革のお手入れについてお客様から頂く質問 【5選】をまとめました。参考にしてください。 | munekawa

直営店や百貨店催事で
革のお手入れについてお客様から頂く質問【5選】

革のお手入れは、実はとても簡単。
慣れてくれば、とても楽しい作業工程です。
皆さんに、革製品を日常生活の中でもっと気軽に使っていただきたいと思い、よく質問頂くことをまとめてみました。
今回は、直営店や百貨店に出店させてもらっている中で、私たちがお客様によく頂く質問についてお答えしていきたいと思います。同じことで悩まれている方も多いと思いますので、判断の基準にしてもらえたらと思います。

【1】ハンドクリームって革製品に使えるの?

一般的に、革製品にハンドクリームを使用することはお勧めできません。
含まれている保湿成分が付着すると革を柔らかくし、変質させる可能性があります。
また、ハンドクリームに含まれる油分や成分によって、革の色落ちや汚れが生じる場合もあります。
WEB上で色々と試している方も多いですが、革製品を長持ちさせるためには、革専用のメンテナンス用品を使用することをお勧めします。
意外に身近に革の製品はたくさんあります。財布やバッグだけでなく、家具や洋服などに一部だけ使われていることもよくありますので、革の種類を幅広くカバーできるケアオイルやクリームを一つ持っておくのも良いと思います。

【2】レザーケアの頻度ってどのぐらいですれば良いのか?

使用する頻度や環境、革製品の種類などによって異なりますが、一般的には、月に1回程度が目安とされています。使用頻度が多い場合や、汚れや湿気が多い環境下では、ケアの頻度も増やすことをお勧めします。
また、革製品を長期間保管する場合は、保管前にメンテナンスを行いましょう。
特に革の表面に傷やひび割れが生じた場合は、早めのメンテナンスが重要です。放置すると、革製品の劣化や破損につながるので、注意してください。
レザーケアをする際には、必ず革製品に適したメンテナンス用品を使用することをお勧めしています。
(コードバンやブライドレザー、エキゾチックレザーなどは専用のクリームを使用してください。)

【3】革製品にカビが発生した場合の対処法は?

革製品にカビが発生した場合、カビが生えた部分を乾いた布で軽く拭き取ります。
強くこすりすぎると革を傷める恐れや色の変化が出てしまうことがあるため、優しく行いましょう。
その後、革製品専用のカビ取りクリーナーがありますので、表面にカビ取りスプレーを吹きかけます。
最後に革製品を風通しの良い場所に置き、しっかり乾かします。
湿気があるとカビが再発するため、完全に乾燥させることが重要です。
カビは再発することが多いので、発生するのを防ぐために、革製品を保管する場所や使用環境に注意 することも大切です。湿気の多い場所や直射日光の当たる場所などは避け、風通しの良い場所で保管 するようにしましょう。また、定期的にメンテナンスを行うことで、革製品を清潔に保ちカビを予防 することができます。
カビ取りスプレーは、革に優しい成分で作られていますので、カビを除去する効果や予防する効果が あります。(各社からさまざまなものが販売されていますので、使用前に必ずラベルなどで使用方法 をご確認ください。)

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【4】革製品に防水スプレーはした方が良いのか?

革製品に防水スプレーを使用することは、雨や水濡れから革製品を保護するために有効な方法です。
しかし、すべての革製品に防水スプレーを使用することが適切であるわけではありません。
革製品に防水スプレーを使用する場合、まずは革製品に適した防水スプレーを選ぶことが重要です。
(使用前に必ず製品の取り扱い説明書やラベルを確認し、スプレーの成分が革製品に適しているか どうかを確認してください。)
はじめに、革製品に付着したホコリや汚れを落とし、完全に乾いた状態で防水スプレーを使用しま しょう。防水スプレーを使用する際は、薄く均一に吹きかけることがポイントです。たくさん吹き かけると、革の質感や色合いに影響が出てしまいます。
また、防水スプレーを使用したからといって、完全に水濡れから保護されるわけではありません。 革の表面は防水スプレーである程度、撥水効果を与えることができるかもしれませんが、縫製の 針穴や革のコバから吸水してしますので、強い雨や水濡れには注意が必要です。

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【5】革製品の使い初めのレザーケア(プレケア)って必要ですか?

革製品を初めて使用する前に、レザーケアを行うことをお勧めします。
革は天然素材であり、自然の風化によって劣化することがあります。
素材となる革を作ってから革製品として完成するまでどれだけ時間(期間)がかかっているのか 製品になってからも、どのような状態で保管されているのかによっても状況が変わってきます。 購入した革製品の状態を見極めることは難しいので、使い始める前はレザーケアをすることを お勧めします。
レザーケアをすることで革の保湿性や防水性が向上し、変色やひび割れのリスクを低減すること ができます。また、革製品の美しさを長期間維持することもできます。
革製品の種類によって、異なるレザーケア製品が必要ですので、それぞれに合った適切なケア用品 でレザーケアを行いましょう。

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【まとめ】

  • 1、革製品にはハンドクリームは使わない方が良い。専用のオイルやクリームを使うことが望ましい。
  • 2、月に一度はレザーケアを行う方が良いが、使う環境や状況によって、ケアの頻度を変える。
  • 3、カビが発生した場合専用スプレーで対処し、その後は風通しの良いところで保管し定期的にレザーケアを行う。
  • 4、防水スプレーの使用は、一時的な表面の撥水には効果があるが、防水はできないため、雨や水濡れには注意が必要。
  • 5、購入時の革の状態が判断し難いため、使い始める前にオイルやクリームで革のお手入れを行った方が良い。

日頃からケアをすることで、使う環境によって受けるダメージにも対応しやすくなりますので、革製品を使う上でレザーケアは必ず行った方が、修理を少なく革製品を楽しんで頂くことができます。

Munekawaでもオリジナルのレザーケア用品を販売しております。
革製品と一緒にプレゼントして頂くと、とても喜ばれると思います。
また、ケア用品の収納ボックスとしても使ってもらえるパッケージになっています。
ぜひ一度ご覧ください。

Leather care set -Munekawa Original-

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ケア方法をページや動画で説明しています。こちらも一度ご覧ください。
レザーケアはとても簡単で楽しいですよ。

はじめてでも安心『革製品のお手入れ方法』手順・アイテムは最小限!
簡単レザーケア – Munekawa

以前にお手入れ用品についてまとめた特集ページになります。
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