作しているため、数は少数ではありますが、少量生産だからこそ手をかけることを惜しまず、丁寧に作り上げました。
その仕上がりを手に取るときっと感じていただけると思います。
先ほどご紹介した動画ではCarriageの製作におけるこだわりの部分もご紹介していますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
参考:特集ページ「Munekawa’s Craftsmanship」
製品詳細・ご注文方法

Carriage詳細
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商品名:Carriage ブライドルレザータイプ
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サイズ:縦:8.6cm×横:10.3cm×厚さ:1.5cm / 開いた時の横:25cm
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仕様;札入れ×1 / カードポケット×1
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価格:27,500円(税込)
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カラー展開:ブラック・グリーン
※仕様・サイズなどは通常のCarriageと全て同じです。
ご注文方法について
今回は数量が少数のため、オンラインショップの注文ページはご用意していません。ご購入希望の方はメール・お問い合わせフォームからご連絡ください。ご購入までの流れをご案内させていただきます。
また、購入希望の方は下記の事項を明記の上ご連絡ください。
- お名前
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- ラッピングの有無(660円税込・先払い)
その他、製品に関するご質問などもお気軽にお問い合わせください。
メールアドレス: info@munekawa.jp